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ニューヨーク不動産投資研究会コミュのなぜマンハッタンの物件価格は下がらないのか?

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本日の話はこのところの私の頭の中の断面をつなぎ合わせたもので、話があっちこっちへ行くのですがおつきあい下さい。

親しい友人とジャパニーズ・レストランで一杯やった後、鞄に押し込んで持ち帰ったのでくしゃくしゃになってしまって恐縮なのですが、添付してあるJPGは2008年1月11日付、ニューヨークの日本人コミュニティーで読まれている現地フリーペーパー「週間NY生活」第一面のスキャンです。

アメリカで本格的な景気減速傾向が高まっていることは、このところの報道で御存じだと思いますが、NYCの不動産業界にいて感じることは、特にマンハッタンの物件価格は高止まりを続けており、今後更なる上昇をする気配さえあるということです。まさしくこの記事にかかれている通りの現象が起こっているのです。

ロンドンの不動産業界の2007年度売り上げは2006年度と比較して1.5倍に達しているらしい、との報道を先日見ました。買い手の多くはUAE等、アラブの国々の人達とのこと。1年に一度しか来ないのに別宅として買い、5億程度の物件でもキャッシュでためらうことなく買う人達が多いらしい。なにしろUAEでは1億5000万のフェラーリが飛ぶように売れているという事を考えれば不思議ではないでしょう。ましてやロンドンはニューヨークより地理的に近く(縦なので時差も少ない)、歴史的にもアラブ系の人達を多く受け入れてきた経緯と文化的背景があります。

アメリカの大手金融機関が多額の資金をアラブ政府系金融機関から借り入れているという報道も御存じだと思いますが、9/11があり、アラブ諸国からのお金の流れに神経を尖らせてきたアメリカの政府・金融機関が、結果、アラブから助けてもらうという構図は誠に皮肉と言わざるをえません。が、これを機会にアメリカのアラブ諸国からのお金の流れは緩和される事になるのでは?

一昨年、シカゴのカーマンタイル取引所で「大都市圏別不動産価格の先物及び先物オプション取引」が新たな金融商品としてスタートしたのを御存じでしょうか? この件については以下のサイトを主催する?日本システム評価研究所の山田毅さんという方が詳しく説明されてますのでご参照下さい。

http://nsk-network.co.jp/070731.html

なぜNYの不動産物件の値段が下がらないのか? その答えはこれまでの不動産売買の仕組みだけでは説明ができない状態になっているように思えます。REBNY(Real Estate Board of New York)の調べによれば、マンハッタンの不動産の20%は既に海外の投資家・企業によって所有されているとの調査が出ています。アメリカではずっと以前から「不動産は金融商品」と言われてきましたが、ここに来て不動産と直結したいろいろなカタチの金融商品が出てくるようになっています。その中でも前述の不動産先物取引商品は、現状はアメリカ国内だけですが、この先ニューヨーク、ロンドン、パリ、東京、香港、マカオ等、世界の都市そのものがブランドとなる可能性を持っています。そしてそんな日は意外と近いのかも。

ロンドンの不動産の売り上げが1.5倍になるのはなぜか? ニューヨークの物件が下がらないのはなぜか? 世界の大都市の主要都市物件がここ数年で軒並み上がっているのはなぜか? 土地が限られているマンハッタンという場所はまさにモノポリー状態です。限られたものを欲しがるのは人間の本質的欲望でしょうか? しかし実際には売り物件はそれほど多くないのです。

私は、この先ものすごいドル安(日本人にとっては円高)になっていく様な気がしています。覚えていますか。日本円に対してドルは95年に$1=79円まで行ったことがあるのです。どうしてもう一度それが起こらないと言えるでしょう? ここしばらくずっと続いてきた$1=120円前後という感覚もくずれ100円を中心に落ち着くかもしれない、と思っています。もともとポジション的に日本円は亜流ドルの様なものなのです。

ドルが全通貨に対して異常に安くなった時、アラブの人達が存在感と発言権を持った時、ものすごい勢いで世界中のお金がアメリカに流れ込んでくるのではないか? その時にニューヨークは買い一色になるのではないか? それはすなわちアメリカに巨額のお金をもたらすことに他ならないのでしょうか。それが政策的に行われたとしても不思議ではないでしょう。アメリカならそれくらいやりそうです。

ニューヨークという名前は金融商品のブランドとしては非常に格好の良いものでしょう。日本で言うところの「銀座」みたいなものです。さしずめ「アメリカ商店街銀座通り」と言ったところでしょうか。

お金に余裕のある方にとってマンハッタンは「依然買い」であり、そして株も下がり資産価値の低下した日本人にとって、マンハッタンの物件を手に入れるというチャンスと時期は実はもうそこに来ているかもしれません。

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