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名島表現塾コミュの【第3期表現塾 3月1日】表現塾のレポート

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3月1日、第3期表現塾4 回目のレポートです。
今回は寺本君がカゼでお休みでした。


【脱力・発声】
体操・脱力・発声をいつもの通りしたあと、前回に引き続きホーミーの練習をしました。ウラジミールさん・安永君はだいぶ上達してきていますが、他の塾生はまだなかなか倍音をうまく出せません。
しかし全員でホーミーの練習をしていると、たくさんの声が共鳴して面白い音がします。

【リズム】
2拍子から15拍子までのリズム練習と、久しぶりに裏ノリの練習をしました。
2の倍数の拍子と3の倍数の拍子を組み合わせて裏ノリで叩くと、同じテンポで叩いているにもかかわらず速度が変化しているように感じて面白かったです。

メロディー回しでは5拍子・7拍子も含めて勢いでまわりました。

言葉のポリリズム、今回はテーマが春だったのですが、ウラジミールさんが生き物が湧いて出てくる様子で『わらわら』という言葉を選んでいたのに意表をつかれました。
外面の動きではさちんの『毛虫』、内面の動きでは、安永君の元気な『春一番』、重力に耐える小林さんの『さくらんぼ』、掘られるのを怖がる水咲さんの『タケノコ』などが目を引きました。

【しゃべり】
水咲さんが目に映った物をしゃべるネタにして、今までに比べ言葉数が増え、安永君の勢いしゃべりにしっかり対抗していました。
合図に合わせて話を近づけたり遠ざける、ということを今回やりました。何度も近づいたり遠ざかったりしたら波のようで面白いのではないかと私は思いました。


【楽器演奏】
今回もCの音を中心にした即興演奏の練習をしました。リズムに合わせながら音の和音も合わせていくのはなかなか大変です。
リズムキープがしっかりしていれば多少不協和音が出ても演奏としては崩れない、とは言われても、弾きたいメロディーがリズムに間に合わずずれてしまったりもしてしまいます。
これはやはり楽器に慣れて、出したいときに出したい音が出せる状態にならなければなりません。
『5分でも10分でもいいから、なるべく毎日楽器に触ること』が大事です。

【踊り・演奏のセット】
班分けは・・・・ウラジミールさん・さちん
         小林さん・水咲さん・安永君 です。

●ウラジミールさんは、鉄琴・木琴を自分のまわりに囲むように置いてボイスと組み合わせて演奏していました。ホーミーをさっそく演奏に組み入れていました。最後の音のキメに少し苦労していました。さちんの踊りは後半顔が上がってきました。

●小林さんと水咲さんの演奏は前半はギターとウクレレ、後半はギターと太鼓で、小林さんの太鼓の4拍子リズムが安定していたので水咲さんのギターが生き生きとしたロック調になりました。安永君の踊りは、ロック調のギターだったこともあってか意識が外向きで外面的な動きが多い踊りでした。

●ウラジミールさんの踊りは、最近多かった内向的舞踏と以前から持ち味だった外面的なコミカルな動きが程良く合わさった踊りでした。音に動かされる感じだったそうです。さちんの演奏はディジュとボイスとリコーダーで、終わりがきちんと伝わる演奏出来ていました。

●安永君の演奏は威勢のいいボイスと太鼓から始まり、ボイスやタンバリン・鍵盤ハーモニカで演奏をしていました。『自分が演奏したいことだけでなく、踊り手との関係で音を出すことが大事』と言う指摘が塾長からありました。小林さんと水咲さんの踊りは、小林さんの腰が落ち着いた動きに踊り手として好調さが現れていると思いました。水咲さん随分抵抗なく音に反応した踊り・動きをしていると感じました。

【劇作】
班分けは・・・いおさん・小林さん・さちん
        ウラジミールさん・水咲さん・安永君 です。

さちん班は「動物園からプレーリードックが盗難された事件」「芸能人の再婚」「コンビニ強盗」の三つを元に劇作。
プレーリードッグを調教してコンビニ強盗をもくろむ男。プレーリードッグは穴を掘りコンビニから現金を見事盗み出す。気づいた女性店員がプレーリードッグを追い穴を通り抜け男の家にたどり着くと、なんと犯人は昔別れた男だった。
過去の離婚をめぐりケンカを始める二人。そこにプレーリードックが、昔男が女にプレゼントしたという赤い下着を持って現れる。それを見て男女は昔を懐かしみ、再びつき合い出す、という話。
話の展開が多少強引でしたが、小林さん演じる女性店員の男にくってかかる姿と急にデレデレとなる落差がとても魅力的だったです。また、いおさんが遅れてきたにもかかわらずすぐに劇作の世界に入り、犯人の男を冷静に演じてストーリーを進めていました。

