ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

妄想独房 Reiko's short storyコミュのあいのかたち 3

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
一度目は視線を送っただけだった。

二度目はサインを口実に近づいた。

三度目からは名前を覚えて貰うのに必死だった。

一生懸命話しかけた。
周りの御姉様達に嫌われない程度に。

覚えて
ねぇ覚えて

あたしという人間がいることを。

1年くらいたった頃だろうか?

いつものようにサインを要求すると、何も言わなくても名前を入れてくれた。

とりあえず一段階段を上がった気がした。
他の女のコより特別になった気がした。


ある日のこと。

『ねぇ?』

彼が腰を曲げてあたしの顔の高さ迄顔を下げた。
後になって判った。
彼があたしに、若しくは女のコに内緒話をする時の癖なのだ。

『ねぇ?俺、○○ホテルのxxx号室に泊まってるんだよね。覚えた?』

覚えた。

答える代わりに頷いた。

『時間差で来て』


あたしはその時もう一段階段を上がった気がした。

確実に特別になれる。

そう確信した。

コメント(2)

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

妄想独房 Reiko's short story 更新情報

妄想独房 Reiko's short storyのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。