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IDCproject(HIV/AIDS)コミュの〔札幌〕 HIV感染者最多 危機意識低下か

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 HIV 札幌の感染者最多20人 今年 危機意識低下か

 札幌市で今年新たに報告されたエイズ患者とエイズウイルス(HIV)感染者の合計が過去最多の二十人に達し、エイズ予防法(当時)に基づく調査が始まった一九八九年からの累計が百人になった。同市が世界エイズデーの一日現在で集計した。エイズの患者・感染者は近年、アジアでの増加が懸念され、日本でも過去最悪のペースで増えており、若い世代での感染拡大が指摘されている。札幌市の患者・感染者は道内全体の約三分の二。専門家は「エイズが社会問題となってから二十年以上がたち、若者を中心に危機意識が徐々に風化しているのでは」と話している。

 札幌市が市内の全医療機関からの報告を集計した。

 市によると、新たに報告されるエイズ患者とHIV感染者の合計は二○○○年に七人、○二年に十一人と、年々増加。今年は一日現在で患者が五人、感染者が十五人の計二十人と、過去最多だった○四年、○五年の十三人を大きく上回った。

 性別は男性が十九人、女性が一人で、年齢は三十代が十六人、二十代が二人、四十代と五十代が各一人。感染経路は男性同性間の性的接触が十四人、男性の異性間性的接触が二人、女性の異性間性的接触と外国での輸血が各一人、不明が二人だった。

 また、厚生労働省エイズ動向委員会によると、札幌市を含む道内の患者と感染者の合計も増加傾向にあり、昨年は二十人、今年は十月一日までに二十四人と過去最多になっている。

 一方、札幌市の人口十万人当たりの患者・感染者数(累計)は一日現在、五・三人。道内平均の二・七人の約二倍だが、○五年末現在の全国平均の八・六人を下回っている。

 同市の細海伸仁感染症対策担当係長は「報告されているのは患者・感染者の一部。エイズは早期発見すれば発病を抑えられる。可能性のある人は検査を受けてほしい」と話している。



 エイズ エイズウイルス(HIV)感染で免疫機能が低下する病気。感染してから発症するまでに10年程度の潜伏期間があり、発症するとカリニ肺炎などの感染症やカポジ肉腫などの悪性腫瘍(しゅよう)を発生させ、死亡率が高い。性的接触による感染が最も多く、輸血や医療事故による血液感染、妊娠・出産時の母子感染も報告されている。投薬治療で発症をかなり抑えられるようになったが、特定治療薬に耐性を持つウイルスも増えている。

2006/12/03

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20061203&j=0045&k=200612030213
 

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