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アスリート解体新書(球技編)コミュの全体を何となく見て、周辺視で感じる?

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(26)野球 〜打者〜 バッターの視野の秘密 からです。

番組では、後頭部で処理された視覚情報が、脳の上の方へ行く「背側経路」と脳の横の方へ
いく「腹側経路」の2種類があることが分かってきたと言っていました。
そして、背側経路の方では「対象の位置や運動に関する情報が処理される」、腹側経路の方では
「対象の形態、色、テクスチャーに関する情報が処理される」と言われていると。

そして周辺視で捉える情報は、脳の上の方へ行くシステムに非常に近いものがあるんじゃないか?
と言っていましたね。
    < 項  目 >  周辺視システムでは
    視野の(舞台?)→ 全体
    対象とする情報 → 運動、位置
    ○ ○ 速 度 → 速い
    代表的な機能  → I know where is it ?
     ○  ○   → 無意識的
(視覚情報の利用目的?)→ 行為

さて、ここからが興味のある所です。「周辺視というものをうまく使って全体をとらえるように
見ることで、動きに対して非常に早く反応できるということもデータとして出てきている」、
「早く反応することプラス、タイミングつまりどの位の時間で自分に届くのか、そういう接触する
までの時間を実は無意識的に計算している」、「周辺視のシステムというものが無意識的に
処理するところが非常に重要」。←←← 意識が、無意識の働きを邪魔しては早い反応と
接触時間の計算がうまく出来ないみたいですね。


そこで、次のような潜在能力活用のテクニック(?)を考えてみました:
  ?『後頭部から頭頂部へ、より多くの視覚情報が流れていると「思う」! 』
重要なのは、考えてはいけませんよ〜、「思う」だけですよ!  流れている「感じ」があると、
もっと強力になるのではないかな。
「全体を何となく見て、(周辺視で)感じる!」の方がシンプルかな?


ついでに、次のテクニック(?)も効果があるんでしょうか? フェデラーなんかも使っている。
(注意:彼がどういうつもりでこれをやっているのかは知りませんが・・・)
私は最近やっと、こういう意味ではないか、といった情報を知りました。実は長いあいだずっと
疑問だったんです。(前傾姿勢や前へ踏み込んでいって取る暗示を与えているのかと・・・)
  ?リターンの直前も、いったん腰あたりまで目線を下げてから、上体を戻してスプリットする
   (=いったん、インパクト時のボールの高さまで目線を下げてみる)


おまけ。NHKに「アインシュタインの眼」という番組があります。(BS Hi 1月放送)
その卓球編で、アイマークレコーダーを使って選手の視線を測定していました。
そこで分かったことは、試合形式でも視線はボールをあまり追跡していない(=忠実に追跡する
ような感じではないよ)こと、自分側のコート(?)の上でバウンドする前後では視線を固定して
いることでした。←その時の視線の位置は丁度、解体新書の(20)卓球で(20:32)の図で、真ん中の
青色の線よりも少し相手よりの感じでした。おもしろいのは、「もっと激しい打ち合い」になると、
バウンド後からかなり手元に近くなるまで、ボールを追跡していること! でした。
2つの比較より、かなりの動体視力が無いと、ボールの追跡はやらない方が良いように思えました。


あ、そうそう、KNの日記の方にも、テニスネタで「見ること」について書いていますので、
そちらの方も見てくださいね。

コメント(2)

背側経路について、ネットで調べてみました。
理解するのがしんどいサイトばっかりでしたが、その中で良さそうだなーと思ったものをいくつか紹介します。
直接リンクをはって良いかどうか確認できなかったため、先頭のhttpをxttpに置き換えて掲載しています。

 熟達者の視覚探索方略1、2  ブログ「テニスと心理学の架け橋」より
   xttp://psycho4tennis.blog.tennis365.net/archives/category/5671.html
   周辺視の他に、視支点ということばが出てきます。テニス界でこれだけ研究している人も居たんですね。
   主張は、私たちとほぼ同じ方向です。

