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経済ニュース〜世界情勢コミュの東京マーケット解説 2008/7/29

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2008年7月29日(日本時間)

<株式市場大引け>

日経平均株価(東証) 1万3159円45銭  前日比194円33銭安

日経平均先物9月物(大証) 1万3130円  前日比220円安

日経平均先物9月物(シンガポール) 1万3130円  前日比230円安

東証1部売買代金  1兆8947億円

東証1部売買高    17億2428万株
 

(概況)

前日のNY市場は、米国の通貨監督庁がファースト・ナショナル・バンク・オブ・ネバダとファースト・ヘリテージ・バンクの地銀2行の破綻を発表する一方、IMF(国際通貨基金)が米国の住宅市場は一段と悪化する可能性があり、それに伴い信用リスクの増大により金融市場の緊張状態が今後も続くとのレポートを発表した事から、金融セクターへの売りが急速に膨み、引けにかけて株価はほぼ右肩下がりに急落していった。

今日の東京市場では、米国において金融セクターを巡る懸念が再燃し、NY株が大幅安となった事を受け、日経平均は売りが先行してスタートした。その後も、買い手不在となる中を、日経平均は先物主導で急速に水準を切り下げていき、一時1万3000円付近まで下落する場面もあった。ただ、午後にかけてはシカゴのGLOBEXが堅調に推移している事や、週末にかけて重要なマクロ指標の発表を控えたイベントリスクから、じりじりと買い戻しの動きが強まると、日経平均は引けにかけてやや下げ渋る展開となった。今や米国の金融セクターを巡る混乱はいたちごっこの様相を呈しており、米国の実体経済や金融市場に対する影響や、米国当局による政策の実効性を見極めるまで、ひとまずポジションを手仕舞う動きが加速しており、市場を覆う不安感を払拭するにはまだ紆余曲折がありそうだ。


<東京外国為替市場>

ドル/円(15時時点) 1ドル=107円41−45銭 前日比32銭 円高

(概況)

前日のNY市場は、米国の地銀2行の破綻やIMFのレポートを受け、金融セクターを巡る懸念が再燃した事から、ドルは軟調な展開となった。ただ、週後半にかけて雇用統計などの重要なマクロ指標の発表を控え、ドル売りの動きは限定的だった。

今日の東京市場では、米国で金融セクターを巡る懸念が再燃した事を受け、序盤からドル売りが先行して始まった。しかし、その後は国内輸出企業などによるドル売りが出る一方、下値ではドルの押し目買い意欲も見られるなど小幅なレンジで売り買いが交錯し、ドル円は一進一退を繰り返し方向感に欠ける展開が続いた。週後半にかけての重要イベントを控え、引き続き様子見ムードが強く動意に乏しかった。

ユーロ/円(15時時点) 1ユーロ=169円11−16銭 前日比24銭 円高

(概況)

前日のNY市場は、金融セクターを巡る懸念が重しとなり、欧州株が総じて軟調に推移する一方、8月のドイツ消費者信頼感指数が下振れた事などが重しとなり、ユーロは軟調な展開となるも、米国のマクロ指標の発表を控え積極的な売買は手控えられた。

今日の東京市場では、ユーロ圏の景況感悪化を背景に、ユーロは軟調なスタートとなった。その後、日経平均が大幅安となった事からクロス円売りが進み、ユーロ円は一時168円台後半まで下落した。しかし、昼前にかけてクロス円売りが一巡した後は、午後にかけて169円前半付近まで戻すなど、ユーロは底堅い展開を見せた。

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