ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

環境問題に対する政策を考える会コミュの林業について

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
こんばんわ。きんです。
今日は日本の林業についてみなさまのご意見をきければと思います。
「どうして日本には山林をいっぱい保有しているのに海外から輸入しているのだろう」という問題についてです。

もちろん、国内にある利用可能木材量で国内需要量を満たせるわけではないので(減らす努力は必要ですが)、ある程度の輸入は必要かとは思います。また輸入する木材の内容(天然林か、人工林か、や認証材かそうでないか、など)も大事な判断軸です。

海外から木材を輸入するメリット・デメリットをまとめてみました。
・メリット
コスト、外観や硬さなどの特性が用途により適している材質のものがある、輸入先の仕事供給
・デメリット
海外のCO2吸収源である森林の伐採、輸送によるエネルギー消費、国内林業の衰退を加速

私は熱帯雨林ネットワーク(JATAN)というNGOの会員になっています。
そこのお仕事を少しお手伝い(といってもデータの体裁を整えるだけですが)しているとやはりコスト面で日本の木材は割に合わない、という企業の意見が多く見受けられました。「コスト」が最大の原因だそうです。
運輸コストを差し引いても熱帯雨林やタイガの天然林や人工林から輸入したほうが安いそうです。

国は国内林業に対してもちろん、ある程度の補助や対策をしています。
森林環境保全や水源涵養などの名目でおおよそ数千億の税金が投入されていますし、基本計画も整備されています。
しかし一時ニュースになった緑資源機構などの汚職といった不正な予算の使われ方をしているものも少なくないと想像できます。
また、利権のための不要な事業や水源涵養林という規定にあてはめるために逆効果の事業もなされているという話も聞いたことがあります。
もちろん、こうした予算の無駄遣いを減らし、有効に活用してもらうことが大事です。

そうした上で、こういう対策はどうだろうかと思います。
?国産材を一定以上の割合を使用した事業・企業には補助を出したり、企業に対しては税制優遇の措置を取る
?輸入材を使用した場合、その分の海外のCO2吸収量が減るのでその分を輸入材をコストに上乗せする(CO2排出取引の仕組みを応用する)
また国内の従事者に対する補助や定年退職者の活用という手もあるかと思います。

みなさまのお考えを聞かせていただければと思います。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

環境問題に対する政策を考える会 更新情報

環境問題に対する政策を考える会のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング