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経済ニュース〜世界情勢コミュの東京マーケット解説 2008/8/4

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2008年8月4日(日本時間)

<株式市場大引け>

日経平均株価(東証) 1万2933円18銭  前週末比161円41銭安

日経平均先物9月物(大証) 1万2950円  前週末比80円安

日経平均先物9月物(シンガポール) 1万2940円  前週末比135円安

東証1部売買代金  2兆3109億円

東証1部売買高    21億4064万株   

(概況)

前週末のNY市場は、注目の7月の雇用統計が悪いながらも底堅い内容となった事で市場に安心感が広がったのも束の間、地政学的リスクを背景にした原油相場の上昇や、4−6月期決算が大幅な赤字となったGMや、今期の決算が冴えず来期も慎重な業績見通しを発表したサン・マイクロシステムズなど、米国主力企業に対する業績不安の高まりから、主要株価3指数は軟調な展開となった。ただ、7月ISM製造業景況感指数が市場予想を上回った事や、リーマン・ブラザーズが債務担保証券を資産運用会社のブラックロックへの売却で交渉中との報道が下支え要因となり、売り一巡後は底堅い展開となった。

週明けの東京市場は、米国の底堅いマクロ指標の内容を好感する一方、世界的なインフレの加速や景気減速傾向を背景に、日米共に主力企業の業績下振れ懸念が強まりつつある事が重しとなり、日経平均は売りが先行してスタートした。その後も、市場心理の悪化から先物への売りが加速した事で、日経平均も急速に水準を切り下げていくと、約2週間ぶりに終値ベースで1万3000円を割り込んだ。国内主力企業の業績不安が強まる中、海外勢による日本株離れに歯止めが掛からない一方、悲観論の台頭はサヤ取りを狙った短期筋による売り仕掛けが奏効する地合いを生み出すなど、株式市場を取り巻く環境は厳しさを増すばかりで、週末にオプションSQ算出を控え、先物への思惑的な売買が相場を左右しそうな展開が続きそうだ。


<東京外国為替市場>

ドル/円(17時時点) 1ドル=107円78−82銭 前週末比35銭 円安

(概況)

前週末のNY市場は、原油相場の上昇やNY株安などが圧迫要因となりドルの上値を重くしたものの、下振れへの警戒感が強まっていた7月の雇用統計が底堅い内容となった事や、7月ISM製造業景況感指数が市場予想を上回った事が下支え要因となり、ドルは底堅い展開を見せた。

週明けの東京市場は、米国の底堅いマクロ指標を好感しドル買いが先行して始まったものの、オセアニア市場でクロス円での円買いが強まった事から、ドルは上値の重い展開となった。しかし、朝方の円買いの動きが一巡した後は昼にかけて膠着感を強め、午後にかけては豪州の住宅関連指標が上振れた事を手掛かりに、ポジション巻き戻しによるクロス円買い戻しが加速した事から、ドルもじり高の展開となっていった。ただ、明日のFOMCを控え様子見ムードも強く、一段のドル買いには慎重な向きが多かった。


ユーロ/円(17時時点) 1ユーロ=167円97銭−168円04銭 前週末比65銭 円安

(概況)

前週末のNY市場は、ドイツの6月小売売上高が下振れ、ユーロ圏の景気悪化懸念が一段と強まる一方、米国のマクロ指標が底堅い内容となった事で、対ドルでユーロを一段と圧迫し、ユーロ円も軟調な展開となった。

週明けの東京市場は、オセアニア市場で利下げ観測の浮上している豪ドルやNZドルに対し円買いが強まった事から、ユーロも上値の重い展開となってスタートした。ただ、そうした動きも午前で一巡し、午後にかけては豪州の住宅指標の上振れを手掛かりに、クロス円全般に買い戻しの動きが加速した事で円は急速に軟化して行き、夕方にかけて168円台前半まで下落している。

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