建築　世界の巨匠コミュの日々の宿題

日々思うことですが、商業開発などという仕事に
携わるとこんなにSCって必要なのか？
って率直に感じます。

金太郎飴のように同じテナントが入って
ダイヤモンドシティのようなハイホスピタリティが
ベンチシートとなって業界のスタンダードになろうとしている。

さらに今や、SCは単なるショッピングセンターではなく
ワンストップの生活利便施設として成り代わろうとしている。

超都心型の専門街と郊外型のワンストップ

街には一体何が残り、何が育まれるのだろうか？

最近ではニュータウンへ回帰する現象が観られるようだが
果たして郊外型SCへ足を運ぶのかと思いきや
実はそうではなく地元の商店街に足を運ぶそうだ。
趣味的消費も地元で済ませる若い夫婦が多いという。

そう考えると、都心回帰と言われているが実際はどうなのか？
子育て型の賃貸マンションというのも都と民間デベロッパーが
手を組んで開発に取りかかっているが、
実際のところ、一般的な30代のサラリーマンで借りられる
間取りなんて限られてくる。
自ずと一人っ子が多くなるのは当たり前で、
共用部や付帯施設の充実では、少子化は防ぐことは出来ない
と思われる。クビをかしげてしまう。
都心のマンションの平均は1?が大体70万強ぐらいだとすると
2DK50?　14万円/月で借りたら子供が大きくなるまでに
25OO万円ぐらいは出費する。
だったら低金利の現在にマンションを購入した方が
後々資産にもなるし良いのではないか？と率直に思う。

話がずれてしまったが、
生活と商業は切っても切れない存在ではあるが、
プチバブルの現在、走り始めた車はなかなか止まらないのは
よく分かるが、開発とは？という原点をもう一度見つめないと
いけない時期にさしかかってるのではなかろうか。

あなたにとって生活とはなんでしょうか？