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リレー小説 執筆中!コミュのリレー小説2 「赤い糸」

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初めましてわーい(嬉しい顔)勝手にトピたててしまったのですが、大丈夫でしょうかあせあせ(飛び散る汗)
よかったら続きお願いしますo(_ _*)o


・テーマ 「過去を忘れられない男のラブストーリー」
・タイトル 「赤い糸」


第一話
「何ですか?」
彼女は迷惑そうに冷たく言った。
俺は足早に駅に向かって歩く彼女の腕を掴んでいた。

彼女いない歴5年。別にモテないわけじゃない。27歳にもなって運命なんてものを信じてるわけでもない。
ただ俺には忘れられない女性がいた。
彼女は同じ大学の気の合う仲間の一人で、俺たちがバカやってるのを見ていつもニコニコ笑っていた。
彼女の笑顔を見るためならいくらでもバカになれた。告白をOKしてくれた時には嬉しくて、友達に自慢して回った。

でもある日を境に彼女から笑顔が消えた。俺といる時は特に上の空でいたから、原因は俺にあるのだと思った。しかし理由を聞いても『何でもない』の一点張り。一緒にいるのがツラくなり、どちらからともなく俺たちは離れていった。

それ以来女性と付き合うことを億劫に思っていた俺が、なぜ彼女の腕を掴んだのか。可愛かったから?いや、違う。
彼女を見失ってはいけないと思ったから…

コメント(5)

前回同様第二話で失礼しますm(_ _)m



第二話

彼女は俺の忘れられない女性にそっくりだった。

しかし、よく見たらセーラー服を着ていた。

「すみません!つい・・・」
慌てて手を放した。
そのまま逃げてしまいたかったが、そうもいかない。
このままでは、女子高生に手を出そうとした変態になってしまう。

慌てて言い訳しようとしたとき、彼女は俺の顔をじっと見ながら言った。

「もしかして・・・真太郎さん?」

人違いだと思っていた彼女にいきなり名前を呼ばれて、驚きのあまり、声が出なかった。

「真太郎さんじゃないですか・・・?」
「いえ、真太郎ですけど・・・どこかでお会いしましたっけ?」

彼女は、俺がずっと忘れられなかった笑顔を作って答えた。

「私、深沢ゆきの妹の、さくらです。」

そういえば、一度だけ、ゆきの家に行ったことがあった。
そのとき、ゆきの両親は留守だったが、小学生の妹がいた。

あれから5年。
小学生だったさくらは、俺の知ってるゆきにそっくりに成長していた。
第三話

「私今このコンビニでアルバイトしてるんです」
さくらはそう言うと俺はそっけなく「そうなんだ・・・」と答えていた。

女性と面と向かって話すのも久しぶりで少し戸惑いもあったのだが、それとともにゆきに似ている事でどこか複雑な気分だった。

顔も、仕草も、声も、話し方もあの頃のゆきにそっくりで俺はつい・・・
「しかし、ゆきにそっくりだな」と言ってしまった。

するとずっと笑顔だったさくらが急に寂しそうな顔で
「・・・姉妹ですから」と小さくそうつぶやいた。

その夜俺はさくらと逢ってしまったことで忘れかけていた、いや忘れようとしていたゆかの事をずっと考えるようになっていた。

未練を押し殺すために忘れようとしていたが、ゆかに逢いたいという気持ちがこみ上げてきた。ただ、ただゆかは今どうしているか知りたかった。彼氏が居ると言われてもそれによって諦めもつけれるし、幸せに過ごせているのか、それだけでも聞くために次の日さくらの働いているコンビニへ俺は向かっていた。

さくらは俺を見つけて笑顔でどうしたんですか?と聞いてきた。俺はゆかが今どうしているかをさくらに聞いた。するとさくらは3分ほど沈黙になりこう言った。

「お姉ちゃんね、白血病で5年前に死んじゃったの・・・」

俺は頭の中が真っ白になり崩れ落ちるように座り込んだ・・・。
第四話

そうか…それで俺の中で全てがつながった。ゆきを、突然襲った病魔。ゆき自身も、何かしら体調の変化を感じていたから、一緒にいても上の空な態度だったのだ。

「真太郎さんには私を忘れて幸せになってほしい…お姉ちゃんの最期の言葉です」涙を滲ませ、微かに震えながらそう言うさくらは、俺にはゆきにしか見えず、ゆきから直接言われているような感覚に陥った。

「ありがとう」俺は絞り出すように言うと、コンビニを出た。それから俺はひたすら仕事にうちこんだ。ゆきを忘れる為に

そして、数年が過ぎたある春の日。会社の前の桜並木。「あのぅ…真太郎さん…?」背後から声をかけられ振り向くとそこには、ゆき…いや、さくらがいた。もうセーラー服ではなく、スーツにパンプス。胸には俺の会社の社員バッジ

あぁ、俺は結局忘れられなかったんだ。さくらをゆきの身代わりにするつもりはない。運命なんて言葉は、何かに流されているようで大嫌いだ。でも、こうして再会したことには、きっと意味があるはず。

「さくらちゃん、今日から新入社員か!社会は厳しいぞ!」と先輩らしく言うと、「はい!頑張ります!」と元気よく微笑み返すさくら。強い風が吹いて、桜の花びらが舞った。


〜了〜


どうでしょう(冷や汗)

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