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コメント(194)

スカイマーク:茨城便運休 商議所関係者、撤回協力を求め来神 /兵庫

http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20100630ddlk28020329000c.html

 茨城県商工会議所連合会の加藤啓進会長ら同県の商議所関係者と同県空港対策課の計11人が29日、神戸市の小柴善博・副市長らを表敬訪問し、スカイマーク(本社・東京)が24日に発表した神戸空港と茨城空港を結ぶ定期便(1日1往復)の今年8月末での運休の撤回を求めて協力を要請した。

 加藤会長らは「平均搭乗率も75%を超えていたのに運休は寝耳に水だった。騒音に悩まされてきた航空自衛隊百里基地が民間便との共用飛行場になり、官民挙げて応援していた矢先だっただけにぜひとも継続したい」と話し、小柴副市長は「神戸市としてもスカイマークに撤回を求めており、今後も協力したい」と応じた。【吉川雄策】

毎日新聞 2010年6月30日 地方版
茨城空港:スカイマーク運休 運航継続回答なし 副知事が社長に面会 /茨城

http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20100701ddlk08020078000c.html

 スカイマーク(本社・東京)が茨城空港に定期就航している神戸便を8月末で運休する決定をした問題で、橋本昌知事は30日の定例会見で、上月良祐副知事が西久保慎一社長と面会し、改めて運休の再考を要請したが、運航継続の前向き回答は得られなかったと明らかにした。上月副知事は航空自衛隊百里基地にも善処を働きかけており、橋本知事は「誠意を尽くせば解決策はある」と引き続き運航継続に向け努力する考えを示した。

 会見によると、上月副知事が西久保社長と面会できたのは運休発表から5日後の6月29日。結果について橋本知事は「(スカイマークが)いろいろ不満に感じているところを聞いてきた」と述べるにとどめた。上月副知事は同日、同基地も訪問し、公共交通機関の役割を認識してもらうよう求めたという。

 スカイマーク側は7月の百里基地航空祭を理由にダイヤ変更を求められたことを運休理由に挙げているが、橋本知事によると、基地側は「共用化1年目なので調整に時間がかかったが、今後はそういうことはないだろう」と県に説明。同社が黒字化に向け1日3便以上の運航を望んでいる点についても「基地としてはウェルカムだ」と話したという。

 一方、7月21日から週3回程度のチャーター便運航を予定していた中国の格安航空会社(LCC)「春秋航空」について、橋本知事は「7月28日から就航する方向で最終調整が進められていると聞いている」と述べた。調整に時間がかかっているとみられる。【鈴木敬子】

毎日新聞 2010年7月1日 地方版
“お気楽”茨城空港に県民の怒り爆発 わずか5カ月スカイマーク撤退
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20100706/dms1007061620020-n2.htm
2010.07.06

 開港わずか5カ月足らずで、国内線唯一の定期便運休が決まった茨城空港の迷走に、県民の怒りが爆発している。その矛先は、撤退を決めたスカイマークエアラインズ(SKY)ではなく、同社にあしらわれっぱなしの茨城県に向けられているという。開港整備費250億円の3分の2を国、残りを茨城県が負担している以上、県民ならずとも先行きが気になる。

 SKYは先月24日、同空港唯一の国内定期便で1日1便運航する神戸線の9月以降の運休を決め、同29日に国土交通省が正式発表した。これで同空港に就航する定期便は茨城−ソウルのアシアナ航空だけとなった。
 運休の理由についてSKYは「(茨城空港を共用する)航空自衛隊から7月25日の『航空祭』当日の運航ダイヤ変更を求められた。空港は空自の管理下で、今後もこうしたことが続くと、増便を計画する際の機材のやりくりなどに大きな影響がある」と説明した。
 たしかに、営業面で明らかに不利といわれる同空港に唯一就航を決めたSKYが、同社と直接利害関係がない空自によってダイヤの変更を強制させられるのは不快だろう。だが、事情をよく知る旅行業界関係者の見立ては若干異なる。

 「同じく自衛隊との共用でSKYも就航している新千歳空港でも、空自は航空祭当日に約1時間のダイヤ変更を要請しますが、トラブルはありません。茨城だけ問題にするのはおかしい。もともとSKYは、茨城に営業所を作らず、整備スタッフも常駐していない。茨城に“骨を埋める”覚悟が感じられなかった」

 同社は過去にも、神戸〜福岡線をわずか2カ月で撤退したことがあるが、運休はあくまでもSKYの営業判断。県民があきれているのは、この非常事態にどこまでもお気楽な茨城県の姿勢だ。
 担当部局の空港対策課は、空港存続の“命綱”である神戸線運休を先月24日の同社ホームページで知り、橋本昌知事も西久保愼一SKY社長と連絡がうまく取れないまま29日の国交省の発表を迎えたという。さらに県民の怒りに油を注いだのが、橋本知事のあからさまなSKY擁護発言だ。

 「橋本知事は会見で、『SKYは航空券を安く提供する努力をしている。この空港(=茨城空港)は機敏な対応をするには向いていないと強く感じたようだ』などと理解を示し、空自を批判しましたが見当外れもいいところ。“腰掛け就航”で、県民の期待をあっさり裏切った同社を批判するべきです。運休を“県vs空自”論争に転嫁させたSKYの思惑通りですね」(近隣自治体職員)

 こうした批判に県空港対策課は、「防衛省とSKYに対し、県には何の決定権もありませんが、SKYには誠意を持って運航再開をお願いする」と低姿勢。SKYは「県と空自が取り決めていたダイヤ変更は事前に一切聞いていなかった。官民共用のスキームが確立しないかぎり、今後も空自の都合で運行が制約されることも分かった。再開のメドは立っていないが、神戸−茨城線は黒字で、“腰掛け”批判はあたらない」(営業推進部)としている。
茨城空港 台湾発の週1往復チャーター便運航 団体客が利用
2010年7月7日 茨城新聞

 復興航空の茨城−台北便が6日、2カ月間のプログラムチャーター便として運航を始めた。同便は午後1時半すぎ、定刻を10分ほど遅れて茨城空港に到着し、ほぼ満員の乗客が降り立った。観光客らは到着ロビーで、県職員らに県内観光地を紹介する台湾向けパンフレットを手渡されて歓迎を受け、各ツアーごとに観光バスに乗り込んで最初の訪問先に向かった。
 同航空の台北便は7、8両月、週に1往復運航する。茨城、または静岡を発着空港とするオープンジョー(開いた顎(あご))と呼ばれる方式の航空券で、すべて4泊5日のパック旅行とセットして台湾のみで販売される。
 台湾の観光客を出迎えた観光バスの運転手は「これから大洗で観光船に乗って、それからバスで東京都内に向かう」と話した。
 出発便には、静岡空港着の便で2日に来日し、県内ほか関東近県を回った観光客が乗り込んだ。
 ツアーに参加した家族連れの女性(34)は「子どもたちはディズニーランドが楽しかったようだ。県内では、阿見のアウトレットで洋服や靴を買えたのでよかった」。娘(5)と旅行した来日5回目の男性(35)は「偕楽園は広くてきれいだった。茨城空港も分かりやすく、コンパクトで良いと思う」と話した。
 同航空は、茨城−台北便の利用が定着すれば、増便や定期化も視野にしているとみられる。
スカイマーク運休国交相が批判

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20100707-OYT8T00280.htm

 前原国土交通相は6日の閣議後の記者会見で、スカイマークが茨城空港の神戸便を9月から運休すると発表したことについて「茨城空港が軍民共用の空港であることは分かっているわけであり、それを理由に運航停止することは極めて疑問を持っている」と述べ、同社の対応を批判した。

 スカイマークは、航空自衛隊百里基地から航空祭(25日)の開催に伴い運航ダイヤを変更するよう要請され、同社の他の便が玉突き的に遅れることなどを運休の理由に挙げている。前原国交相は「地元と防衛省が定時運航に協力するということで、(神戸便発着を)10分や30分程度の違いまで努力してきた」と指摘。その上で「努力の過程にもかかわらず、一方的に運航停止というのは、公共交通機関としての姿勢に極めて疑問を感じる」と述べた。

