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「良識ある」政治・政策検討会コミュの第二章 戦争の放棄 第九条 を考える!

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第二章 戦争の放棄

第九条 日本国民は、
正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。



※この憲法については
全世界で唯一世界平和を高らかに宣言した世界一 素晴らしい憲法だと私は思います


しかし時代の流れの中
憲法改正の声も無視出来ないと思います


皆様のご意見を聞かせてください


注意事項
他人の意見を尊重し
返信する場合は建設的に大人の対応すること




コメント(7)

【年齢/性別】 43歳 男性
【職業】会社員
【総論】必ずしも改憲する必要は無いが、改憲してもかまわないよ派



>0 トピ主さん

>全世界で唯一世界平和を高らかに宣言した世界一 素晴らしい憲法だと私は思います


 まずね、残念ながら事実誤認を指摘しなければならない。平和憲法ってのは何も日本の専売特許と言うわけでも無ければ、平和憲法を採用したのは日本が世界初でもない。世界には約200ほどの国家があり、そのうち180カ国以上が成文憲法を持ち、うち約150カ国が平和憲法を持っている。つまり、世界の国家の4分の3が平和憲法を持ってるんですよ。

 日本は“平和憲法を持つ特別な国家”と言うわけではなく、“平和憲法を持つ150カ国のうちの1カ国”でしかないんです。日本以外にも、「戦争の放棄」と「戦力不保持」を憲法に記載する国は多い。でね、日本よりも余程突っ込んだ内容の平和憲法を持つ国も珍しくないわけ。

 例えば、「平和政策の推進」が明記されている事例は48カ国あり、「国際協和」を謳っている国家は75カ国を数えるし、「戦争の煽動(または準備)禁止」を謳っている国は12カ国、「平和的国際組織への参加ないし国権の一部委譲」を掲げる国は18カ国有り、「核兵器の禁止と排除」を明記してる国は11カ国ある。どれも、日本の平和憲法には無いけどね。
 さて、上記を踏まえたうえでで言わせていただければね、日本を含むどの平和憲法国家でも安全保障問題を無視してる国は無いんです。日本以外にも戦争の放棄を謳っている国家は幾つもありますが、日本を含めどの国も自衛権の行使としての武力の保持と行使までは放棄していない。それは逆に、平和を壊す行為でしかないからです。

 非武装による自国の崩壊は自国民に多大の犠牲と辛酸を与えることになり、ひいては国際平和を阻害することになるからです。それ(国家の非武装化)をやっちゃって、見事に平和を壊しちゃった実例が、1988年のモルディブです。モルディブはインド洋に浮かぶ人口30万人の島嶼国家で、南洋の楽園と言ってよい平和な国でした。

 どのくらい平和かというと、殆どの国民は政治に全く関心を示さないので政党が存在しなかったというくらい平和でした。そんな国なので当時のモルディブには国家を防衛する戦力が全く存在せず、損な国であったからこそ国家乗っ取りを企む民間人が出てしまったんですね。

 1988年11月3日、ガユーム大統領政権の転覆を目指すモルディブ人の実業家アブドラ・ルスフィとサガル・ナシールの二人は、隣国スリランカの極左過激派PLOTE(タミル・イーラム人民解放機構)の傘下にあるタミル人ゲリラ組織の構成員を傭兵として雇い、武力クーデターを図ったのです。

 モルディブ警察は保有する武器は小火器のみで、主任務は密漁取締り、実戦経験などもちろん有りません。それで1晩持ちこたえたんですから、これは大奮闘と言ってよいでしょう。モルディブ政府はスリランカ政府に対してお前の所の無法者をなんとかしろと要請していましたが、スリランカもいきなり言われてもそんなに急には動けません。

 絶体絶命と思えたモルディブを救ったのは、インド軍の介入でした。当時インドは中国との国境紛争で手痛い敗北を喫し、地域大国としてのメンツが潰れておりました。またスリランカとインドの関係が、あまり良好とはいえなかった事も一因です。

 モルディブのピンチは、インドにとてスリランカのはなをあかすと共に、汚名返上のチャンスになったんです。インドは頼まれもしないのに空挺コマンド1個大隊を輸送機で空輸、あっという間(11月4日)にクーデターを鎮圧しました。これは三国を巡る関係を考慮した恩義の押し売りですが、結果的に迅速な事態収拾が実現しています。

 現在のモルディブ共和国は国家保安隊と言う準軍隊(準軍隊も軍事力の一部)を整備し、2004年には警察の機能を分離して、より軍隊的性格を強めています。まあこれは警察と国防の分権化であり、国家保安隊による権力集中を防ぐ意味合いがあるのだけれど。

 繰り返しますが、日本を含めどの国も自衛権の行使としての武力の保持と行使までは放棄していない。戦力の一元管理による内乱・外敵の抑止、つまり安全保障は行政の重要な機能の一つであり、それを損なうような憲法であれば、それは明確に欠陥憲法と言えるでしょう。