 BRAIN/感覚ごとの情報伝達経路/視覚
   xttp://kirigakure.dyndns.org/~brain/pukiwiki-1.4.5_1/index.php?BRAIN%2F%B4%B6%B3%D0%A4%B4%A4%C8%A4%CE%BE%F0%CA%F3%C5%C1%C3%A3%B7%D0%CF%A9%2F%BB%EB%B3%D0
   背側経路を where ではなく、(HOW回路) と一歩突っ込んだ解釈をしています。
   動きや位置に関する情報を処理するだけでなく、動きや位置に反応する回路としているところが
   新しいです。この経路の途中にある「MT野とMST野」が重要な意味をもっているみたいです。

 視覚情報の解析:視覚連合野の役割(1999年4月29日)   −−−−− ニューラルゼミ資料
   xttp://www.aso.ecei.tohoku.ac.jp/~shun/semi/reading/Apr08.1999.html
   Goodaleら(1992, 1994)の提唱
     視覚野の背側経路の主要な機能は、行動を導く(guide action)ことであって、単に空間位置を
     知覚するものではない。
     よって、"where"よりかは"how"だろう。
   に関して、肯定的な材料を提示している。
   [該当個所は、最後から2画面めの、「位置の知覚」の項目の所にある]

 脳と精神は如何に出会うか
   xttp://web.sc.itc.keio.ac.jp/anatomy/kokikawa/noutoseisin/noutoseisin.html
   内容はよくわからんが、運動関係でも何か参考になるものがあるかもしれない感じのページ。


(ざっと見た個人的な感想だが、)視線の中央付近でも周辺視の機能が働いていることを考え合わせると、
中心視/周辺視 というよりも、物体詳細視/運動・空間視 と分けた方が誤解が少ないかもしれない。

もし、背側経路が「動きや位置に反応する回路」であれば、背側経路を活性化することで反応が早くなるかな?
私自身は(希望的観測もあるが、)
     視覚野の背側経路の主要な機能は、行動を導く(guide action)ことであって、単に空間位置を
     知覚するものではない。
に惹かれます。(反応も、行動を導くも同じかな?)
またまた続報です。

「アインシュタインの眼」では、試合形式の時の視線はボールそのものでなく、ボールの近所
(上が比較的多かったなー)で、それが「もっと激しい打ち合い」になるとかなりボールに近づいて
いましたね。これは何かヒントになるでしょうか?


以下はちょっと細かい話になるので、興味のある方のみ読んでね。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
視支点に関してネットで調べてみました。
視支点と周辺視に関して、慶応大学での公開講座がネットにUPされていました。
直接リンク回避のため、先頭のhttpをxttpに置き換えて掲載しています。
  xttp://gc.sfc.keio.ac.jp/class/2005_14630/slides/13/
  これには、実際の講義映像も見られます。(1時間15分)

似たようなのに、こんなのもありました。(where/how と明確に言っていますね。)
  xttp://gc.sfc.keio.ac.jp/class/2003_gc00001/slides/05/19.html
  同じ慶応大学ですね。

「アスリート解体新書−(26)野球 〜打者〜 バッターの視野の秘密」に出てくる
加藤氏も慶応だったなーと思って探してみると、ありました!
  xttp://gc.sfc.keio.ac.jp/class/2003_gc00001/slides/05/20.html

中心視の範囲は2.5度位だったんですね。
1m先の大きさを概算すると、tan 1度=0.0175よりtan 2.5度≒(tan 1度)X2.5 として
tan 2.5度は約0.044、そうすると1m先で直径約4.5cmとなる。(もし2度とすれば直径3.5cm)
これはテニスボールの2/3位の大きさで、かなり小さいですね。

リターン時の視支点を測定した研究もありました。
  xttp://www.chs.nihon-u.ac.jp/kenkyu/9takahashi.pdf
  概要だけなので参考になるかな?


これだけのことを(概要でも)知っておれば、研究者以外では「最先端」! だろうな。きっと。

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