 また、「防衛省も茨城県も定時運航のため、さらなる努力をしていると伺っている。それをしっかりと受け止めていただきたい」と、スカイマークに運航再開の検討を求めた。

(2010年7月7日 読売新聞)
関空へ5社目の格安航空…台北・シンガポール便

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100705-OYT1T01014.htm

 シンガポールの格安航空会社(LCC)「ジェットスター・アジア航空」の関西空港―シンガポール(台北経由)線が5日、就航した。

 関空―シドニー線などを運航しているジェットスター航空(オーストラリア)のグループ会社で、関空へのLCC進出は5社目。

 1日1便で、エコノミークラスのみ。機内食や飲み物を有料化するなどしてコストを減らし、最も安い運賃は関空―台北往復で約2万円、関空―シンガポール往復で約4万円(いずれも燃油サーチャージなどの諸費用込み)に抑えている。

 5日に限り、台北便往復4000円、シンガポール便往復8000円のチケットを用意。6〜12日も、台北便往復8000円、シンガポール便往復2万8000円で販売するという。

 ジェットスター・アジア航空の片岡優・日本支社長は「関空発の海外旅行をもっと盛り上げていきたい」とあいさつした。

(2010年7月5日21時36分 読売新聞)
「日本便往復4000円」の衝撃
熊野 信一郎(香港支局)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100708/215337/

 日中間の往復航空券が4000円――。
 「“円”ではなく“元”(1元=約13円)の間違いでは?」と思う方もいるだろう。だが紛れもなく「円」である。最近では韓国系LCC(格安航空会社)などの1万円台の国際線航空券も出ているが、さらにケタ違いの価格破壊の波が中国から押し寄せようとしている。

 その主役は上海市に本社を構える中国発のLCC、春秋航空だ。同社はこの6月、茨城空港への就航を発表。7月中に上海浦東国際空港との間でチャーター便を飛ばし、日中両方の航空当局の審査などをクリアしたうえで10月までの「上海〜茨城間」の定期便開設を目指す。
 2005年に営業を始めた春秋航空にとって、茨城線が初の国際便。創業者、王正華董事長は「約半年間の交渉では難局もあったが、安い値段でなるべく多く利用してもらいたいという考え方で、茨城県の橋本(昌)知事と意気投合した。茨城空港を利用する航空会社が少ないのも好都合だった」と話す。
 機材は仏エアバス製の「A320」。全席エコノミークラスの180席のうち30席前後を一定期間以上前の予約などを条件に往復4000円程度とする。それ以外にも、例えば8000円、1万6000円、4万円といった具合に数段階の料金を設定する予定だ。
 茨城空港は航空自衛隊基地との共用で、フライトが時間変更を余儀なくされる問題を抱える。実際、スカイマークはそれを理由に定期便運休を発表するなど波紋を広げている。春秋航空も初フライトの日程を調整している最中だが、王董事長の「どの航空会社よりも安く」という信念は揺るぎない。
 日本ではほとんど知られていない春秋航空だが、中国ではこの数年でLCC最大手としての地位を確固たるものにしている。大手の国営航空会社が市場を独占する中国市場で唯一、民間航空会社を成功に導いた王董事長の経営手法にも注目が集まっている。
 設立は2004年。翌年の上海〜煙台(山東省)線の開設からわずか5年で、約50路線にまでそのネットワークを拡大した。199元(約2600円)や 299元(約3900円)、399元(約5200円)などの割引価格が目玉で、「9並び」の格安チケットは同社の代名詞となっている。
 2009年、中国の大手航空会社は燃料代高騰などの影響で軒並み赤字に転落した。そんな中、春秋航空は2009年に前年比27%増の売上高19.9億元(約259億円)、純利益は前年の6倍以上の1.58億元(約21億円)を記録。同じ民間航空会社が経営不振で次々に姿を消す中、低価格路線で旅行ブームの波を捉えることに成功している。
※ 出張にカップ麺持参でコスト削減

 一体、なぜここまで安くできるのか。王董事長は「この本社を見てもらえれば分かるでしょう」と話す。上海虹橋国際空港のすぐ目の前、春秋航空の本社が入居するのは、お世辞にも豪華とは言えない古びたビル。中国全土に路線を持つ航空会社の本社とは思えない“地味”なたたずまいだ。
 春秋航空が標榜するのは「大衆のための航空会社」。座席はすべてエコノミークラスで、機内食も出なければ機内販売もない。今年1月からは、機内での無料の飲料水の提供を廃止したほどだ。サービスを最低限にとどめる以外にも、あらゆる方法で経費節約に努める。
 例えば、経営層から一般社員に至るまで、移動は原則、地下鉄など公共交通機関を使う。中国では企業の管理職は社用車や自家用車での通勤が一般的だが、春秋航空はトップ自らそのルールを実践する。王董事長も海外出張時、中国から3元(約39円)のカップ麺を持参して食費を節約するという徹底ぶりだ。
 さらに管理者層の収入を低く抑えているのも特徴だ。張秀智CEO(最高経営責任者)の年収は約20万元(約260万円)。ほかの航空会社トップの7分の 1程度だが、代わりに自社株式を与える。「管理コストは4分の1だが、一般社員の待遇や安全などにかけるコストは決して削らない」(王董事長)方針だ。

 もちろん“ケチケチ”だけではない。独自のビジネスモデルが他社を大きく引き離す低価格を可能にしている。
 まずチケットの販売方法。実は中国では、「春秋」ブランドは旅行会社としても広く認知されている。もともと上海市の役人だった王董事長は、雇用拡大を目的として1981年に「上海春秋国際旅行社」を設立。独自のパッケージツアーが成功し、今では中国最大規模の取扱高と拠点数を誇る。
 そのネットワークが大きな武器となっている。中国の航空業界ではチケットの予約や発券を、中国民航信息網絡(トラベルスカイ・テクノロジー)という旅客処理システム会社が独占する。航空会社はこの会社に手数料を支払うことになるが、春秋航空はチケット販売を自前の代理店網とネットに特化。この結果、春秋航空の営業コストは国内航空会社平均の3分の1程度に抑えられるという。
 低価格が客を呼び、それがさらに低価格を可能にする。春秋航空の全線の平均搭乗率は95%にも及び、ほかの航空会社の75%程度を大きく引き離す。 156席が標準のA320を改造して180席に増やしているので、同じ機材であれば1便当たりの客数が他社より45%も多いことになる。これによって客単価を引き下げることが可能になる。
※ 北九州、新潟など他空港とも交渉

 現在、春秋航空の利用客の約8割を個人客が占める。当初はこのグループの旅行会社によるツアー客の動員に依存していたが、ツアー利用者に今度は個人客として旅行や出張に再利用してもらうのがパターンだ。
 茨城線も当面は日中双方のツアー需要が中心となる見込み。そのうち約4割は、日本から中国への観光客を見込む。日本の利用者に対しても、まずはツアーで利用してもらって認知度を高め、徐々に出張ビジネスパーソンも含めた個人の割合を高めたい考えだ。王董事長は「LCCの台頭によって、消費者がパソコンの前で少しでも安いチケットを確保しようとするのが普通になった。日本でも同様に低価格チケットのブームが起こるはず」と断言する。

 3年前から海外進出を計画してきた春秋航空にとって、日本は最大のターゲット。同社が保有するA320が飛行可能な「5時間圏内」に入る候補地は茨城以外にも数多くある。この7月から実施された日本への観光ビザの取得条件緩和がもたらすであろう日本への旅行ブームも大きな追い風になる。
 一方の日本の地方都市にとっても、ケタ外れの観光需要をもたらす中国路線は喉から手が出るほど欲しいところ。既に春秋航空は、北九州空港や新潟空港など複数の地方空港との間で就航に向けた交渉を始めているという。中国で快進撃を続ける春秋航空が、巨額の赤字と利用低迷に苦しむ地方空港の救世主となる可能性もある。
スカイ、茨城―神戸線10月再開 さらに2路線新設も

 スカイマーク(東京)が9月から茨城空港の神戸線の運休を表明していた問題で、同社の西久保慎一社長は20日、茨城県庁で橋本昌知事と会談、10月1日から運航再開することを明らかにした。神戸線は茨城空港唯一の国内定期路線で、県はスカイ社に運航継続を求めていた。

