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名島表現塾コミュの第7期 名島表現塾 第5回 レポート

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第7期 名島表現塾 第5回 レポート (3月3日:記録・かずっち)


参加者:鹿児島君、よーこちゃん、安永君、ちょこさん、かずっち
    
今回は安永君も参加です。人数が増えると塾の活動もバリエーションが増えるので楽しみです。


【体操】
2人1組で柔軟体操をします。肉体をほぐすために、掛け声は日常生活の速さではなくゆっくりしたものになります。勢いでやってしまうと筋を痛めたりするので注意が必要です。


【上半身の脱力】
2人1組でやります。一人が立った状態で深く呼吸をしてから上半身から力を抜いて前屈姿勢になります。首も腕も無防備に垂れ下がった状態です。もう一人がその体を左右に揺らします。そこから背骨を腰から徐々に積み上げてゆっくりと起き上がっていきます。静かでゆっくりとした音楽を聴きながら、精神的肉体的集中力を高めていきます。
誘導者は、相手が戻ってきた時にちゃんと現実に戻れるように注意しなければいけません。


【寝にょろ】
仰向けに寝て全身脱力します。相方に足や腕を持ってもらいムチのようにしならせてもらいます。これで体が完全にニュートラルな状態になります。
『寝にょろ』とは、ムチのようにしなる姿がヘビのようにニョロニョロしていることから名づけられました。


【発声】
長い発声(口をんーと閉じたり、あーと開けたり)
肺・腹・その他身体中に空気を貯めてから、息長く発声します。

ハッハッハの発声。
腹の底から勢いよくリズミカルに発声します。

50音発声。
自分の5メートルぐらい先に向かって届くように丁寧に発声します。


【ホーミー】
『倍音』を出す訓練です。
口や喉などに、舌や唇を使って声が響く空間を作ります。そうして発声すると、普段の声とは違う周波数の声が出ます。一人で複数の声が出せるようになります。
ホーミーをみんなでやると、それぞれの声が反響・共鳴しあって奥行きが深くなります。


【打楽器】
3拍子から15拍子までをみんなでリズミカルにたたきます。
その後、3・4・5拍子のポリリズム。
3・4・5拍子のポリリズムにアタマを裏に取った「裏3拍子」を加えたポリリズム。
「裏3拍子」が入るとリズムの波が広がって、すごく気持ち良いおもしろいものになりました。


【リコーダー】
Cコード(ドミソ)の基本の3拍子+即興の3拍子。
アルトリコーダーが基本でソプラノが即興のほうが、安定していて綺麗でした。

ここで今回の新たな試みとして、バンド編成してみました。
基本組:キーボード(安永君)、ベース(鹿児島君)、よーこちゃん(打楽器)
即興組:リコーダー(ちょこさん)、鉄琴(かずっち)
3・4・5・9拍子をCコードで演奏してみました。
9拍子になると頭をキープするのが難しくなりました。しかし全体的に即興演奏の深みがグンと増してすごくおもしろい!
リズムが正確に刻めると、音楽はどんどん誰にでも可能性があるのだと確信しました。
音楽は誰の側にも寄り添っている。


【休憩】
『頭と身体の関係性』についての話。あるいは心について徒然と。

・相手の気配や呼吸を察して共鳴していく。
・頭で考えた表現ではなく身体が欲する表現。
・心が想ったように物が見える、心と物は分けられない。
・身体表現は心と物理との一体化。

などなど。
休憩時間の雑談は発見がたくさんあります。


【踊りと演奏のセット】
(踊り:かずっち  演奏:鹿児島君  照明:ちょこさん)
かずっちの踊りは1番手でちょっと硬かったが、前回よりも自由度が高く反応もよかった。もっと広い場所で踊れるようになるといい。
鹿児島君の演奏は少し取り留めのないところがあったが、即興の自由度はあった。パーカッションがよかった。ベースでのラストの収め方がきまるといい。弾けない楽器の時にはとにかく弾きまくると先が見えてくる。
ちょこさんの照明は出だしがよかった。光量を絞ったため、踊り手のシルエットが綺麗に見えた。照明も表現者として「こうやりたい」というのを主張してもいい。


(踊り:安永君  演奏:よーこちゃん、ちょこさん  照明:鹿児島君)
安永君の踊りは集中力があり反応がよかった。いつもより深さのある踊りになっていた。
よーこちゃんとちょこさんの演奏は、終わりの合図より早く終ってしまった。踊り手のピークと演奏のピークが合わなかったようだ。また、デュオの時にはラスト以外には無音の時はないほうがいい。演奏の内容自体はとてもよかった。
鹿児島君の照明は、赤が効果的ないい照明だった。


(踊り:鹿児島君  演奏:かずっち  照明:よーこちゃん)
鹿児島君の踊りは集中力が高かった。出だしと最後が良く気迫があった。ただもっと動きのバリエーションを増やすともっと良い。役者としての表現力アップのためにも、他の人の動きを盗むといい。
かずっちの演奏は、初挑戦のベースにてこずって終わりがちょっとアタフタしてしまった。でも諦めずに使い続けたのはよかった。アンプのスイッチのオンオフに注意。
よーこちゃんの照明はよかった。


