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言語学コミュの単語・畳語・熟語

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 日本語は言語形態として膠着語と呼ばれています。

  彼 ジュース 買う

という形に語を並べただけでは、表現として不完全であって、

  彼【は】ジュース【を】買う。

といわゆる<てにをは>を使って語を連結するところに、膠着語としての日本語の一つの重要な特徴があります。現象的に語と語の区切りがなく、ノベッタラに表現されているだけに、どこでどう語を区切るかについても種々の異論が出され、<助詞>や<助動詞>は単語ではないなどというトンデモ論が堂々と日本語論として提起されているというのが現状です。これはいわゆる、教科研文法と呼ばれる文法論の主張です。

 西欧の言語は語を区切って分かち書きするので単語の認定という問題は起こりませんが、内容が多面的・立体的であるために言語学者が認識構造を解明できずに、形態論ないし機能論にとどまっているのが現状です。
 (「拘束形態素/自由形態素、自立語/付属語という形式的、非科学的分類について」
  https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2748&id=86975845
  参照。)

 この膠着語としての日本語の特徴は、上記の通り名詞は単に事物の観念を【裸体的に表すのみ】に止まり、語と語の関係を表すには特別の語が他にありこれらを粘着することにより文を形成します。この日本語の【裸体的】性格は必ずしも正しく理解されておらず、この性格の相違を無視し、西欧の屈折語文法を無批判に日本語に適用、解釈し混乱した日本語論が展開されているのが現状です。

 「膠着語とは、内容における【裸体的】性格と形式における【粘着的】連結を相伴うところの言語形態

であることを正しく理解し、語の形成、新概念の命名、概念の移行、転成、さらに構文、表現形式の分析を行わないと形式と機能に依拠した誤った理解がもっとらしく流布することになります。日本語の敬語の組織的、体系的な発展もまたこの膠着語の特質に支えられています。

 ここでは、この特性を踏まえた日本語の単語、熟語、畳語についての中学生に向けた解明を提示し、こうした本質的な支点、、解釈の切れ味、重要性を堪能いただければと思います。


 6 単語・畳語・熟語 (三浦つとむ『こころとことば』)より

 単語というのは、一つの概念が示されていることばです。これは音の数と無関係で、一音でも四音でもそこに一つの概念が示されていれば、単語です。
   手(て)  本(ほん)  桜(さくら)  鶯(うぐいす)
どれも単語です。
   本・だ。  私・の・本。 
これらは二つおよび三つの単語から成った文です。英語ではmy bookというところから、日本語でも「私の」を一語だと考える人たちがありますが、日本語と英語とはことばの性格がちがっていて、日本語の「私」は一語、「の」もやはり一語です。「だ」や「の」は、むこうにあるものについて話し手の心に生まれた気もちを示しているのですが、その気もちを「私」と同じように一つの種類としてとらえているので、「私」とは性質がちがってもやはり概念の一種と見るのが適当な扱いかたでしょう。
   本・で・ない。
   本・で・なく・あろ・う。
 これらは三つおよび五つの単語から成った文です。「なくあろ」というときには、「く」と「あ」がとけ合って「か」になって、発音では「なかろ」になりますが、概念までとけあってはいないので、意味としては二語とみなければなりません。
 二つあるいはそれ以上の単語がむすびついているのを、一つの語のように扱う場合、これを複合語といいます。これには、同じ単語がむすびついている場合と、ちがった単語がむすびついている場合とがあって、前の場合を畳語とよびます。
  人びとのさけび声。
  われわれの責任。
  かさねがさねの失敗。
  ひろびろとした野原。
 「ひとびと」「われわれ」「それぞれ」などは、そのものが多くあることを示すための畳語ですが、「かさねがさね」「もともと」「しらずしらず」「ひろびろ」「ふかぶか」などは、その意味を強めるために単語を重ねた畳語です
 ちがった単語がむすびついている場合、一つ一つの単語の意味を示すのではなく、それらの意味がむすびついて別の新しい意味が成立しているならば、それを熟語とよびます。
  受けとりをもらって来た。
  あそこに金貸がいる。
  その腹立ちは当然だろう。
  心細いことをいうな。
  どうもかたくるしい話だ。
 「受けとり」というのは、なにか品物を受けとることではなくて、受けとったことを証明する紙きれのことです。デパートやスーパーでは、レジスターから出てくるレシート(receipt)が、この「受けとり」になっています。「金貸」というのは、金を貸すことではなくて、金を貸して利息をとる人間、金融業者のことです。「腹立ち」といっても、実際に腹が立ってくるのではなく、精神的に怒った状態のことを意味しています。どれも、文字どおりの意味に受けとってはいけないわけです。
 「心細い」は<名詞>と<形容詞>の熟語で、「かたくるしい」は<形容詞>と<形容詞>の熟語です。「ころげまわる」「おしつける」「ひっぱる」などのような<動詞>と<動詞>の熟語もあり、「近づく」「長引く」「遠すぎる」などのような<形容詞>と<動詞>の熟語もあります。
 <動詞>や<形容詞>は、ものごとのありかたを概念としてとらえて示すときのことばですが、そのありかたもさまざまです。固定していて変化しないありかたも、絶えず変化しているありかたもあって、それぞれちがった性格のことばが使われます。また、そのありかたを平面的にではなく立体的に扱うことも必要で、一面では固定的でありながら他面では変化している場合にもぶつかります。<動詞>と<動詞>、<形容詞>と<形容詞>、あるいは<形容詞>と<動詞>の熟語は、この立体的で複雑なありかたを正しく扱うために、使われているのです。■

コメント(165)

>>[125]

>君な!!!