 また西久保社長は、茨城空港に札幌、名古屋路線をそれぞれ新たに就航させることも表明。本年度内の就航を目指すという。

 スカイ社は6月、茨城空港が航空自衛隊との共用で、基地の運用によって運航に制約を受けるなどとして9月からの運休を表明。西久保社長は知事との会談後の記者会見で「問題はほぼ解決した」と述べた。

 茨城空港は今年3月開港。スカイ社の神戸線以外では、アシアナ航空(韓国)のソウル便が定期運航している。
2010/07/20 14:10 【共同通信】
茨城空港:神戸便再開 名古屋、札幌便増設 環境一気に好転 /茨城
 ◇県の仲介で軟着陸 県「早期廃止も」と緊張

http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20100721ddlk08020117000c.html

 茨城空港に定期就航しているスカイマーク・神戸便の突然の運休発表から約1カ月。同社の西久保慎一社長が同路線の10月再開に加え、新たに札幌便と名古屋便の2路線増設を発表し、9月に国内路線ゼロの危機的状況を迎える同空港を取り巻く環境は一気に好転した。今月25日の航空祭に絡み空港を共用する航空自衛隊百里基地側が同社にダイヤ変更を求めたことに端を発した摩擦は、定期便運航を尊重するよう基地側に働きかけた県の仲介で軟着陸した格好だ。ただ、今回の摩擦を通じて、短期的な視野で経営判断する格安航空会社(LCC)の性質が浮き彫りになり、県は2路線増加のうれしい知らせにも「早期廃止もありうる」と緊張している。【鈴木敬子】

 西久保社長は同日午後に県庁を訪れ、橋本知事との約30分の会談。その後会見に応じ、「当社から『問題ある』としていたことはほぼ全面的に県庁として解決して頂いた」と述べ、運航再開と2路線拡充を発表した。ダイヤ変更問題を巡り、県が25日と前日の24日に空港ターミナルビルや駐車場の利用は航空機利用者に限定するなどの措置を取り、予定通りの運航できるようになった点を踏まえ「一定の利用のかたちは作ってもらえた。県庁の方々には感謝している」と評価した。

 西久保社長は札幌便の搭乗率について「70%程度見込める」との見通しを示し、名古屋便については「60%くらいあれば良しと考えている」と述べた。

 一方、橋本昌知事は、今回の摩擦を通じ「お互いの理解が深まった」としたうえで、LCCの性格上、「(搭乗率によっては)路線の早期廃止も当然、航空会社の経営戦略としてありうるのではないか」と、予断を許さない状況との認識を示した。また、定時運航を尊重するとした基地側の姿勢について「今年の経験を踏まえ、来年度以降どういうふうな対応をとれば良いか、さらに調整していかなければならない」と述べ、今後も協議が必要との認識を示した。

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 ■発表の現場から

 ◇権限に認識のギャップ
 就航から2カ月足らずでの運休発表、そして再開、増路線。スカイマーク社の発表には唐突な印象を受ける。25日の百里基地航空祭でダイヤ変更を求められたことについて、会見で西久保社長は「民間空港として十分じゃない」と意に反して自衛隊に指示されたことへの不満が依然としてにじんでいた。

 一方、神戸路線再開の発表後、防衛省航空幕僚監部広報室は「渋滞を避けたらどうかという提案だった」とあくまで提案との見解を示した。指示を受けたという同社の認識とは異なる。この1カ月の摩擦劇は、共用空港として国土交通省と防衛省の管轄が複雑に込み入る中、自衛隊の権限に関する認識ギャップがボタンの掛け違いになったと思えてくる。

 2路線増加についても、運航時間などの調整で難航が予想され、安定飛行への道のりは険しい。【鈴木敬子】

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 ◇スカイマーク神戸便の経過◇
 【4月16日】スカイマーク神戸便就航

 【5月14日】西久保社長が橋本知事を訪問し、国内路線増加で協議

 【6月24日】スカイマークが8月末での運休を発表

 【同25日】上月良祐副知事が本社を訪れ、運航継続に関する要請書を提出

 【同29日】県商工会議所連合会の加藤啓進会長ら商議所関係者と空港対策課が神戸市の小柴善博・副市長らを訪問し、運休撤回を求めて協力要請

 【7月20日】西久保社長が神戸便再開と、年度内の2路線増設を発表

毎日新聞 2010年7月21日 地方版
毎日新聞からです。

茨城空港:春秋航空、28日初便 就航前段階チャーター、週3往復 /茨城
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20100722ddlk08020156000c.html

◇実績積み定期化へ
 県空港対策課は21日、茨城空港への就航を発表していた中国・上海の格安航空会社(LCC)「春秋航空」の茨城−上海便が国土交通省から許可されたと発表した。定期便就航の前段階として、週3回(月・水・土曜日)を往復する「プログラムチャーター」の形で今月28日にスタートする。許可された運航日はとりあえず8月31日まで。同課によると、引き続き9月以降もチャーター便の形で継続する予定で、実績を積み重ねて、定期便化を目指すという。

 運航ダイヤは▽上海発午前8時55分、茨城着午後0時55分▽茨城発午後1時55分、上海着午後3時55分。月曜運航のうち8月2、23、30日は茨城空港発着ではなく、成田空港発着になるという。

 上海便は、先月初めに橋本知事が上海を訪問し、春秋航空の王正華会長との会談後に就航を表明していた。【鈴木敬子】

毎日新聞 2010年7月22日 地方版
茨城空港:春秋航空プログラム便 週3往復に暗雲、1回は成田に /茨城

http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20100729ddlk08020173000c.html

 ◇初就航で歓迎式典
 茨城−上海を定期的に結ぶ中国・上海の格安航空会社(LCC)「春秋航空」のプログラムチャーター便が28日、茨城空港(小美玉市)に初めて就航した。県はチャーター便運航で実績を積み、秋以降の定期便化を狙うが、初日は出発が1時間以上遅れるトラブルに見舞われた。また、1番機で来県した同航空の王正華会長は会見で、合意していた週3回(月・水・土曜)の往復のうち1回は成田空港を利用する修正計画を表明。航空自衛隊百里基地との共用空港に中国民間航空機が週3回利用することに国から「待った」がかかった格好だ。上海便就航を海外LCC活用の突破口にしたいという県のもくろみはまたもや出鼻をくじかれ、改めて軍民共用空港のハードルが浮き彫りになった。【大久保陽一】

 上海からの到着便は定刻より10分早い午後0時45分に到着。同航空の王正華会長が到着ロビーに真っ先に姿を見せ、出迎えた橋本昌知事や県幹部らと熱い握手を交わした。その後、空港内で開かれた歓迎セレモニーで王会長は「これからはLCCの時代になる」と力説。県民の7割は海外旅行未経験とされる説を持ち出し「我々が県民を海外に行かせる。その代わり中国人を日本に行かせてほしい」などと訴えた。

 出発便は、搭乗予定リストに掲載された乗客数と実際の乗客の人数が合わないトラブルが起き、定刻の約1時間20分遅れの午後3時15分離陸。今回のトラブルは代理店が、出発直前まで航空券を販売したことによって起きたミスとみられる。中国国内では、春秋航空は大幅な遅延が数多く発生しているという指摘もある。今回の遅れについて王会長は「中国の航空会社全体から見れば、平均的な時間の遅れだ」と述べた。

 県などによると、到着便の搭乗率は85%で中国人の団体ツアー客が多数を占めた。いずれもバスで東京や愛知、大阪などを5泊6日で回り、再び茨城空港から中国に帰国するという。到着ロビーには、「熱烈歓迎」などと書かれた垂れ幕が掲げられ、県立大洗高のマーチングバンドが記念演奏で出迎える中、中国人観光客らが続々と姿を現した。

 上海で日本語を勉強しているという李玉〓さん(24)は「とても楽しみにしていた。訪日ビザが取得しやすくなってすごく便利。日本での買い物が楽しみだ」と喜んでいた。中国人のツアー客には、県内の名所や大型電機店の地図が書かれたパンフレットが県の職員から手渡された。

 一方、上海に向かう出発便の搭乗率は80%。国内の旅行代理店などで航空券が販売されたことから、日本人観光客の姿が目立った。運賃の最安値は往復3万3000円だったという。家族と上海旅行に向かうという東京都板橋区の会社員、渡辺和彦さん(55)は「新幹線で国内を移動するよりも安いし、空港には駐車場も完備され、便利だ」と話した。