字数制限により続く
>2の続き


 では何故、世界の4分の3で平和憲法が制定されているのでしょうか?結論から先に言えば、【平】【和】【憲】【法】【は】【戦】【争】【抑】【止】【を】【目】【的】【と】【し】【て】【お】【り】【ま】【せ】【ん】。重要なので、あえて強調しました。

 つまり、平和憲法は安全保障(=平和の維持)とは関係がないといえるんですね。平和憲法を採用すれば平和になるわけでは無いし、平和に過ごせるわけでもないんです。世界の多くの国で平和憲法が採用されているのは、【権】【力】【の】【一】【極】【集】【中】【阻】【止】が第一目的であり、内政上の問題なんですね。

 結構誤解されてる人多いんですけど、封建制度での皇帝よりも民主主義での僣主のほうが権力が大きいのです。そして近代国家の特徴である「議会制民主主義」「個人の人権の尊重」「国民の間接的軍管理」と言う制度は、「戦争を産み易く」「僭主を輩出する可能性も秘めている」というリスクを併せ持っております。

 そのリスクを抑制もしくは分散するのが目的で、平和憲法という物が作られるようになったのです。なので平和憲法の採用の分けれ目は、民主主義の浸透度が大きく関わっていて、国体の実質が民主主義で無い国には必要ないので制定されないか、されても全く機能しないんですね。

 つまり、平和憲法は安全保障(国際間の平和維持)には殆ど役に立たないシロモノであり、安全保障とはそもそも出発点が違うのです。平和憲法を持っているのと、安全保障が保たれるのは別の問題なんですよ。だから、安全保障上都合が悪ければ改定しても良いし、解釈を変えるだけでいいのならばそれでも別に良いんです。基本的に「安全保障」と「平和憲法」は並列する存在ですので。

 例えばパラオの憲法には「核兵器の禁止と排除」が記されておりますが、パラオは安全保障をアメリカに依存しており、その都合上憲法の平和条項を守る事が殆ど不可能な状況です。そしてパラオは国民投票により、平和(非核化)条項の凍結を決定しました。

 繰り返しますが、平和憲法と安全保障は別問題なんです。ですから、平和憲法を持っていても安全保障を全うする事は可能です。約150カ国の平和憲法国家は、そうしてるんですから。ですので、別に(9条に関しては)改憲する必要は無いですね。89条に関しては改憲の必要があるとは思いますが。

 既述ですが、「日本を含めどの国も自衛権の行使としての武力の保持と行使までは放棄していない」のです。“憲法9条は防衛戦争を否定していない”と言うのは、日本国憲法の制定のための帝国議会での、貴族院での修正で、GHQのケーディス部長が金森憲法担当大臣に話した会話の記録で確認できるのです。

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ケーディス『ワシントンの極東委員会で憲法修正案が論議され、その席上ソビエト側からの注文がついた。その注文というのは、「首相及び国務大臣は全てシビリアンでなければならない」との条文が欠落している、と』

金森『いまさらいわれても困る、既に衆議院を通過してるんですよ。』

ケーディス『貴族院での修正は?』

金森『簡単では無い』

ケーディス『シビリアン条項を加えるだけだ、極東委員会の意向は尊重すべきだ。』

金森『ソビエトがそんなにこだわる理由は?』

ケーディス『将来日本が再軍備しても、シビリアン条項があれば軍部を支配できるからだ』

入江郁郎(法制局長官)『再軍備? しかし日本は戦争を放棄したんですよ。』

ホイットニー『それについて、中国の代表から重大な指摘があった。修正案の9条で使われている言葉で‥‥「前項の目的を達するために」という文言がある。つまり第1項の目的以外なら、再軍備が可能との解釈が成り立つ。』

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 まあ、9条1項は「侵略戦争限定での戦争放棄」であり、第2項は「侵略戦争を目的とした軍備なら認められないが、防衛戦争を目的とした軍備なら認められる事になる」と言う事を、中国も半世紀以上前に認めていると言うことです。別に改憲しても(自衛戦力合法の明記なら)問題は無いと思いますが、必ずしも改憲する必要は無いですな。
>追記

 あと、日本国憲法第66条第2項からも、日本国憲法は軍備の保有を認めていると言える。

○日本国憲法第66条第2項「内閣総理大臣その他の国務大臣は、文民でなければならない。」(日本国憲法の誕生;憲法条文・重要文章よりhttp://www.ndl.go.jp/constitution/etc/j01.html#s5)

 軍隊の存在を認めていないのであれば、この条文は要りません。文民とは軍人では無いものと言う意味ですから。軍隊を持てることが前提でなければ、この条文が入るはずがないんです。
初めまして。最近、こちらのコミュニティに参加させていただきました。よろしくお願いします。

8/26(土)18:00〜都内(喜多見)にて、こちらの映画を鑑賞する予定です。マイミクさんと観に行きますが、あと1〜2名同行者募集中です。
若者に興味を持ってもらうために作られた映画ではありますが、もしご一緒していただける方いたらご連絡下さい☆
よろしくお願いします。

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