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和。withT1D(1型糖尿病)コミュのカーボカウントとインスリンポンプ療法(1型糖尿病を考えるシンポジウム(2010/01/31)の分科会、大阪市立大学大学院医学研究科発達小児医学教室 川村 智行先生のお話より)

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今晩は、トピック立てまくりですいません。
良かったら目を通して戴けたら幸いです。


1型糖尿病を考えるシンポジウム(2010/01/31)の分科会、カーボカウントとインスリンポンプ療法
大阪市立大学大学院医学研究科発達小児医学教室 川村 智行先生のお話を(またまた、"勝手"にまとめたものです) 


ハートカーボは、"g"より大きい単位
(アメリカでは、炭水化物15gを1カーボとしていたが
第一人者の王冠川村先生は、炭水化物10gを1カーボとされた。
後に、10g1カーボの方が適切なものという研究結果が伝えられた)

先生によって、1カーボの基準が違う。


ハート超速効インスリンは、投与量を増やすと効きのピークも上がるけど
"切れ"にはあまり影響がない。

ハート速効インスリンも、投与量を増やすと効きのピークも上がるけど
"切れが悪くなり、後々にも血糖へ影響する"
→ カーボカウントを行うには、"超速効インスリン"がベスト。



ハート【インスリン カーボ比】
1カーボに必要なインスリン量の事。

50ルールで目安(*)が求めれる。


ハート【グラム インスリン比】
インスリン1単位で食べる炭水化物量(g)の事。

500ルールで目安(*)が求めれる。
500ルールより、300ルールの方が適切。←黒田 暁生先生のお話から。


ハート(*)ルールは頻用しない。

縛られないように。

目安程度の考えでいい。


ハートインスリン効果値
インスリン効果値についても、ルール(1800ルール、1700ルール)にこだわらない。

日内変動(時間帯によって、インスリンの効果が違う)があって当たり前。



ハートインスリン カーボ比、グラム インスリン比
インスリン効果値は、基礎インスリンの影響を受ける。


ハート運動
普通の運動をした場合、5〜6時間影響がある。

激しい運動になれば、1日半影響がある。

→低血糖になりやすい状態なので気を付ける。


ハート炭水化物の血糖作用時間は4時間以内。
4時間以内に消える。←研究で証明さるている。



ハート体重管理の上では、カロリーは必要だけど
血糖管理では、カーボでOK




ハート基礎インスリンの理解。
基礎インスリンとは、食事を摂らなくても血糖を変えない。
(ほとんど上がったり、下がったりしない)



ハートランタスの設定方法
TDD(1日の総投与インスリン量のことです)の30%からスタートする。

1日のうち、打ちやすい時間に(寝る前がお奨め)

寝る前の血糖値と、朝の血糖値がほぼ同じ値になる量(±50)


寝る前の血糖値が高い時は、ランタスを増やすのではなく
Q(超速効インスリン)で下げる。


当日、翌日の運動量を考慮してランタスの量を決める。



ハート【インスリンポンプ】
ベース(基礎量設定)*30ルール

3時間で、血糖値が30以上変化しない量のベース(基礎インスリン量)に。

ただこれだと、厳しいので3時間で血糖が

30下がるなら、ベースを0.1減らし

60以上がるなら、ベースを0.1上げる。



ハートアクティブインスリン(体内にまだインスリンが残っている)が考えられる時・インスリン投与後4時間以内
に食べる時の補正インスリンについて

インスリンポンプなら、アクティブインスリンを計算してくれますし

ペンでも、計算で出せますが

"最後のインスリン注射より、3〜4時間以内なら、血糖値の分の補正インスリンはなしで
食べる分だけのインスリンでOK"



ハート基礎インスリン量を変更する場合は、直ぐに変更するのではなく3日間くらいは様子をみてから行う。




ハートポンプの費用
15000点の3割負担になるので、ペンの時より+4500円/月のコスト
(多分、大体の目安)




ハート最後に
【ポンピングインスリン/ジョン・ウォルシュ著】
という英語の書物がお奨めだと仰ってらっしゃいました。



こんな感じです。
結構はしょってしまっているかめしれないので、こちらもご参加された方
補足、ご協力して戴けたら幸いです。

コメント(2)

まなさん、素晴らしいまとめをありがとうございます。今印刷して、この週末にじっくり「復習」することにしましたウインク

さて補足ですが、

>【ポンピングインスリン/ジョン・ウェルシュ著】
という英語の書物がお奨め

とのことですが、ジョン・”ウォルシュ”ですね。
いい本です。ポンプ導入されたばかりの方、または導入したいけれどまだためらっていらっしゃる方、本当に自分にポンプ療法が向いているかどうか見極めたい方、そういった方々には最適かと思います。
こちらになります。
http://www.amazon.com/dp/1884804845

更に、そのページから関連書物で出てくるこちら、Think Like a Pancreas (「膵臓の様に考えてみよう」)もオススメかと。ポンプ仕様有無に関わらず、何故現在集中インスリン療法とカーボカウントが主流なのかという裏付けの様な本です。
しかも、こちらはキンドル版が既に出ているので、こちらにいらっしゃる方でキンドル使用者であれば、すぐに読めますよ。
http://www.amazon.com/dp/1569244367/

でも、これまた邦訳版はないんですよね・・・涙
ハートMMですよん。さんハート
ウォルシュさんの事、ありがとうございました<(_ _)>今、訂正させて戴きました。感謝しといます。

内容については、きっとMMですよん。さんはご存知な事だらけだと想いますほっとした顔

ウォルシュ氏の書物、とても参考になる、面白いものらしいですね。
"英語が読めなくても"と王冠川村先生は仰ってはりましたが(そりゃ王冠川村先生は読めはるから〜(読めはる方が羨ましい‥)
MMですよん。さんも余裕ですもんね。ですが、興味深いのでご紹介戴いたサイトも覗かせてもらいます。

いつも貴重な情報もありがとうございます。

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