Cancer Investigation誌2008年1月10日号に掲載。
テキサス大学歯学部が、唾液の中に乳癌の指標となるバイオマーカーを発見した。良性か、悪性か判明可能という。ヒトの唾液は個人によって特異なタンパクを有するが、疾患があると変化がみられる。
腫瘍が増大した場合には異なったパターンが認められる。リンパ節転移、転移した場合にはさらに変化があるという。
さらに研究が必要であるが、うまくいけば5年以内に開発が可能である。テキサス大学では手に収まるサイズの装置を開発中であり、乳癌の他、前立腺癌、卵巣癌子宮癌、頭頸部癌などへの応用も研究が進められている。