 ◇基地共用で国難色か
 同航空のプログラムチャーターは、6月の県と同航空が結んだ覚書で「週3回」で合意された。しかし、この日の会見で王会長は、1回は成田に国の要請で振り分けられる状況を説明し、「本来は、茨城か成田かのいずれかに拠点を集中させたい」と不満を口にした。県関係者によると、国交省、防衛省とも百里基地との共用空港である茨城空港への週3回の乗り入れに難色を示したという。

 県空港対策課によると、8月2、23、30日の月曜便は成田空港に乗り入れる。県の担当者は「今、国ともめて定期化の許可が出なければどうしようもない」と静かにする構えだが、ある県幹部は「(成田乗り入れに至った経緯について)国土交通、防衛両省には説明責任がある」と国の対応には批判的な声も出ている。

 県は今後、茨城空港への週3便完全乗り入れに向け、国との協議を続ける方針。プログラムチャーターの許可は1カ月単位で国から出されることから、月単位の協議は難航するとの見方も出ている。

 会見で王会長は、茨城−上海間の座席の約1割について、片道4000円の航空券をインターネット販売する方針も表明したものの、「(成田乗り入れ問題を)クリアしないと、実現できない」と強調。さらに「週1回、成田だと(販売する際)お客様が混乱する。当社や県にもクレームが来る」と懸念を示した。

毎日新聞 2010年7月29日 地方版
.バス専用道:茨城空港通る専用道、来月30日から供用 往復6便、遅れ解消へ /茨城

http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20100723ddlk08040039000c.html

 旧鹿島鉄道の石岡駅(石岡市)−常陸小川駅(小美玉市)を結ぶバス専用道の整備事業を進める「かしてつ沿線地域公共交通戦略会議」(座長・石田東生筑波大大学院教授)は22日、石岡市内で第7回協議を開き、8月30日から茨城空港を通るバス専用道の供用を開始するという事務局案を了承した。目指していた3月の茨城空港開港から半年遅れでようやく開通の見通しが立った。開通を機に石岡駅から茨城空港への連絡バスは往復3便から6便に倍増。渋滞で遅れがちだったバスの定時運行が可能になるという。【橋口正】

 発表によると、専用道を利用するバスは茨城空港以外にも石岡−小川間をきめ細かく結び、平日112便、休日80便を予定している。8月22日にバス専用道を歩くという開通記念イベントを行うほか、29日にJR石岡駅西側で記念式典を開催。初日の30日は朝5時半、小川駅始発でスタートする。運行は07年4月の鹿島鉄道鹿島鉄道線廃止後、代替バスを運行してきた関鉄グリーンバスが行なう。

 会議ではスカイマークが年度内の路線増加を表明した札幌、名古屋便についても対応する方針を確認。座長の石田氏は「念の上にも念を入れ、安全を最優先にお願いしたい」と語った。事務局は工事完工前であっても「バスを走らせ安全を確認する」と述べた。

 現在運行中の石岡ルートの空港連絡バスは、石岡市内の国道355号と国道6号の交差点付近で渋滞が起こりやすい。石岡駅−空港間は35分を想定しているが、石岡駅行きが5分程度遅れることが多く、開通で解消が期待される。

 石岡市の久保田健一郎市長は「市の重要施策として全国初の公設民営方式のバス専用道事業を進めてきた。開通に向け市民の期待に応えたい」と述べた。

毎日新聞 2010年7月23日 地方版
茨城空港:3月の開港から来場50万人突破 記念品を配布 /茨城

http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20100723ddlk08040044000c.html

3月に開港した茨城空港の来場者が22日、累計で50万人を突破し、空港ビルを管理する県開発公社の職員が記念品を配布した。空港来場者数は駐車場や売店の利用状況から算出しており、同日中に50万人に達する見通しが立ったことから歓迎行事を行ったという。

 この日は午前11時から、空港1階のエントランスで、職員が記念品のストラップやボールペンなどを来場者に配布。夏休み期間中ということもあり、多くの来場者が詰めかける中、200個用意した記念品はわずか10分足らずで「売り切れ」となった。宇都宮市から見学に来たという田中定一さん(51)は「(隣接する)航空自衛隊百里基地の飛行機も見ることができ、なかなか圧巻だ。また来たい」と満足そうだった。

 空港ビル管理事務所によると、ビルには休日4000〜5000人、平日も1500〜2000人が訪れており、来場者数は比較的堅調に推移。当初の予想と比べると「想定以上のペース」で増加しているという。田山彰美所長は7月28日から週3回、上海を結ぶ春秋航空の乗り入れに触れ「来場者はさらに増えると思う。空港内で混乱が起きないよう、警備もしっかりしていきたい」と話した。【大久保陽一、鈴木敬子】

毎日新聞 2010年7月23日 地方版
茨城空港:スカイマーク運休表明の遠因、百里基地航空祭 神戸便定時に出発 /茨城

http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20100726ddlk08040049000c.html

 ◇県、渋滞対策で安堵
 茨城空港(小美玉市)に就航するスカイマーク(東京都大田区)の神戸便運休問題で、同社が運休表明する際に理由に挙げた航空自衛隊百里基地の航空祭が25日、同基地で開かれた。県は、同社が運休表明する遠因となった空港周辺の交通渋滞について対策を取り、神戸便は定時に出発。目立った混乱もなく、関係者は一様に胸をなで下ろした。

 県空港対策課や同基地などによると、昨年の同祭には約8万人が詰めかけ、周辺道路では早朝から交通渋滞が頻発。時には5、6時間の渋滞もあったという。このため、防衛省は航空祭当日のダイヤ変更を各航空会社に要請したが、これを嫌ったスカイマークが一時、神戸便運休を発表。防衛省と民間機の運航調整の難しさが浮き彫りとなった。

 今回、県は渋滞緩和のため、県警や基地と事前に連絡会議を開き対応策を協議。基地駐車場を従来より2000台増やして1万2000台としたほか、例年より多い約350人の誘導係を配置。さらに、搭乗者が渋滞に巻き込まれないよう、周辺道路を搭乗者用と航空祭見学者用にルートを分け、そのことを示す立て看板を各所に設置するなど徹底した対策を取った。

 このためか、同社は今月20日、神戸便再開に加え、札幌便と名古屋便の2路線増設を突如発表。短期的な視野で経営判断する同社に対し、県の「気づかい」が功を奏した格好と言える。

 一方、航空祭は午前8時半スタート。県の対策の結果、この日は午前中から大きな渋滞はなく、神戸便は午前10時35分に定時出発。約7万5000人の航空ファンがブルーインパルスの曲技飛行などを楽しんだ。

 トラブルに備え空港事務所に待機していた県空港対策課の勝谷一則課長は「乗り遅れた客もおらず、ほっとしている」と安堵(あんど)の様子だった。【大久保陽一】

毎日新聞 2010年7月26日 地方版
スカイマーク:茨城−神戸便の搭乗率、97%で最も高く /茨城

http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20100817ddlk08020048000c.html

 茨城空港に定期就航するスカイマークは16日、夏季期間中(8月6〜15日)の茨城−神戸便の搭乗率は97%(総搭乗者数3435人)で、同社の12路線中最も高かったとする輸送実績を公表した。高い搭乗率の理由について同社は「茨城空港にとって唯一の国内線であることや、求めやすい運賃価格が客に受け入れられた」と分析している。

 同社は夏季期間中、10日前までに予約すれば通常1万4000円のところ、1万1800円となる割安運賃を設定していた。茨城−神戸便は、9月の1カ月は運休し、10月から再開する。【鈴木敬子】

毎日新聞 2010年8月17日 地方版
中国・春秋航空:上海−茨城間、片道4000円

http://mainichi.jp/select/world/news/20100826ddm012020189000c.html

 上海と茨城空港などの間で週3往復運航している中国の格安航空会社、春秋航空は25日、9月中下旬の7往復で片道4000円の航空券を30日午前9時から発売すると発表した。これまで同社は日本国内では代理店向けに航空代金分をパッケージ旅行に組み込んで発売しており、個人向け発売は初めて。

 9月15、18、20、22、25、29日の茨城−上海便と、同27日の成田−上海便。1便あたりの座席(180席)の1割を予定している。インターネット販売(http://www.china−sss.com/jp)のみで、8000円、1万2000円の航空券も売り出す。

 茨城県庁で会見した徐進・茨城支社長は、「安全が確保できるのかという疑問の声を聞くが、安全への投資はローコストではない」と強調した。

毎日新聞 2010年8月26日 東京朝刊
バス専用道:旧鹿島鉄道・石岡駅−常陸小川駅間、きょう開通 /茨城

http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20100830ddlk08040052000c.html

◇空港連絡は1日6往復

 旧鹿島鉄道の石岡駅(石岡市)−常陸小川駅(小美玉市)を結ぶバス専用道が30日、茨城空港ルートを含め開通する。県と両市が3月の空港開港に合わせて進めていた整備事業だが、安全対策などで時間がかかり、半年遅れの開通となった。空港連絡バスは1日6往復運行。中国の格安航空会社「春秋航空」のチャーター便運航開始で空港利用者が増えていることから、専用道の利用拡大も期待されている。

 現在の石岡ルートの空港連絡バスは、石岡市内の国道355号と国道6号の交差点付近で渋滞が起こりやすく、空港発石岡駅行きに5分程度の遅れが出ることが多かったが、開通により解消される見通し。運行にあたる関東グリーンバスの担当者は「専用道は元鉄道跡地のため照明がなく夜間は真っ暗になるため、運行には細心の注意を払う」と語った。【橋口正】

毎日新聞 2010年8月30日 地方版
茨城空港、開港から半年 便数と搭乗者増が課題
2010年9月3日 常陽新聞

小美玉市与沢の茨城空港が11日で開港から半年を迎える。県空港対策課のまとめに
よると、開港の3月11日から8月31日までの来場者は57万8800人と順調だったが、下
降傾向にあることが分かった。8月は6万3700人で7月を上回ったものの、夏休み期
間ながら微増に終わった。県開発公社は各種イベントなどで来場者を飽きさせない取り
組みを実施していく方針だが、物珍しさにも限度があり、今後は空港本来の姿として、
便数の増加と搭乗客の増加をいかに実現していくかが課題となりそうだ。

スカイマークが1日から1カ月の運休に入った。これによるターミナルビルの来場者数の
影響について、茨城空港ターミナルビル管理事務所の田山彰美所長は「朝はちょっと少
なくなったかなという感じ。しかし、お昼ごろになると、人が出てきていつもと変わらない
状態になっている」とし、来場者の大きな減少にはつながっていないとの見方を示した。

とはいえ、8月の来場者は6万3700人、1日平均2055人。最も多かった5月4日は1日
で2万1300人を記録した。ゴールデンウイーク時など「新たな観光名所」化していたが、
物珍しさも沈静化しつつあるようだ。

7月の5万9600人、1日平均1923人は上回ったものの、ゴールデンウイークを含む5
月の16万2000人の約4割でピークは去った印象だ。

搭乗客では、アシアナ航空茨城支店によると、8月は韓国の旅行シーズンということもあ
り、かなりの入り込み客があった。しかし、これが恒常的に続くかという点では疑問が残る
ようだ。まだ釜山便の見通しも立っておらず、ソウル便の増便などを着実に実現していく
ことが当面の課題となりそうだ。

スカイマークの神戸便は8月6〜15日までの輸送実績をみると、搭乗率が97・0%と羽田
―福岡線の96・9%も上回り、トップだった。これだけの高い搭乗率を残しながらの運休で
惜しまれるが、10月からの再開には好材料となったものとみられる。西久保慎一社長が
7月20日の記者会見で表明した、来年3月までの名古屋便、札幌便の定期便就航を現実
のものにしていくことも期待される。

春秋航空は7月28日の就航以来注目を集めていた、4000円チケットの販売を開始し、
人気が高い。百里基地などの都合で一部が成田空港発着となっていることの解消などが
求められている。
スカイマーク株式会社は本日、2011年2月から「中部−札幌(新千歳)線」、「中部−茨城線」、「羽田−中部線」の就航計画をここにお知らせいたします。

既にお伝えしております2010年度の就航計画において、当社の関西の拠点である神戸空港からの路線開設を順次進めておりますが、この度、さらなる路線網の拡充として、中部国際空港から札幌(新千歳)、茨城、そして東京(羽田空港)への新路線開設を決定いたしました。

中部国際空港は24時間離発着が可能な空港であり、弊社の今後の事業展開を考える上で新たな需要創出が見込める重要な拠点であると考えております。

今後も、スカイマークはより一層の安全運航に努めるとともに、皆様方の利便性向上に向けて、最大限の努力を重ねて参ります。

なお、詳細な運航スケジュールにつきましては、ダイヤ申請後に改めてご案内いたします。

http://www.skymark.co.jp/ja/company/press/press100906.html
茨城空港開港から半年 来場58万人「予想上回る実績」
産経新聞 9月12日(日)7時57分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100912-00000020-san-l08

 ■今年度中にも定期便5便就航へ

 国内98番目の空港として開港した茨城空港(小美玉市)が11日で開港から半年を迎えた。当初は定期便が国際線1路線のみだったが、今年度中にも国内線3路線、国際線2路線に拡充の見込み。空港への来場者数も8月末までに約58万人と盛況で、開港後の半年間としては「予想を上回る実績」(県空港対策課)を残した。(前田明彦)

【関連記事】 県空港対策課によると、スカイマークの茨城−神戸便は4〜8月の平均搭乗率が75%を超え、8月だけでみると87・4%と同社の路線の中でも高い搭乗率となるなど好調。7月末に就航した中国の格安航空会社(LCC)、春秋航空(上海)の茨城−上海便も平均80%前後と高い数字を誇る。

 開港時から定期便のアシアナ航空(韓国)の茨城−ソウル便も、5月に55%と落ち込んだものの、繁忙期の7月には74%、8月には81%と回復した。

 スカイマークは、来年2月から茨城−中部国際空港(愛知県)路線を開設するほか、年度内にも多数の旅行客が見込まれる茨城−新千歳(札幌)便の就航を表明。春秋航空も早期の定期便化を目指すなど、路線の拡充も順調に進み、同課も「ようやく正当に評価されてきた結果」と胸を張る。

 見学者らを含む空港来場者は8月末時点で約57万8800人に上り、平日は平均約2千人、土日祝日は約5千人が訪れるにぎわいとなっている。

 一方、今年初めに県議会で示された空港ターミナルビルの初年度収支は約2千万円の赤字。路線拡充で赤字幅圧縮の見込みだが、関係者は「空港維持の諸経費もあり、路線が増えてもとんとん拍子に収入が増えるわけではない」として、収支改善の程度は不透明だ。

 新規空港の多くは1年目の航空機利用客数をピークに減る傾向が強く、同課も「ここからが本当の正念場」と気を引き締める。航空各社は搭乗率が採算ラインを下回れば、即座に路線を廃止する。経済情勢の悪化など、地方空港を取り巻く状況は厳しさを増している。この逆風に打ち勝ち、茨城空港を発展させられるか−。
上海―茨城4千円便スタート 初日満席、格安に歓迎の声
http://www.asahi.com/national/update/0915/TKY201009150380.html
2010年9月15日21時14分

 茨城空港と上海・浦東空港を結ぶチャーター便を運航している中国の格安航空会社「春秋航空」は15日、片道4千円の運賃を導入した第1便を運航した。

 4千円になるのは全座席の1割にあたる18席。この日午後の上海行きに4千円で搭乗した茨城県ひたちなか市の主婦菅井真理子さん(50)は、夫が上海に赴任している。「この値段なら、月に2回くらいは行きたい」と話した。千葉県船橋市の男性会社員(46)は「成田空港の方が近いけど、安くてそこそこ快適なら、これからも使いたい」。
 同社の茨城支社によると、この日、4千円での利用客18人のうち8人は日本人で、残りは在日中国人などという。
 この日の便を含めた9月の7往復分の座席は、8月末からインターネットで発売され、直後に売り切れた。運賃は4千円から2万6千円まで全8段階で、購入が搭乗日に近づくにつれて高くなる。
 同社の便はチャーター便なので、国土交通省への運航許可の申請が毎月必要。同社は許可が得られれば10月以降も運航する方針だ。
茨城空港:初の事故訓練、住民ら169人参加 /茨城

http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20100915ddlk08040211000c.html

