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名島表現塾コミュの【第3期表現塾 3月15日】レポート

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3月15日、第3期表現塾 5回目のレポートです。

【脱力・発声】
塾生の集まりが比較的ゆっくりとしていたので、発声・脱力は全員できちんとは出来ず、それぞれにする人が多かったです。
にょろてんの練習の時に「髪の毛が生えるスピードくらいのつもりで回る」というアドバイスがありました。
安永君のホーミーが響き・伸びが前回より更に良くなっていたように感じました。

【リズム】
今回は手拍子で1〜8拍子の練習、ポリリズムと、3〜5拍子のメロディー回しをしました。
普段は鍋の蓋など金属のものを叩いているので耳に痛いときもあるのですが、手拍子だと耳に優しく、また体を動かすので体全体でリズムを取りやすいと思いました。
5拍子のメロディーでは、自分の中で歌いたいメロディーを考えすぎるあまり全体の流れだ止まってしまうことがありました。
もちろん個人で面白いメロディーを歌えることも大切ですが、個人個人はシンプルで簡単なメロディーでも全体の流れをつないで、全体で面白いものを作ることが大事な時もあると、塾長は言っていました。


【楽器演奏】
Cを中心にしたメジャーなメロディーと、Aを中心にしたマイナーなメロディーで練習しました。
キーボード(ピアノ)・太鼓・バイオリンを中心としたAマイナーの演奏は、もの悲しい情緒がありました。一方ウクレレ・太鼓・リコーダーのCメジャーは楽しい感じの演奏になります。
楽器になれていないせいで必要以上に力が入ってしまったり、すぐ手が疲れてしまう、もたついてしまう、走ってしまうなど、まだまだ課題も多いようでした。
全員で一度にやるとリズムが狂って聴きづらい演奏になってしまうときもあり、基準(太鼓)の音を良く聞かなければいけないと感じました。
ウラジミールさんが最後の方に叩いていたリズムは、今までより少し複雑でノリがとても良かったです。



【しゃべり】
今回はお休み。

【踊り・演奏のセット】
班分けは・・・・小林さん・寺本君・水咲さん
         ウラジミールさん・安永君・さちん です

●寺本君と水咲さんの演奏は、ボイスが歌の掛け合いになり、デュエットのようでした。小林さんの踊りは、来たときは肩こりが気になっていたようですが、リズム練習などで随分ほぐれたようで、ゆっくりと柔らかい動きの踊りをしていました。

●ウラジミールさんと安永君の演奏は、ウラジミールさんが携帯電話の「叫び声」着信音を入れたり、色々な歌をつぎはぎで二人で歌ったりと、サンプリング音楽になっていました。一休さんの歌が出て来たときには踊りながら吹き出してしまいそうでした。

●小林さんの演奏は、ソロだったからかはじめは少し不安げな感じでしたが、太鼓を叩くリズム感が以前より正確になってきているように感じました。寺本君と水咲さんの踊りは、床面であまり動かない踊りでした。

●さちんの演奏はサインを見過ごして少し長くなってしまいましたがディジュでうまくまとめ込めた感じの演奏でした。ウラジミールさんは昨年後半からの、集中した重めの動きの踊りから、集中力はそのまま動きがそれ以前の踊りになっていました。安永君は前回、もう少し内面的な踊りの方が良いかもしれないと言うアドバイスから、内面的な低く重い踊りになっていました。

・このあともう1セット、全員参加でセットをしました。踊りは寺本君・水咲さん・安永君、演奏はウラジミールさん・小林さん・さちんです。
 演奏は前半にあまりリズムがなく色々な音をキーボード試したりして「実験音楽しすぎ」と言われてしまいましたが、後半はボイスと太鼓を交えたりした演奏でした。踊りは最初はバラバラに動いていた3人がだんだん寄って行く様子が面白かったです。

【劇作】
班分けは・・・・寺本君・安永君・さちん
         ウラジミールさん・小林さん・水咲さん です

●寺本班は『古紙の中から死体が見つかった事件』と『450年前に死んだ人の家にテレビの受信料徴収が来た事件』を元に劇作。
3ヶ月間払われていない受信料を「田中さん」の家に徴収に来たNHK職員。やはり家賃を滞納されているという大家に鍵を開けてもらい部屋にはいると、生活感が残ったままだった。
田中さんが働いていたという食品会社を訪ねるNHK職員。田中さんは3ヶ月前から工場にも来ておらず、工場長も理由は分からない。「むしろ前日に昇進して、役職のバッジをもらったばかりだったのに」と首をひねる工場長。
仕事を終え帰宅したNHK職員は妻と夕飯の食卓に着く。おかずはレトルトのハンバーグ。その中から、「田中」と書かれた金属のバッジが出てくる。と言う話。
最後をうまく決められず、やきもきなる場面もありましたが、塾長曰く「演出家の一番の仕事は待つこと」だそうです。
ドタバタ劇が最近多かった中、日常的な会話が中心の劇で、3人とも落ち着いて力が程良く抜けた状態で演じれていたと思います。

