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経済ニュース〜世界情勢コミュの東京マーケット解説 2008/6/12

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2008年6月12日(日本時間)

<株式市場大引け>

日経平均株価(東証) 1万3888円60銭  前日比294円88銭安

日経平均先物6月物(大証) 1万3880円  前日比290円安

日経平均先物6月物(シンガポール) 1万3910円  前日比255円安

東証1部売買代金 2兆4563億円

東証1部売買高  22億1946万株 

(概況)

前日のNY市場は、需給逼迫懸念やドル安の進行を受け、NY原油相場が一時1バレル=138ドル台まで急騰した事から、米国におけるスタグフレーション懸念が再燃し、主要株価3指数は全面安の展開となった。中でも金融不安がくすぶり続ける金融セクターや、ハイテク・運輸などのセクターの下げはきつく、アルコアの投資判断引き下げから素材株も売られた。

今日の東京市場では、米国のスタグフレーション懸念や金融不安に加え、円高の進行などによる外部環境の急速な悪化を嫌気し、日経平均は大幅に反落して始まった。その後も、明日のメジャーSQ算出やアジア株安を警戒した売りから、日経平均は水準を切り下げていき、午前午後を通じ1万3900円付近でのもみ合いに終始した。5月の雇用統計を受けたスタグフレーション懸念の再燃から、それまでの米国の景気回復期待に基づく金利先高観の醸成による、ドル安の是正とインフレ抑制への期待感と共に、債券から株式への資金シフトが加速するとの楽観的シナリオが今や崩れつつあり、世界経済の先行きには再び不透明感が強まっている。こうした楽観ムードの巻き戻しに伴い、世界的なリスクマネーの行方に再び変化の兆しが訪れる可能性は否定できず、これまで日本株の戻りを主導して来た海外勢の動向が注目される。


<東京外国為替市場>

ドル/円(17時時点) 1ドル=107円50−53銭 前日比4銭 円高

(概況)

前日のNY市場は、NY原油相場の急騰やNY株急落などから、リスク回避によるドル売りが先行し、円は一時106円台半ば付近まで上昇した。ただ、その後は欧米の金融当局者による金利動向を睨んだ発言から、ドル円は107円を挟んで方向感を欠く展開となった。

今日の東京市場では、米国のスタグフレーション懸念や金融不安の再燃から、円買い・ドル売りが先行して始まった。しかし、その後は豪州の雇用統計悪化を受け、豪ドル売り・ドル買いが加速した事で、主要通貨全般に対してドルの買い戻しが進んだ。午後にかけてもドルは堅調に推移していき、夕方にかけては仏国のラガルド財務相がECBの利上げスタンス変更の可能性を示唆した事から、対ユーロでのドル買いが加速した事で、ドルは一時107円60銭台まで上昇した。

ユーロ/円(17時時点) 1ユーロ=165円84−89銭 前日比67銭 円高

(概況)

前日のNY市場は、欧米市場の株安を受けリスク回避の動きが出る一方、原油相場の急騰やユーロ圏の金利先高観が下支え要因となる中、欧米の金融当局者による金融政策を巡る発言が交錯し、終始方向感のでにくい展開が続いた。

今日の東京市場では、NY市場とほぼ同水準始まり、NY株安を受けた日本株安への警戒感から、リスク回避の円買い・ユーロ売りが優勢となっている。その後も、豪州の雇用統計悪化を受けたドルの買い戻しの加速や、株安によるリスク回避の動きもユーロを圧迫した。そして夕方には、仏国のラガルド財務相がECBの利上げスタンス変更の可能性を示唆した事から、一段のユーロ売りを誘発している。

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