 茨城空港に着陸した国際チャーター便から火災が発生したとの想定で14日、初の事故対処総合訓練が、国や県などでつくる「百里飛行場緊急計画連絡協議会」の主催で行われ、関係26団体と地元住民ら169人が参加した。空港を共用する航空自衛隊百里基地の消防車も出動し、小美玉消防本部の消防隊員らと連携して一斉放水を行った。

 消防訓練は午後3時、乗客139人と乗員6人を乗せたチャーター機が到着した直後、第2エンジンから出火したという想定で行われ、まず航空自衛隊消防隊に出動要請。すぐに基地に待機する消防車が出動、放水した。

 同時に行われた救助訓練では、重症患者の搬送や治療の優先度を「入院不要」「要緊急治療」に振り分ける作業や、医療救護などが行われた。百里飛行場周辺地域整備協議会の藤田幹泰会長も左足裂傷の重傷患者役で参加。「事故は、いつ起きてもおかしくないので訓練は重要。私も真剣にけが人の役を務めました」と語った。

 訓練の評価会議は来月初旬に行われる予定で、加藤功二・百里空港事務所長は「初めての総合訓練が行われたことが大切。今後の総合訓練に生かしていきたい」とあいさつした。【橋口正】

毎日新聞 2010年9月15日 地方版
格安航空:羽田に初、エアアジア週3便運航 来月までクアラルンプールへ5000円も

http://mainichi.jp/select/biz/news/20100922ddm008020094000c.html

 アジア最大の格安航空会社(LCC)「エアアジア」(本社・マレーシア)は21日、12月9日に羽田−クアラルンプール間の定期便を就航し、日本市場に参入すると発表した。最低価格は大手航空会社の半額程度の片道1万4000円。就航キャンペーンとして10月末までの早期予約分の一部の席を片道5000円で販売する。LCCの羽田就航は初めてで、アジア便などを中心に価格競争が激化しそうだ。

 新路線は羽田空港の深夜発着枠を活用し、エアアジア傘下の中長距離路線会社「エアアジアX(エックス)」が週3便(火、木、日曜日)運航する。片道運賃はエコノミー席が通常期最低1万4000円で、大手航空会社の2分の1程度となる見通し。

 背もたれを水平に倒せるプレミアム(ビジネス)席(12席)は最低4万8000円を想定している。

 就航キャンペーンとして、来年7月31日搭乗分までのエコノミー席の約2割を片道5000円(空港税など3000円が別途必要)の特別料金で販売。今月23日から10月31日まで、同社ウェブサイト(http://www.airasia.com)などで予約を受け付ける。

 東京都内で会見したアズラン・オスマンラニ最高経営責任者(CEO)は「手ごろな値段でマレーシア、東南アジアに行ける。日本の旅行需要の減速は(運賃が)割高なためだ」と強調。今後は福岡、大阪、札幌などへの路線開設も検討する考えを示した。

 エアアジアは01年設立。燃費の良い中・小型機の使用や機内サービス有料化などでコスト削減をテコに割安な運賃を設定、急成長してきた。

 現在はアジアを中心に豪州、英国など計132路線を運航。09年12月期の売上高は前期比11・5%増の31億7900万マレーシア・リンギ(約875億円)。【小倉祥徳】

 ◇「高い着陸料、吸収できる」 乗り継ぎ機能重視
 羽田、成田両空港の国際線が一段と増える中、LCC参入に弾みがつけば、首都圏発着便を収益源としてきた日本航空や全日本空輸など大手の戦略にも影響が出るのは必至だ。

 「高い着陸料を負担しても羽田を使いたい需要は多い。コストは吸収できる」。エアアジアXのアズラン・オスマンラニ最高経営責任者(CEO)は21日の記者会見で語った。

 LCCは着陸料が安い空港を使ってコストを抑えるのが一般的。羽田の着陸料は関空や成田より高く、エアアジアのキャンペーン価格5000円(片道)だと、収入の半分が着陸料などに消える。

 それでも、エアアジアは羽田のネットワーク機能を重視した。日本の地方都市から利用しやすい上、東南アジアから日本各地の観光地に向かうツアーを組めば、訪日需要を取り込める。着陸料が安い茨城空港も秋波を送ったが、大阪や福岡などへの就航を視野に「市場テストの地としても東京(羽田)は最適」(オスマンラニCEO)と判断した。

 価格面でも、機内食を有料販売したり、客室乗務員を大手の4分の3に抑えるなどコストを削減。一方、座席数は大手より35%増やし「大手の3〜5割引きで販売可能」にした。当面は「5000円キャンペーン」で需要を掘り起こし、就航先を広げたい考えだ。

 ただ、従来のLCCは近距離路線が主体のため、安さを優先する顧客を取り込めたが、羽田−クアラルンプールの運航時間は約7時間。片道2万円前後での販売もあるクアラルンプール−英ロンドンは13時間程度に及ぶ。LCCは座席間隔が狭く背もたれの傾きも小さいため、長時間の運航には不向き。省力化と快適さのバランスを図り、若年層など新たな旅客需要を開拓できるかが問われる。

 一方、国土交通省もLCC就航による活性化は期待するものの、同省幹部は「都心に近い羽田をLCCで埋められていいのか」と複雑な表情。羽田乗り入れが増えれば地方空港の誘致が難しくなる上、大手航空会社にとっては収益性が高い羽田発着のビジネス路線で値下げ圧力が強まる。日航の経営再建にも影響しそうだが、当面はビジネス主軸の戦略を維持する方針で対応は定まっていない。【赤間清広、小倉祥徳】

毎日新聞 2010年9月22日 東京朝刊
海外格安航空社に熱視線 「逆風」の佐賀空港浮揚策
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1731169.article.html

 大阪便の来年1月からの休止や夜間貨物便の減便など逆風続きの佐賀空港の浮揚策として、佐賀県が、日本への新規参入が相次ぐ海外の格安航空会社(LCC)の“路線誘致”に熱視線を注いでいる。大都市近郊の地方空港に安い着陸料での就航を狙うアジアのLCCに、福岡都市圏やハウステンボスなど観光地へのアクセスの良さをPR、売り込みをかけている。空港の稼動率アップと観光客増のダブル効果を狙う。

 LCCは、機内サービスの有料化、インターネットなどによる航空券の直接販売、契約社員の活用などでコスト削減を徹底した格安運賃が特徴。航空自由化を受け世界各地で新規参入が相次いでいる。路線選定ではさまざまな優遇策を掲げる地方空港を狙う。最近では、春秋航空(中国)が上海−茨城間で片道4千円の格安運賃を設定して話題になり、12月にはアジア最大規模のLCCのエア・アジアXが羽田−クアラルンプール便を就航予定で、日本も本格的なLCC時代を迎える。
 佐賀県は、2千メートルの滑走路に離着陸可能な中型ジェット機が飛ぶことができる中国、韓国、台湾の東アジアのLCCとの交渉に乗り出している。既に春秋航空を含む4社と接触。福岡都市圏に近い立地の良さと県営空港として着陸料を国基準額の3分の1(東京便使用の小型ジェット機で1回約4万円)に減免する低コストサービスなどを中心にPRしている。

 ただ、北九州空港など他の地方空港も誘致に動いているほか、成田、関西空港もLCC専用ターミナル整備の検討に入るなど誘致合戦はますます激しくなる。「地方空港は路線撤退が相次いでいるだけに、どこものどから手が出るほど欲しいはず」と同課。それだけに「交渉の手の内などの情報は外には出せない」と神経をとがらせる。
 同課は「九州の中央に近くて都市圏や観光地に行きやすい立地の良さは何物にも代え難い強み」として、具体的な観光ルートの提案なども含めて売り込みをかける考えだ。
 佐賀空港の定期便は、東京路線(1日4往復)、大阪路線(1日2往復)の2路線だが、大阪便は利用客低迷で来年1月4日までで休止。このほかに国際チャーター便が不定期に発着し、2006年度には77便で1万220人が利用しているが、景気低迷などで08、09年度は10便台(千人超)に低迷している。
中国漁船・尖閣領海内接触:知事「春秋航空に影響はない」 /茨城

http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20100923ddlk08040218000c.html