●ウラジミール班は『カーネル・サンダースが道頓堀から引き揚げられたニュース』と『授業中うるさい鳩を殺した事件』を元に劇作。
カーネル像が道頓堀から引き揚げられたことを喜ぶ阪神ファンの男。男はさっそくカーネル像を自宅にも用意して阪神の優勝祈願をし、職場の学校へと向かう。
ところが鳩がうるさく授業に集中出来ない男。男がカーネル像に伺いを立てたところ『鳩を皆殺しにし、すべてフライドチキンにするのだ』というお告げを受ける。
さっそく鳩の皆殺しに掛かる男。追いつめられた鳩たちは男にフンの目つぶしを喰らわせつつき倒し、さらにカーネル像もフンで埋めて再び封印してしまう。と言うお話。
ウラジミールさんがストーリーに大まじめなナレーションを付け終始物語をしっかりとリードする一方で、鳩の小林さんと水咲さんが自由に動き回るという感じの劇でした。
また、なぜか大魔神のようなウラジミール・カーネル像、ニコニコと「クルックー・クルックー」と言いながらフンで目つぶししたり人をつつき回ったりと実は凶悪な鳩の小林さん・水咲さんと、キャラクターの濃い芝居だと感じました。
寺本班とはとても対照的な2つの芝居になりました。


【おかず】
・いおさん/つくしの卵とじ
・寺本君/ゼンマイの煮物
・水咲さん/つくしの卵とじ・つわの煮物・カリフラワー
・安永君/牛乳寒天
・さちん/豚肉と春キャベツのみそ炒め

このほか下松家のみそ汁と肉野菜炒めがありました。

【宿題発表】
・絵 テーマ:神
●安永君は『稲妻』のイメージの絵を発表。辞書で『神』をひいたところ『雷』が語源にあった所から、暗い場所に稲妻が光るイメージを描いたそうです。稲妻の黄色がパッと目に飛び込んでくる絵でした。

●水咲さんは水彩の一筆書きで抽象的な絵を発表。シンプルですが空間の隙間のバランスがよい作品です。

●いおさんは『アダムとイブ』の様なイメージの絵を発表。腕を差し出す2人の人の構図と色遣いのバランスがきれいな絵です。またどの方向を上にしても絵に見える面白い絵です。

●さちんは、植物の芽を育んでいるイメージの絵を発表しました。

また、以前の宿題の絵の発表。
●水咲さんは「世界」の絵を発表。黒い水彩絵の具が色々な方向へ幾筋も流れている作品で、よく見ていると『世界』と書いてあるようにも見えてきます。やはり色の部分と白紙の部分のバランスが良い作品でした。

●いおさんは「家族」の絵を発表。家族の血つながりを渦や植物のイメージで描いていました。渦巻きが遺伝子の渦のようにも見えて来る作品です。

二期生文章:テーマは『神』
●安永君は、自分が神だったらと創造して書いた文章を発表。天国に行く人と、いけない人を神様が分けるイメージの文章でした。

●寺本君は、神様は人間が健康に生きていくために必要なシステムだと思う、という文章を発表。イスラム教の厳しさは、むしろイスラム教徒にとっては色々決まっている方が争いが少ないと言う話がありました。

一期生脚本:テーマは『神』
・・・のまえに、前回の宿題の『家族』の脚本の読みが終わっていなかったので、そちらを行いました。

●ウラジミールさんの脚本(前回の続き)・・・巨大な化け蟹の正体は、溺れ死んだと思っていた母親だった。鮫と戦うときに、先に倒していた巨大蟹の殻を鎧代わりに着込んだがジャストフィットして取れなくなってしまったというのだ。
 今まで、父親の敵の巨大蟹を倒すことを夢見て鍛えてきたという男は、蟹の解体方法にも随分詳しく、見事に日本刀で蟹の甲良を次々とはがす。無事に母親は元の人間の姿に戻り、家族で幸せに暮らしましたとさ。というお話。
 やりすぎなぐらい、とんでもないストーリー展開で最後はミュージカル風になったりと超・エンターテイメントな作品でした。

●さちんはの脚本・・・引きこもりの兄を疎んじる家族たち。そこに『廃人回収』を名乗る男が現れる。父親は息子を廃人回収に出してしまう。
 日がたち、娘の父親に対する態度に怒った父親は再び廃人回収人を呼び、娘を引き取ってもらうよう頼む。それに怒った母親は娘と一緒に廃人回収業者と出て行ってしまう。
 1人になり酒浸りな生活を送る父親。ある日、ハガキが届く。そこには廃人回収先の村で母・娘と共に自給自足の生活を送り立ち直った息子からの手紙だった。 
 手紙を読み泣き出す父親。そこに廃人回収人が現れる。自分も廃人回収してくれと頼む父親。息子さんにからも言われましたから、と回収人は父親をリヤカーで連れて行く、と言う話。
 
『ハッピーファミリー』の反動からか、家族をテーマにした1期生の脚本は、家族が再生する話になっていました。


★次回の宿題★
2期生 文章・絵 テーマ:死
1期生 脚本・絵 テーマ:死

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