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本能の壊れた岸田秀コミュの原発と皇軍〜「神話」の崩壊にみる日本人の精神構造

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正論7月号に岸田先生が寄稿されてます。
原発と皇軍〜「神話」の崩壊にみる日本人の精神構造
和光大学名誉教授 岸田秀 より

以下ポイントと思うところです。


〔なぜ自閉的共同体の失敗が繰り返されるのか〕

失敗をもたらした原因を解明するだけで満足することなく、失敗をもたらした原因を解明したにもかかわらず、そのあと、なぜその原因を除去することに失敗するかの原因を解明することが必要ではないかと思われる。

【1】
自閉的共同体は、いったんそこに住むと、なかなか抜ける気になれない。

【2】
次に考えられる原因は、失敗の原因は…構造的なものなのに、
(中略)


第一に重要なことは、原子力発電の関係者が自閉的共同体を形成することがないようにすることである。
(中略)
彼らが自閉的共同体を形成しようとしても、できないような構造をつくっておくしかない。それは可能である。


http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110607/dst11060714550009-n1.htm


唯幻論はいわゆる社会における人間の行動一般に関して、ある意味弱い拘束力しか持っていないと考えます。
それはある意味、日本人とか、他の国の人間とか、人種とか、民族とか、人類一般とかが、今後将来、どのように歩もうとも、極端な話、最終的に滅んだとしても、選択するのは彼ら自身であるという意味なのだと。

「それは可能である」というのは、問題を可能性のレベルではなくて、(日本人自らが)実行するかしないかの選択、決断のレベルに引き上げて位置づけている。つまり、全ての日本人の問題なのだと。

また、ドラッカーに関連して、日本において、組織をマネジメントするということは、まさに"自閉的共同体を形成しようとしても、できないような構造をつくっておく"ということも含まれると考えます。

コメント(10)

問題の本質は分かっているのに解決に向かわないこの焦燥感・・・

過去には対応できずに滅んだ民族の屍が累々
果たして日本民族はどうなるのでしょうかね
idさん日記より
戦国時代末期には日本は50万丁以上という世界一の鉄砲保有国であったが、戦乱が終わると「飛び道具は卑怯である」という理屈でテクノロジーを後退させ、刀剣に戻ったと言われている。(鉄砲を捨てた日本人)

これは脱原発(今後、原発というテクノロジーを捨てて別のテクノロジーで電力を得る)が可能なことの一つの期待的材料、話です。

文明とは一種の病気であり、いわゆる文明の進歩とは、文明に内在する不安定要因をきっかけとする悪循環である。
(岸田語録より)

ある意味ブレーキある文明、進歩しない文明のほうが偉いのかもしれませんな。
自らの技術で自らの首を絞めているこの根本的に不合理な、幻想する動物(人間)。。


>日本において、組織をマネジメントするということは、まさに"自閉的共同体を形成しようとしても、できないような構造をつくっておく"ということも含まれると考えます。



実際的な処方箋ですね!指でOK




私は、元原発村住民です。
若い頃にその息苦しさに逃げ出した。

原発村は、実に閉鎖的かつ家庭的です。厚遇も用意されています。

外部からの歯止めや監視がなければ、暴走する。

いまも、原発村は、健在で原発再稼働目前。非常に危険です。

自閉的共同体の典型例で、外部の者に冷淡、時には、残酷です。
一例をあげましょう。

川内原発再稼働は、原発の安全審査が通ってもうすぐです。ところが、住民避難計画は、欠陥だらけ。万が一、事故が起きても住民がどうなろうと、どうでもいい。無関心です。

安全審査は、原発の安全向上を審査しただけです。人間のやることですから、そこに、やはり、不完全があるでしょう。ですから、万が一の住民保護が必要なのに、その点は、見えないし、無関心で、どうでもいいのです。

安全審査は、徹頭徹尾、原発を守るために、現在、できるだけの事をしただけ。もちろん、これでも事故は起こるかもしれないが、それは、仕方がないと彼らは、考えるのです。

原発と原発村を守ることだけが、眼中にあり、住民保護は、別の人が考えて頂戴と本気で思っています。

その結果、安全審査が(住民の)安全を担保しないとか、平気で言えるのです。ある意味、田中委員長は、嘘を言わない正直者です。







川内原発、審査で安全性担保せず 原子力規制委員長
http://www.47news.jp/smp/CN/201407/CN2014071601001601.html
【川内原発再稼働へ】
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140716/dst14071622580016-n1.htm

防災計画に課題 避難、ヨウ素剤…後手に回る自治体
2014.7.16 22:58
 九州電力川内原発1、2号機は審査書案が了承され、再稼働への道筋が開けた。東京電力福島第1原発事故の教訓を踏まえ、技術面で再稼働の条件はほぼクリアしたが、自治体が整備を進めている原子力事故の防災計画には不備が目立つ。住民の被曝(ひばく)を抑える安定ヨウ素剤の事前配布や、事故時に前線基地となる緊急事態応急対策拠点(オフサイトセンター)の整備など、運転再開に向けた課題は残されたままだ。