(踊り:よーこちゃん、ちょこさん  演奏:安永君  照明:かずっち)
よーこちゃんの踊りは迫力と美しさがあり、最近の踊りの中でも非常によいものだった。ちょこさんもいつもどおりのハイレベルで、二人のデュオがとても綺麗だった。
安永君の演奏は情熱と気迫があった。ベースと声とキーボード、それぞれの音域の違いの組み合わさりがよかった。
かずっちの照明は、痙攣したような光が音に合っていた。


ここで『踊りと演奏のデュオ』についてのお話がありました。
『踊りと演奏のデュオ』は大耳では昔からやっているが、時流的には最近の形だそうです。私は踊りに最初に出会ったのがこの形だったので、これが普通だと思っていました。
ここでは『踊りと演奏のコミュニケーション』が大切になります。それは頭と身体、自分と他者、発信と受信、個人と社会、などなど様々な事柄に通じていると思います。
塾ではコミュニケーション能力を高めているのです。


【おかずの宿題】
鹿児島君:グリーンカレー
よーこちゃん:レンコンとツナのハンバーグ
安永君:かまぼこ
かずっち:白菜とツナの蒸し煮

何故かツナダブり!こんな日もある。みんなで美味しく頂きました。


【宿題発表】
まずはかずっちの反省。
今回体調不良のために脚本が書けませんでした。後半の1週間で書こうと思っていたらダウン。塾長から「脚本は前半の1週間が勝負。後半の1週間は修正に使うこと。」と指導が入りました。欲を捨てて量をやる。
頑張ります。


安永君は脚本を書いてきました。(タイトルなし)
アイドルグッズをめぐるプロデューサー・熱狂的ファンの男・巻き込まれる男の話。
寸劇の構成としてきちんとしたものでした。
ただ最近の安永君の脚本はアイドルものが多いので、新しいテーマを見つけるといい、と言う助言がありました。


よーこちゃんは戯曲の感想。
唐十郎の『愛の乞食』
トイレでお店をだすお話。言葉が面白いとの感想でした。

ここで塾長から、赤テント思い出話。
筑豊のボタ山に赤テント公演が来た。演目は『蛇姫様』。公演日に台風が来てしまったが二千人もの観客が待っている。テントに入れるのはせいぜい千人。それでも全国から集まった観客のために、2時間遅れで公演開始。しかも3時間半の芝居を夜に2回も!観客みんなで吹き飛ばされそうなテントを押さえながら観たそうです。
役者と観客、それぞれの芝居に対する情熱の凄さを考えさせるエピソードでした。


鹿児島君は戯曲の感想。
オ・テソクの『自転車』
主人公が勤め先の役所を欠勤したのにはワケがある。それは少女の幽霊を見たことから始まる。
自転車の前輪と後輪は、過去と現在を表している。
日本と韓国の国民性の違いを感じたそうです。
日本人の美意識についての話がでました。


かずっちも戯曲の感想。
太田省吾の『裸足のフーガ』
ハイヒールをはいた女二人。盗んだハイヒールが足に合わない。そっと脱いでみる。そこへ分刻みで現況報告する男が登場して・・・
途中までしか読めなかったが、まずト書きが面白い。セリフが詩的でゆっくりとした時間軸。行間の演じ方で印象が変わるとおもった。

ここで塾長のお話。
太田省吾の戯曲は、セリフが詩的な分「想い」で表現することが重要で、それ故に舞台化されたほうが面白い、とのこと。
特に『水の駅』での太田省吾の演出は凄かったそうだ。
先の赤テントも同様だが、日本の演劇を観るなら60年代後半から80年代前半の舞台を観ると良い、とのことでした。
ぜひ観てみたい。


【絵の時間】今回はなし

【劇作】今回はなし


今回の表現塾はここまで。


次回は『大耳だより』『大耳ライブ』についての話し合いがあります。




**名島表現塾では新しい塾生を募集しています**


新たな表現を模索している方、初めて表現に触れたい方、ぜひお越し下さい!



★次回の宿題
・おかず一品 、戯曲を読んで感想を述べる。

★次回持って来るもの
・絵を描く画材とスケッチブック/なんでもよい。自分が描きたい画材とスケッチブック。

★次回の表現塾の活動日
 3月18日(月)15時からです。(1日ずれます!注意!)

**名島表現塾では新しい塾生を募集しています**
 *活動は基本は毎月第1・3日曜日(変更有り)

※3月は変則的です。 (3月3日と3月18日です。17日ではありません!)
   
 
 *参加費は、
  塾 生 /ひと月4000円(ひと月二回参加)
  体験入塾/ 一回2000円(今だけ特別料金) です。
   
*時間は15時〜22時位まで
*場所は名島神社の下、下松邸【連絡先:092(673)4156】
*途中帰宅も可(要相談)

 詳しくは、mixiの名島表現塾コミュニティ
  PC版 http://mixi.jp/view_community.pl?id=2792351
  携帯版 http://mixi.jp/view_community.pl?&id=2792351
  をご覧下さい。




コメント(1)

かずっちさん、レポートご苦労さまでした。
今回は早くしかも丁寧な仕上がりですね。
次回もよろしくお願いします。

写真はこの日の表現塾。

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