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経済ニュース〜世界情勢コミュの東京マーケット解説 2008/5/23

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 23日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比33円74銭(0.12%)高の1万4012円20銭で今日の取引を終了した。

 前日のNY市場は、電力会社へのM&A観測や、週間の新規失業保険申請件数が予想以上に減少した事に加え、時間外取引で一時1バレル=135ドル台まで上昇していた原油価格が、通常取引では利益確定の動きから急反落し、インフレ懸念がやや和らいだ事などが好感され、主要株価3指数は上昇して終えた。ただ、原油高が及ぼす深刻な影響が懸念され、NY市場は上値の重い展開となり方向感に乏しかった。

 今日の東京市場は、原油高の一服や円安基調が好感されるも、引き続き高値圏にある原油相場が世界経済のリスク要因として意識され、日経平均は小安い水準で始まった。その後、一進一退を繰り返すも、金利先高観を背景に前日のNY債券市場が急落した流れを受け、円債市場も急落した事から、債券先物売り・株式先物買いの動きが加速し、日経平均は午後にかけじりじりと水準を切り上げていった。ただ、週末要因によるポジション整理の売りが終盤強まり、引けにかけては伸び悩む展開となった。

 東証1部の売買代金は概算で2兆4616億円、売買高は21億9947万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は673、値下がり925、変わらずは123だった。

 個別銘柄では、ハイテク・医薬品・保険株などが堅調。その他には、JT、ファーストリテイリング、日本製紙、三菱地所、NTTドコモなどが上げた。一方、大手銀株や商社・非鉄・海運などの市況関連セクターが軟調。その他にも、トヨタ、東電、コマツ、新日鉄などが下げた。

 大証の日経平均先物6月物は反発し、前日比60円高の1万4050円で今日の取引を終了した。一方、シンガポール市場の日経平均先物6月物は、前日の清算値に比べ90円高の1万4060円で取引を終えた。

 原油高の一服や円安基調が好感される一方、原油高が引き続き重しとなり、日経225先物は小安い水準で始まった。ただ、朝安後は底堅い動きとなり、世界的なインフレの加速を背景にした金利先高観から、NYに続き日本でも債券市場が急落すると、債券先物売り・株式先物買いの裁定の動きが強まり、日経225先物は一段高の展開となり場面もあった。ただ、週末に加えNY市場が3連休前という事もあり、引けにかけてはポジション整理の売りが強まり伸び悩んだ。

 一方、東京外国為替市場で円は対ドルで反落し、17時時点では前日同時点に比べ62銭円安・ドル高の1ドル=103円84―87銭前後で推移している。

 前日のNY市場は、FOMC議事録を背景にした米国における金利下げ止まり観や、週間の新規失業保険申請件数が予想以上に減少した事に加え、原油相場の下落がドルの支援材料となり、円売り・ドル買いの動きが優勢となった。

 今日の東京市場は、NY市場での流れを引き継いで、円売り・ドル買いが先行して始まった。ただ、その後は手掛かり難に加え、米国市場が3連休に入ると言う事もあり、ポジション調整の動きから午前午後を通じ小幅なレンジでのもみ合いが続いた。しかし、夕方にかけてはドイツ債券市場の反発による金利低下を受け、やや円を買い戻す動きが優勢になった。

 円は対ユーロでは続落し、17時時点では前日同時点と比べ49銭円安・ユーロ高の1ユーロ=163円19―22銭前後で推移している。

 前日のNY市場は、今週発表されたユーロ圏のマクロ指標が底堅い内容となる一方、原油高になど伴うインフレ懸念からユーロ圏の金利先高観が根強い事が支援材料となり、円売り・ユーロ買いが優勢となった。

 今日の東京市場は、ユーロ圏の金利先高観を背景に、円売り・ユーロ買いが先行して始まった。しかし、その後はドル/円同様に小幅なレンジで一進一退を繰り返し、方向感を欠く展開に終始した。ただ、ドイツ債の反発による金利低下から、夕方にかけてはクロス円が売られ、円は下げ渋る展開となっている。

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