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大西宏の夢を求めて今を生きようコミュのビジネスメンタリズム  ガンバが落ちた!―ガンバの生みの親の感慨

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ビジネスメンタリズム  ガンバが落ちた!―ガンバの生みの親の感慨



ガンバ大阪が落ちた。生みの親の一人としてのぼくの感慨がある。そして、一ビジネスマンとして。



 稀に経験することだが、「こうなってはたいへん」と考えてそうならないようにすればするだけ、そうなってしまうことがある。ここでスライスしてはたいへんと思ったらスライスしたり(ゴルフ)、ここでそうなったら大変と思ったらフォアボールを出してしまうようにだ(野球)。



 ガンバがまさにそうだった。逆転された新潟にない固さがあり、金縛りにあうように思うように動けず。つながらず、シュートがバーに引き寄せられ、足がオフサイドラインを踏み出て、習慣のように一番とられてはいけない時間帯に失点して、全く負けをプログラミングされているようだった。

 つまり、勝たねばならないという強迫観念に捉われてしまい自分を失ってしまっていた。



 こんな場合、リーダーは、「何が何でも…」というよりも。「負けても殺されない。思う存分プレーして、勝ってもまけても、悔いのないゲームをしようじゃないか。そりゃ勝ったらなおいいけれど」

そう、「負けてもよい」と本当に思ったほうが勝てたかもしれない。



 前西野監督の攻めるサッカーの戦術は、単なる戦術を超え理念として選手の精神に染みついていた。呂比須ヘッドコーチやセホーン監督が守り重視の戦術を打ち出しても、それは選手の精神レベルが受け付けなかった。それは松の木に梅の木を接ぎ木するようなものだった。

 まず西野氏のノウハウの蓄積を尊重し活用すべきだった。ザッケローニがいまだに日本人のサッカーのDNAを踏襲しているように。

呂比須氏はとくとくと「変える」ことを強調していた。



 この分の前2段は、サッカーの専門分野に限った話ではない。次はやや専門分野に食いこむ。

 遠藤選手も松波監督も、「ガンバは1点2点を守りきるチームではない。とられたらとり返して勝つチームだ」といった。

 サッカーのエキスパートだからあるいは正しいのかもしれないと思わせる。しかし、ビジネスの世界でも、経営学のレベルよりも上位に宇宙の原理が厳存する。人間の法則、社会の公理、自然の法則といわれるものだ。



 いくつもの戦闘を企画した陸軍の参謀だった瀬島元少佐から次のことを聞いたことがある。

 「古来攻めるだけで勝った国はなく、守るだけで勝った国はない。攻めること守ることは一つのものだ」

 素人でも、このような観点から玄人を批判することは許されるのでないか。あえてぼくはしなかったけれど。

 今度、松波君と飯を食ったら、それでもサッカーでは「攻めと守りは別々のものなのか」聞いてみたい。



 それにしても、落ちてよかった。落ちるところまで落ちなかったら、落ちたからできること(改革)ができないからだ。優勝の広島は2回落ちている。



 




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