 鹿児島県では、原発から半径30キロ圏にある薩摩川内市など9市町に約21万5千人が暮らす。いずれも既に事故時の避難経路などを定めた防災計画を策定し終え、計画の実効性をより高めるために計画の内容を磨き上げる段階に入った。

 その一環として県は5月、30キロ圏の住民の9割が圏外へ避難するのに最長で24時間45分かかると試算。だが、市町ごとの避難時間は算出されず、放射性物質の拡散に影響を与える風向きなども考慮していない。

 地元自治体からは、避難計画の実効性向上につながるか疑問の声もある。30キロ圏のいちき串木野市の担当者は「渋滞場所が分かっても避難時間が分からない。市で解析するのは難しく、国や県には実地に役立つ情報を期待したい」と話す。

 県の防災計画では、国の指針で示された甲状腺被曝を防ぐためのヨウ素剤を、原発5キロ圏の住民へ事前配布することになっている。しかし、再稼働までに配布作業を完了できるか不透明な状況だ。
 九州電力川内原発1、2号機は審査書案が了承され、再稼働への道筋が開けた。東京電力福島第1原発事故の教訓を踏まえ、技術面で再稼働の条件はほぼクリアしたが、自治体が整備を進めている原子力事故の防災計画には不備が目立つ。住民の被曝(ひばく)を抑える安定ヨウ素剤の事前配布や、事故時に前線基地となる緊急事態応急対策拠点(オフサイトセンター)の整備など、運転再開に向けた課題は残されたままだ。

 鹿児島県では、原発から半径30キロ圏にある薩摩川内市など9市町に約21万5千人が暮らす。いずれも既に事故時の避難経路などを定めた防災計画を策定し終え、計画の実効性をより高めるために計画の内容を磨き上げる段階に入った。

 その一環として県は5月、30キロ圏の住民の9割が圏外へ避難するのに最長で24時間45分かかると試算。だが、市町ごとの避難時間は算出されず、放射性物質の拡散に影響を与える風向きなども考慮していない。

 地元自治体からは、避難計画の実効性向上につながるか疑問の声もある。30キロ圏のいちき串木野市の担当者は「渋滞場所が分かっても避難時間が分からない。市で解析するのは難しく、国や県には実地に役立つ情報を期待したい」と話す。

 県の防災計画では、国の指針で示された甲状腺被曝を防ぐためのヨウ素剤を、原発5キロ圏の住民へ事前配布することになっている。しかし、再稼働までに配布作業を完了できるか不透明な状況だ。
大東亜戦争で国敗れても山河ありで、立ち上がることができましたが、原発事故の場合、山河の汚染が何百年も残ります。

実際、立ち入り禁止区域ができ、山の幸、キノコ、獣肉は汚染され食べられません。

いまだに、汚染米が出荷不可になり、汚染
魚が水揚げされています。

歯止めのない原発村の暴走で子孫に汚染を残す。
どうすればいいかは、刑事罰を課すしかない。

通常の工場が汚染物質を川や海に流せば、まず逮捕され、刑事罰がある。民事賠償も大変です。

原発事故責任者になぜ刑事罰がないのか。だから、原発村は、増長するのです。
なぜ、原発事故の責任者に刑事罰がないのか。

それは、原発が正義だから、失敗は、大目に見られるのでしょう。

原発村内部では、エネルギーの安定供給が正義であり、準国産エネルギーの原発こそ、絶対正義であります。

これは、また、国民にもある程度共有されています。

戦前の日本の軍人と同じ。戦前、軍人の不祥事や殺人まで大目に見られていました。甘粕大尉の殺人。

その当時の日本は、正義を強く求め、大東亜戦争に打って出るのです。

岸田理論によれば、正義を高く掲げるのは、差別され屈辱に喘いでいるから。不当な差別に鉄槌を加えるのです。

実際、戦前は、白人支配の世界で誇り高き日本人は、不当な差別の屈辱に喘いでいた。

翻って、現在の日本は、中東とメジャー企業にエネルギー源を押さえられ、脅され、搾取されて怯えています。
この状態から抜け出す正義こそ原発なんだ。

原発村の住人は、この正義を掲げ、真面目にに努力しています。そして、この正義は、ある程度国民共有されている。

しかし、正義感が強ければ強いほど危険です。

現在、原発関係者は、この正義にしがみついており、従って、旧日本軍と同じく合理的判断ができない状態です。

日本のために原発が絶対必要=絶対正義。逆らう者は、非国民と固く信じています。


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