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経済ニュース〜世界情勢コミュの東京マーケット解説 2008/6/4

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2008年6月4日(日本時間)

<株式市場大引け>

日経平均株価(東証) 1万4435円57銭  前日比226円40銭高

日経平均先物6月物(大証) 1万4380円  前日比190円高

日経平均先物6月物(シンガポール) 1万4360円  前日比180円高

東証1部売買代金 2兆7205億円

東証1部売買高  26億4415万株 

(概況)

前日のNY市場は、原油相場の急落によるインフレ懸念の後退などを受け、昼過ぎにかけて底堅く推移するものの、午後に大手証券リーマン・ブラザーズが上場以来初の赤字決算を発表するとの観測が浮上すると共に、FRBの窓口貸し出しを利用したとの噂が出た事から、同社が資金繰りに行き詰っているとの見方が広がった事で、市場では信用リスク不安に対する懸念が再燃し、主要株価3指数は急速に下落していった。

今日の東京市場は、金融不安の再燃から前日のNY株は下落したものの、円相場が105円台まで下落した事や、原油相場の急落によりインフレ懸念が和らいでいる事が好感され、日経平均は買いが先行して始まった。その後も、CTA(商品投資顧問)などによる先物への断続的な買い注文が出る一方で、現物にも個人や国内外のファンド系による買いが入った事から、日経平均は午後にかけてじりじりと水準を切り上げていき、前日の下落分をほぼ帳消しにした。金融不安を巡る悪材料からNY株が崩れたにも関わらず、日本株は地合いの強さを証明する格好となり、市場参加者の間では今後も水準訂正の流れが続くとの見方が優勢となりつつあり、ここにきて売買高が膨らんできている事も、そうした流れを映しているともいえよう。


<東京外国為替市場>

ドル/円(15時時点) 1ドル=105円15−17銭 前日比91銭 円安

(概況)

前日のNY市場は、バーナンキFRB議長のインフレ懸念を背景としたドル安牽制発言を受け、FRBによる利下げ打ち止め観測が支援される一方、インフレの動向によっては年内の利上げ観測が強まってきた事から、主要通貨に対するドル買いの動きが優勢になった。

今日の東京市場では、バーナンキFRB議長のドル安牽制発言を背景にした、円売り・ドル買いが先行して始まった。その後も、売り買いが交錯しながらもドルは底堅く推移していたが、105円台半ばでは実需やオプションに絡んだ売り注文が控えている事から、ドルの上値は重く、小幅なレンジでもみ合う場面が目立った。

ユーロ/円(15時時点) 1ユーロ=162円55−58銭 前日比10銭 円安

(概況)

前日のNY市場は、ユーロ圏の1−3月期GDP改定値の上方修正や、4月の生産者物価指数が高水準となった事から、ユーロ買いの動きが先行したものの、バーナンキFRB議長によるドル安牽制発言を機に、対ドルでのユーロ売りが強まった事から、円に対してもユーロの上値が重くなった。

今日の東京市場では、、バーナンキFRB議長によるドル安牽制発言を機に、対ドルでのユーロ売りが強まった事から、ユーロは上値の重い展開で始まった。しかし、その後は日経平均の堅調地合いを受け、リスク回避の動きが後退し、クロス円が全般に底堅い動きとなった。

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