 沖縄県・尖閣諸島付近(中国名・釣魚島)での漁船衝突事件を巡り、日中両国間で緊張が高まっている問題について、橋本昌知事は22日の定例会見で、「(茨城空港に上海定期チャーター便を就航させている)春秋航空からは、10月も予定通り運航させると聞いている。旅客の状況についても影響が出ているとは聞いていない」と述べ、県内に影響は出ていないとの認識を示した。

 橋本知事は春秋航空の利用状況について「今月18日、20両日の上海便の平均搭乗率は約87%と高かった」と明らかにし、定期便化へ向けた期待感を強調。防衛、国土交通両省に定期便化の理解を求め、引き続き働きかける考えを述べた。

 一方、県が茨城便就航交渉を続けていたアジア最大の格安航空会社(LCC)「エアアジア」(本社・マレーシア)が、12月から羽田就航の方針を明らかにしたことについて、橋本知事は「同じ首都圏で近く(の茨城空港)に入ってくるのは難しくなったと思う」と語った。【大久保陽一】

毎日新聞 2010年9月23日 地方版
格安航空誘致で空港の活性化狙う佐賀 経過と課題
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1742713.article.html

 佐賀空港の活性化策として、佐賀県は格安航空会社(LCC)のチャーター便誘致に乗り出した。中国の春秋航空には古川知事自らがトップセールスし、好感触を得た。来年1月の大阪便の休止、夜間貨物便の減便など厳しい運営環境の中、世界の航空業界で台頭するLCCの翼が空港浮揚のきっかけとなるのか注目される。

 開港13年目となる本年度は、定期便が東京便4便、大阪便2便、夜間貨物便が羽田−佐賀、佐賀−関空を結ぶ1便就航。ただ貨物便は今月末から土日、祝日が休便、来年1月からは大阪便が休止となり、それに伴って着陸料など年間約1900万円の減収が見込まれる。昨年度の定期便搭乗者数が31万7872人と6年ぶりに30万人台に回復したとはいえ、収支は開港以来、毎年赤字を計上。赤字圧縮には着陸料収入を増やすしかない。
 そこで県が東京便増便と並んで改善策として掲げるのがLCCの誘致だ。空港の稼働率向上とともに県内への観光客増を狙う。経営難の大手航空会社が次々と地方路線撤退を打ち出す中、海外のLCCが空港使用料などが安い日本の地方空港への就航を図っている。7月に茨城−上海便を就航させた春秋航空は、路線拡大の意向を持っており、佐賀空港もその候補の一つだ。

 古川知事は先月末の上海訪問の際、春秋航空の王正華会長と面会。「九州に拠点をつくるとした場合、佐賀空港はロケーションが非常に良い」との評価を得たことを6日の定例会見で明らかにした。ハウステンボスや阿蘇など中国人に人気の観光地にアクセスしやすい立地の良さで「鹿児島からも利用客を取り込めるのではないかとの感想もあった」との反応も紹介。県営のため着陸料交渉がしやすい、気象条件が安定していて就航率が高い、などの強みを挙げ「いろんなLCCが就航する可能性が見えてきた」と手応えを語った。
 県ではこれまでに春秋航空のほか、韓国のLCC3社と接触。具体的な交渉はこれからだが、ハードルは低くない。 成田、関西国際空港がLCC専用ターミナル整備を検討しているほか、全国の地方空港が佐賀同様に誘致に動き出している。県は国基準額の3分の1の着陸料などをPR材料にする考えだが、誘致実現には利用客確保の具体案を示していくことも求められる。
 また定期便化を目指すなら、専用ターミナルなどの施設のほか、CIQ(税関、出入国管理、検疫)体制も整備しなければならない。整備費用のほか、関係機関との協議なども必要だ。

 本腰を入れて取り組むなら、どのような波及効果、恩恵があるのか、さらに誘致による空港、地域活性化の明確なビジョンを示して、県民の理解を得る努力も求められる。それが県民の利用促進にもつながる。
.春秋航空:茨城空港に全便、発着 県「不便さ解消される」−−来月 /茨城

http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20101014ddlk08020164000c.html

 県空港対策課は13日、茨城−上海を定期的に結ぶ中国・上海の格安航空会社(LCC)「春秋航空」のプログラムチャーター便の11月の全週3便が、茨城空港発着になることを明らかにした。不規則な発着が乗客に混乱を招き、飛行機に乗れなかった事例も起きていたため、同課は「不便さが解消され、利便性が高まる」と安堵(あんど)している。

 7月末の就航以来、共用する百里基地の訓練の都合で月・水・土曜日の週3回往復のうち、お盆と祝日を除く月曜日は成田空港に発着を余儀なくされていた。県は月曜日の茨城空港発着に向け、国交省、防衛省の両省に働きかけていた。

 同課によると、3便とも茨城空港発着になるのは、とりあえず11月の1カ月間。運航の申請は1カ月ごとに行われるため、12月以降は未定という。

 当面は現在のプログラムチャーター便による運航だが、同課は「『月曜日問題』の解消が弾みとなって、定期便化につながるといい」と期待を寄せている。【鈴木敬子】

毎日新聞 2010年10月14日 地方版
中国からの観光客、失速傾向 春秋航空、尖閣諸島問題が影響
2010年10月15日 常陽新聞

沖縄・尖閣諸島周辺で発生した中国漁船衝突事件の影響が、中国の民間格安航空会社・春秋航空の上海―茨城便(チャーター便)にも広がっていることが14 日、分かった。同航空茨城支社によると、中国から日本への観光客数は、事件発生直後の9月前半までは順調だったが、後半から失速傾向となり、10月に入り減り始めているという。

同支社によると、9月7日の中国漁船衝突事件発生後、「中国国内で反日感情などが高まったことなどの影響で、中国企業が日本への褒章旅行などを自粛する傾向が見られた」という。 しかし、「個人で楽しむ旅行やツアーなどの大きなキャンセルなどはなく、一般の旅行に影響は出ないと安心していた。しかし、紅葉が始まる観光シーズンのピークとなる10月に入ってから、中国から日本への観光客が減り始めており、3本予定していたツアーが2本に減る日も出ている」とした。「現在、減少傾向にあることは確かだが、必死に回復を試みている」としている。

春秋航空は、今年7月から週3回(月、水、土曜日)の上海便(チャーター便)就航を開始。1カ月ごとに、国交省に運航計画を提出し、国交省と防衛省が協議し申請を許可する形となっている。このうち月曜日の就航に関しては、茨城空港が百里基地との共用空港で、訓練に支障をきたすという理由から国交省からの許可が下りず、成田発着となっていたが、8日、11月は全便茨城空港で発着可能との許可が下り、11月は全便茨城空港発着となる。

同航空では、月曜日の茨城空港発着を求め、県とともに国交省に要望を行っていた。茨城支社では、「できれば1日でも早く定期便を就航したい。まず1日1便から始め、最終的には毎日就航したい」と希望している。

一方、国交省国際航空課は「11月分は、訓練の関係で防衛省が認定したが、12月以降は未定」としている。また定期便化の可能性については、「当分の間、遅延の発生状況など、様子を見ることが必要」とする。「空港への乗り入れ時間に遅延が発生した場合、百里基地の訓練に影響が出ることになる。まったく遅延が発生しない場合数カ月で許可が下りる可能性もあるが、1回でも発生した場合、数年掛かることも予想され、見通しは立たない」と説明。「(共産圏以外の国や同盟国)の航空機の就航であれば制限はないが、安全保障上の観点から、防衛省側も慎重な判断が必要になる」としている。
スカイマーク:来年2月から札幌便 茨城空港、国内発着は3路線に /茨城

http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20101126ddlk08020135000c.html

 スカイマーク(本社・東京都大田区)は25日、年度内の就航を目指していた茨城空港−札幌(新千歳空港)便の運航を来年2月1日から開始すると発表した。名古屋(中部国際空港)便も同じ日程で就航がすでに決まっており、これにより茨城空港を発着する国内便は神戸便を含め3路線となる。

 同社ホームページによると、札幌便は茨城発午後1時15分、新千歳発午後3時15分の往復1便で所要1時間25分。また、名古屋便は茨城発午後5時15分、中部発午前11時45分の往復1便で所要約1時間。

