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憂国の士コミュの【次代への名言】■「政治とは、諸国家の生死にかかわる利害についての科学である」(メッテルニヒ)

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【次代への名言】6月11日・メッテルニヒ
2009.6.11 03:16

このニュースのトピックス:欧州
 ■「政治とは、諸国家の生死にかかわる利害についての科学である」(メッテルニヒ)


 「自分の力量に疑念をもっている人物には、自分が万能だと思っている人物ほどの危惧(きぐ)を、余は抱かない」

 ナポレオンによって国が傾こうとしていた1809年7月、オーストリア皇帝、フランツ1世が36歳のメッテルニヒを最重要ポストの外相に抜擢(ばってき)したとき、躊躇(ちゅうちょ)する彼に皇帝はこう語ったという。

 きょうが没後満150年のメッテルニヒには「革命の敵」とする批判もある。しかし、ナポレオンの面前で「陛下、運命に見放されましたな」と断言したとおり、彼はこの乱世の天才を打倒する主力となり、約30年にわたるウィーン体制を主宰した。欧州政治史の巨星である。

 「一人のドイツ人として、母国語がきちんと話せ、書けるというだけではない。完全なまでの教養と完璧(かんぺき)なまでの言葉づかいに匹敵する域に達し、人々を指導する地位に立って恥じないほどの国語力を身につけることこそ、時代をとわず、きわめて重要なことなのだ」

 これは、メッテルニヒの父が彼にあてた手紙の一文である。「ドイツ」を「日本」に置きかえてみよう。そのうえで、救国の大志を抱いておられながら、失言や舌禍、それに寡黙が引き起こす新聞種が絶えない方々にささげたい。 

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