ウラジミール班は「鳥インフルエンザ」「卒業式でガラスが割られた事件」を元に劇作。
管理されることに反抗する1人の青年。ある日彼はガラスを割り、外の世界・自由へ飛び立つ。外の世界の者からも「管理された中で育ったにしては威勢がいい」と言われる程、外の世界でのびのびと疾走する青年。
青年はある日他の仲間がどうしているか、建物へ様子を見に行く。そこで見たものは皆殺しにされた仲間たち。おどろく青年は急に咳き込み出す。そこに管理人が現れて青年を銃殺。
最後にテレビニュースが報道する「鳥インフルエンザで、飼育されていた鶏はすべて殺されました」と。と言うお話。
途中青年役の安永君が「盗んだバイクでコココココ〜♪」と15の夜を「コココ」で歌っていてなぜだろうと思っていたら、舞台は学校ではなく養鶏場で、ウラジミールさんは鳥インフルエンザをうつす野生の鳥、水咲さんは教師ではなく養鶏場の人だったと最後になってわかるというストーリー展開が素晴らしかったです。



【おかず】
・いおさん/エビとブロッコリーの中華炒め
・ウラジミールさん/ロールキャベツ
・小林さん/明太子と野菜の和え物
・水咲さん/いりこの佃煮・つくしの卵とじ
・安永君/バナナ牛乳寒天
・さちん/ハム野菜サラダ

このほか下松家のみそ汁・ほうれん草と肉の炒め物、水咲さんが持ってきたおからがありました。

【宿題発表】
絵:テーマは『家族』

●小林さんは、家族(父親)に食べられそうになる自分の絵を発表。牙を持った大きな口に迫られる人物を、立体的にしようとしてボンドを塗った結果、絵に光沢が出て面白い効果が出ていました。
●安永君は、5人家族が手をつなごうとしてうまくつなげない、という絵を発表。つなげない手の隙間から、血のような赤いものが漏れて出て行ってしまう様子が描かれていました。
●さちんはテレビの前でお腹を出してゴロゴロする父親の絵を発表しました。

前回のテーマ『世界』の絵
●ウラジミールさんは、地球の磁場を操る天使と、世界の果てにいる魔物の絵を発表。天使が釣り竿から垂らした磁石・青く薄暗い地球・魔物が描かれていていました。


二期生文章:テーマは『家族』

●小林さんは、父親と姉と自分の関係についての作文。家族は頑固者が多くて仲がいいとは言えないけれど、家にいて居心地の良さもある、と言う内容でした。
●安永君は、裁判の傍聴をしにいったことの作文。わいせつ罪で捕まった夫の減刑を訴える妻の姿に、家族の絆について考えたと言う内容でした。裁判の内容も興味深い話でした。

一期生脚本:テーマは『家族』

●いおさんの脚本:息子に、なぜか田舎の儲かってなさそうなコンビニで強盗をするよう強要する母親。渋々店内に入った息子は店員の女の子に一目惚れして交際を申し込むも、女の子の父親(店長)にストーカーと疑われてしまう。
そこへ現れた母親。実は母親の姉とコンビニ店長は元夫婦。父親が蒸発し、姉はそれが全員で死亡。残された息子を母親代わりで育てていたというのだ。
突然の展開にとまどう息子と店員の女の子。バットやフライパンを持ち出し一触即発寸前のなか、あまりの展開に何だか力が抜けお腹が空いた4人は仲良くポテトチップスを食べる、と言うお話。
小林さんの息子にガミガミいうお母さんや安永君のダメ息子な読み方もあり、前半の母親と息子のやりとり、また後半の四人のバタバタした展開がとても面白かったです。

●ウラジミールさんの脚本:ある海岸に向かうカップル。その海岸で、男の父親は巨大な蟹に食べられて死んでしまったという。同じ海岸で女の母親は幼いころ溺れた自分を助けて潮に流されてしまったという。
それぞれの因縁のある海岸で、男は女にプロポーズ。しかし抱き合う二人の背後に、巨大な蟹の影が迫っていた…(時間切れにつき次回に続く)
すごくいいところで、時間切れになってしまいました。続きがかなり気になります。少し風変わりなお母さんのセリフをひょうひょうと読む水咲さんがいい味を出していたと思います。

時間がなかったため、ウラジミールさんの脚本の後半と、さちんの脚本は次回になりました。
宿題をしていない、宿題を忘れてしまう塾生が少し増えていますが、とにかく何か作って出すことが大事なので、とりあえず何かがんばって作ってきましょう。



★次回の宿題★
絵。テーマ『神』 (1期生・2期生共通)

1期生…脚本。テーマ『神』
2期生…文章。テーマ『神』
       

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