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リレー小説 執筆中!コミュのリレー小説3 「my graduation」 女性執筆者限定

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テーマ「卒業」
タイトル「my graduation」

このトピックは、女性執筆者限定で、4話完結を行ってください。

コメント(5)

初めて執筆させていただきます。
ありえない展開といわれるかも知れませんが見逃してくださいげっそり
いくらひどい文章でも未完で終わるのは嫌です泣き顔
是非第2話よろしくお願いしますペン

第一話

「起きなさい!朝よ!」と母の声が遠くから聞こえた。
「は〜い」と寝ぼけた声を出した後、私ははっとした。
何で?母がここに?混乱の中目を見開いた。

ハンガーにかかった制服、勉強机、今は無いはずのCD…。
ここは実家だ!私が二十歳まで住んでいた家だ!
でも何故?私はもう住んでいないのに…。

私は2年前に結婚して子供と3人で暮らしてる。
あの事件以来、余り実家には戻っていない。
昌也を思い出してしまうから。

昌也を亡くしたのは10年前の卒業式の後だった。
私を駅まで送ってくれた直後の交通事故で即死だった。
私の涙が枯れるのに8年かかった。

今は、子供に恵まれ平凡な生活を送っているけど
卒業シーズンになると強く彼を思い出す。

バスケ部のキャプテンで優しい人だった。
私の幸せが僕の幸せなんて平気で言える人だったけど
私は恥ずかしくて好きなんて一度も言わなかった。

「まだ寝てるの?遅刻するわよ,卒業式に!」
母の言葉で我に返った。今、何て?
私は混乱の中飛び起きて母に聞いた。

「卒業式って誰の?」
「美奈の高校のに決まってるじゃない、まだ寝ぼけてるの?」
机の上の新聞に目をやると3月11日だった。
彼を亡くした10年前のあの日だった。




第二話

私は立ち上がって鏡を見た。10年振りに見た、長い髪の私がそこにいた。昌也が好きだと言ってくれた長い髪。卒業式の後、病院で見た昌也は、即死のはずなのに眠ってるだけみたいに綺麗な顔をしていた。

その日、私は自分で髪を切った。どうしても昌也に持っていってほしくて。髪を一緒に焼いてほしいとお願いしたら、ご両親も快諾してくれた。それからはいつもショートにしていた。

「美奈!昌也くんが迎えに来てくれるんでしょ?まぁ!あんたはまだそんなかっこして!早く着替えなさい!」母はスーツにメイクもバッチリだった。父兄は生徒より一時間も後に来ることになっているのに…母の方が張り切っている。10年前と同じ。

私は制服を着ると、長い髪を昌也の好きなポニーテールにして、リボンを結んだ。昨日までショートだったから、変な感じがする。

支度はしたものの、高校生の自分が信じられなくて、呆然としていると、玄関のチャイムが鳴った
第三話


「おはよう、美奈」
優しくほほえむ昌也の顔は思い出の中の笑顔と同じで涙が出そうになった。



卒業式が終わり、2人で駅へと向かった。

昌也との別れが近づく…


「ねぇ、もし私が死んだらどうする?」
「なーにバカな事言ってんだよ」
ケラケラと笑って冗談としか受け止めてくれない。でも私は…


「っ私はすごく苦しかった!昌也がいなくなったら私…どうすればいいの!?」

泣きながら訴える私を驚いた表情で振り返った昌也は、少し考える素振りをした後


「幸せになればいいよ」

そう優しく微笑みながら言った。
泣いている私をあやすように髪を撫でる昌也を見て、いつかの言葉を思い出した。


―美奈の幸せが、僕の幸せだから―


あの時言えなかった2文字
今なら言えるよ

それなのに…過去は変えられないの?


「昌也…私っ」

言いかけた私の目に写ったのは、猛スピードで私達に向かってくる車―


「危ない!!」


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