 北海道便は午後の早い時間の出発となったため、関東圏内から北海道への観光やビジネスにも利用しやすい設定となった。名古屋便は、往路が午後遅く、帰路は午前のため、名古屋方面から関東へのビジネスや旅行に活用されそうだ。

 札幌便の運航開始の決定を受け橋本昌知事は「茨城と北海道が大変近くなるので、多くの人に利用していただき、さらなる路線拡大につながることを期待している」とのコメントを発表。島田穣一小美玉市長も「おもてなしの心を持ったインバウンド対策を積極的に展開していきたい」と述べた。【橋口正】

毎日新聞 2010年11月26日 地方版
台湾便:県内空港到着、来年1〜2月は6便に /山形

http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20101130ddlk06040059000c.html

 来年1〜2月に県内の空港に到着する台湾からのチャーター便は6便になったと県観光交流課が29日発表した。今年同時期は17便。09年同時期は9便で便数が減った。しかし、茨城空港から入り庄内空港から帰国する4便と、今年10〜11月に初めて秋に運航された7便を含めれば今年度は17便となり、前年度と同じになると同課は説明している。

 台湾の「復興航空」のチャーター便(180人乗り)は、来年1月8、16、24、2月1日の4便庄内空港に到着する。ツアー客は、最上川舟下りや銀山温泉、蔵王の樹氷、酒田市の山居倉庫などを観光した後、他県も訪れ茨城空港から帰国する。逆に茨城空港に到着した台湾からの旅行客が山形県内も観光し庄内空港から帰国する。

 「マンダリン航空」の104人乗りの便は、来年2月3、6日に山形空港に到着する。マンダリン航空は、来年秋にも10便程度のチャーター便を計画しているという。【和田明美】

毎日新聞 2010年11月30日 地方版
【茨城記者ノート】(1)茨城空港開港 “逆風”の離陸、意外な大健闘
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/101224/ibr1012241316004-n1.htm
2010.12.24 13:10

 インターネット検索最大手、米グーグルの日本法人(東京)が発表した平成22年の年間検索ランキング。前年に比べて検索件数が増えた急上昇ランキング・ニュース部門で「茨城空港」が5位に入り「ワールドカップ」や「はやぶさ」など大きな話題と並んで堂々のランクインを果たした。

 茨城空港は、3月の開港時は韓国・ソウルへのアシアナ航空の国際線1路線しか定期運航がなく、逆風の中の“離陸”だった。だが、4月にはスカイマークの神戸便が就航。中国の格安航空会社(LCC)、春秋航空の誘致にも成功した。来年2月には国内線2路線が加わる。

 空港ターミナルビルは航空機利用客以外の来場者も多く、12月末までに75万人を超えた。橋本昌知事は「路線の展開も心配されたなか、何とかやってこられた」と1年目を振り返る。

 路線廃止や航空会社の撤退が相次ぐ地方空港が多いなか、大健闘だった。他県の空港関係の部署や議会関係者の視察が相次いでいるという。

 県空港対策課の根崎良文課長補佐は「構造的にコストを抑えるようにしたことが大きい」と手応えを示す。動線の短縮、維持管理コストの徹底的な削減が「航空会社からも評価された」。

 また、地理的な要因も影響している。「開港当初は成田空港、羽田空港に近いという懸念があった。だが、それは地方空港でありながら首都圏に立地しているというメリットでもある」。首都圏の空港としてPRができたという。また、来年3月に茨城と群馬、栃木の3県をつなぐ北関東道が全線開通することで今後の利用者増が見込めることも追い風だ。

 茨城空港は地方空港を取り巻く厳しい現状からみれば「成功」と胸を張れる1年目だった。だが、今後、国際化された羽田空港との誘致競争をどう戦っていくかなど課題も多い。橋本知事も「羽田の国際化で各国のLCCが様子を見ている状況だが、諸費用が安く済むなどの特色をPRしていく」と述べ、羽田への対抗意識が垣間見える。

 一般的に利用者が落ち込む2年目以降も成功を収めるためには路線の維持に加え、新規路線開設や新規航空会社の誘致が不可欠だ。フロックではなく、地方空港の真の「成功事例」と評価されるかどうか、茨城空港の2年目も注目したい。(前田明彦)

■茨城空港 今年3月11日開港。定期便としては韓国・アシアナ航空の茨城−ソウル(仁川)、中国・春秋航空の茨城−上海の国際線2路線と、スカイマーク(東京都大田区)の茨城−神戸便の国内線1路線が運航。スカイマークは来年2月から札幌(新千歳)と中部国際にも就航する。
茨城空港:2バス路線開設 来月2便就航で−−常陸太田とひたちなか /茨城

http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20110114ddlk08020148000c.html

 来月1日から茨城空港にスカイマークの札幌(新千歳空港)便と名古屋(中部国際空港)便就航に合わせ、茨城交通(本社・水戸市)は常陸太田市、ひたちなか市と茨城空港を結ぶ二つのバス路線を開設すると発表した。

 新設するのは、常陸太田高速バスターミナル(常陸太田市中城町)から東海駅、水戸駅などを経由する常陸太田線と、勝田営業所(ひたちなか市東石川)から勝田駅と水戸駅を経由するひたちなか線。1日1往復で、料金は1000〜1500円。

 同社によると、路線新設に必要な関東運輸局の許可が出るまで、路線バスではなくツアーバスとして運行する。そのため、3月末ごろまでは事前予約が必要。予約と問い合わせは太田営業所(0294・72・1127)。

 茨城空港への路線バスは現在、関東鉄道や関鉄グリーンバスが運行されており、東京駅発着▽水戸駅発着▽石岡駅発着・小川駅経由▽TXつくば駅(つくばセンター)発着の4ルートがある。【鈴木敬子】

毎日新聞 2011年1月14日 地方版
2/1より
茨城→新千歳空港、
茨城→中部国際空港便
いよいよ就航。

●茨城→新千歳空港
1315→1440
●新千歳空港→茨城
1515→1640


●茨城→中部国際
1715→1820
●中部国際→茨城
1145→1240

詳しくは県空港対策課
0293012761

茨城県広報誌 ひばり
2011年2月号より

*****************
ニュースとはちょっと違いますが…↓

●求人
空港グランドハンドリング(飛行機誘導業務、航空貨物取扱業務)契約社員

●給与
18〜30万

●勤務地
百里基地
※羽田空港、成田空港にて約2年研修あり(社員寮あり)

●時間
24時間交替制
1日実労8時間

●休暇
月8〜9休
年間107休
慶弔、長期休暇あり

●資格
普通免許
※大型・大型特殊・牽引免許所持者優遇

●待遇
交通費支給(月2万)
社員寮
社保
住宅手当
精勤手当
時間外手当
資格手当
資格取得支援
試用期間月給15万

●問い合わせ
羽田タートルサービス株式会社
0299540269

LocoDeco土浦周辺版
2011年1月30日号
2/1より
茨城→新千歳空港、
茨城→中部国際空港便
いよいよ就航。

●茨城→新千歳空港
1315→1440
●新千歳空港→茨城
1515→1640


●茨城→中部国際
1715→1820
●中部国際→茨城
1145→1240

詳しくは県空港対策課
0293012761

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試用期間月給15万

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羽田タートルサービス株式会社
0299540269

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2011年1月30日号
茨城空港:2路線新設 新千歳、中部国際を結ぶ定期便

http://mainichi.jp/select/biz/news/20110202ddm041020100000c.html

 茨城空港と新千歳(札幌)、中部国際(名古屋)の両空港を結ぶ定期路線が1日、新設された。茨城空港の定期便は、アシアナ航空のソウル便とスカイマークの神戸便に続く4路線目。

 新路線は、中部国際と新千歳を茨城経由で往復する。初日は北海道の大雪のため、札幌到着が予定より約2時間半遅れの午後5時22分となった。影響で復路の茨城便、名古屋便はそれぞれ約3時間遅れで出発した。

毎日新聞 2011年2月2日 東京朝刊
先日,NHKのニュースで茨城空港が取り上げられてましたね。
LCCの取り合いが羽田・成田と始まってますが、
上海路線は客足結構順調なようですね。

需要を如何に掘り起こせるか。
皆様のアイデア何かありますか?

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