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メディカル道場コミュの10,9級レベル−1

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39歳のAさんは、39度の熱を出し、医師を受診し、「風邪」と言われ、風邪薬を処方されました。(この症例では、熱以外の症状を無視してください)

この診断についてどう考えますか?

コメント(3)

医師にそう言われたら納得してしまいます。
発熱の期間が気になりますが…。

 風邪というのは、熱を伴う疾患から、特定の名前のついているものを除外し
 「(PL顆粒やヒスタミン剤等の対処療法を除けば)
  特に治療を必要としなくても自然寛解するもの」だと思います。
 
・ウイルス性で抗生物質は効かない
・細菌性であるが、経口抗生物質で十分で特にアグレッシブな治療を必要としない
・特に他に治療が必要な疾患が存在しない
 
 という場合だと思います。

 腎盂腎炎、副鼻腔炎、喘息、アレルギー、、、、等々が
 見逃がされて「風邪」と診断されているケースもあると思います。

風邪の定義は人によって少し違うかもしれませんが、Common cold あるいは Upper Resipratory Infection (URI) と呼ばれるもので、コクサッキーなどウイルス性の急性上気道炎を意味します。細菌性のものは個別に溶連菌性咽頭炎とかの病名がつくので、風邪には含まれません。

小児を除いて、大人の場合、風邪だけで38.5度以上の発熱を起こすことはまずありません。従って、39度の発熱で「風邪」だと診断されたら、まずその診断を疑う必要があります。冬であれば、インフルエンザの可能性も高くなりますが、風邪ではありません。咳、咽頭痛、鼻水、鼻づまりなどの急性上気道炎症状がなければ、他のウイルス感染、細菌感染、あるいは感染症以外の高熱を呈する疾患を鑑別する必要があります。

アメリカでも、39度以上の発熱があり、しかも急性上気道炎症状もないのに、風邪やインフルエンザと誤診されることがあります。38.5度以上の発熱の患者さんを診たら、まず風邪以外の疾患を考えてください。例えば、腎盂腎炎、リウマチ熱、PIDなど、症状に応じて考えなければいけませんが、特に腎盂腎炎などの細菌感染症は適切な坑菌薬ですぐ治療を始めなければ敗血症になってしまいます。

風邪は非常に一般的な疾患ですが、風邪症状を呈する疾患も多く、風邪と他のよりシリアスな疾患との鑑別はとても大切です。その見分け方の一つが発熱です。
「38.5度以上の発熱は風邪と思うな。」というのが私の教訓です。

TAXUSさん、そうですね。医師にそう言われたら納得してしまいますね。ただ、風邪以外の疾患を風邪と診断してしまうのも医師なので、医師を目指す人は注意が必要です。ご指摘の通り、発熱期間も重要です。通常丸3日間以上発熱のある場合は風邪の可能性が低くなります。

ラララ7さん、なかなかするどいご指摘でしたね。そうなんです、いろいろな疾患が風邪だと誤診されているケースがあります。風邪を診断するのは簡単のように思えますが、実はそうでない時も多いのです。

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