君呼ばわりは失礼なのでやめてもらってもいいですか?

で、実体とは物体と観念体です。観念体とは感覚や概念などです。「寒さ」の「さ」は観念体の実体概念の表現です。名詞とは実体概念を表す語です。「さ」が名詞ではない根拠一体何ですか?

--------------------------------------

>二つ以上の単語が結びつき、別の新しい一語を形成したもの。

これは辞書が誤りです。辞書を鵜呑みにしてはいけません。これは熟語の定義です。複合語の定義ではありません。

> (三浦、日本語はどういう言語か、76ページ) 単語と複合語の区別は話し手の認識を無視しては決定し得ないものであって、

例えば、昔の「白墨」は熟しておらず、白いチョークのみを指し、2語です。2つの概念を示しています。しかし、今の「白墨」は熟していて、白いチョークのみを指しません。1つの概念を示すように変化し、一語です。昔の「白墨」が複合語で複語で、今の「白墨」は熟語で単語です。つまり、複合語とは単語ではありません。一語ではありません。【複語のままの結合物です。】複合語は自公政権と一緒です。自公は一つのまとまりですが、一つの政党ではなく2つの政党です。民主党と維新の党が合併して一つの別の政党になった民進党が言語学で言う熟語です。

なぜ複合語の詞は辞と結合しないのですか?根拠は一体何ですか?

例えば、

・山の道

「山の」と句になります。であれば、同様に、

・山■道

とならないとおかしいではないですか。「山道」は熟語ではなく複合語です。【つまり、単語ではなく複語です。】「山道」の詞「山」が辞と結合しない根拠は一体何ですか?客体と客体の関係認識の表現の省略がない根拠は一体何ですか?

>(鈴木朖) 詞はてにをはならでは働かず
>>[134]

>>君呼ばわりは失礼なのでやめてもらってもいいですか?

いいえ。
中学生レベルの発想の君には最適な呼称です。


>>「さ」が名詞ではない根拠一体何ですか?

物体でも観念体でもないからです。


>>なぜ複合語の詞は辞と結合しないのですか?

対象の構造に規定された語だからです。

「山道」≒「山の道」ではありません。

> (三浦、日本語はどういう言語か、76ページ) 単語と複合語の区別は話し手の認識を無視しては決定し得ないものであって、【これはまた対象の構造によってその変化が規定されているのです】。
>>[136]

>中学生レベルの発想の君には最適な呼称です。

君呼ばわりは失礼なのでやめてもらってもいいですか?

>物体でも観念体でもないからです。

「寒さ」の「さ」は一体何ですか?「さ」は観念体ではないのであれば、具体的に一体どんな1つの概念を表しているのですか?一語ですよ?「山」と「さ」は一体何が違うのですか?「思い」と「さ」は一体何が違うのですか?あなたの言葉で短くまとめてしっかり説明してもらえませんか?




>対象の構造に規定された語だからです。

馬鹿じゃないの?まったくの誤りです。「白墨 (現代語) 」や「金貸し」が対象の構造によってその変化が規定された語で単語です。しかし、「山道」は違います。熟して別の意味になっていません。つまりその変化が規定されていません。「山道」は単語ではなく複語で複合語です。まだ理解できませんか?

> (三浦、日本語はどういう言語か、1972年、76ページ) 単語と複合語の区別は話し手の認識を無視しては決定し得ないものであって、これはまた対象の構造によってその変化が規定されているのです。




>「山道」≒「山の道」ではありません。

これに関しては「の」の省略という見方も1理はあります。「の」の省略でないとしても、

・明日■晴れる。

の■のように、具体的に「に」などの辞の省略というわけではない、辞の省略という見方もあります。
>>[149]

>>君呼ばわりは失礼なのでやめてもらってもいいですか?

君な〜〜〜〜!!!!
その慢心、思い上がりがだめなのじゃ!!!!
一体何を考えているのかな!!!!

えっ!!! 君い! そこの君じゃ!!! 人差し指(右)

過日、友人との飲み会で話題にしたところそういう思い上がりの輩が未だに生息しているのかと、驚きと、哀れみで場が盛り上がりました!!!

まあ、それはともかく「さ」が物体でも観念体でもないことは漸く理解できたようなので、別にTopiを立て説明しておきましょう。

拳拳服膺するようにな!!! 

えっ!!! 君い! そこの君じゃ!!! 人差し指(右)





>>[150]

>一体何を考えているのかな!!!!

いやあなたが正しいのであれば、別に君呼ばわりをしてもいいのですけど、あなたが正しいとは言えないからやめてくれと言っているのですよ。君呼ばわりをしたければ、逃げずに根拠を言ってください。

>漸く理解できたようなので、

え?理解できるも何も根拠を言っていないではないですか?なぜ根拠を言わないのですか?「寒さ」の「さ」が実体ではない名詞ではない根拠は一体何ですか?答えを知っているのであれば、ただ言えばいいだけではないですか?なぜ言わないのですか?

根本的にあなたの意見がおかしいのが、接尾語は一語ではないのですよ。接尾語を一語と言うのであれば、それもう接尾語ではありません。別の語です。

それと、以前あなたは「寒」が名詞かどうかの話をしました。結局、それが「さ」の語の分類とどう関係があるのですか?「寒」も「さ」も名詞です。「寒さ」は単語ではなく複語です。

で、「山道」は一語ではないことは理解できましたか?理解できたのであれば、「山■道」とならないとおかしいと思いませんか?詞は必ず辞と結合します。

>(鈴木朖) 詞はてにをはならでは働かず
>>[150]

あなたは以前、「美人」は1語だと言いました。通説も1語です。しかし、

> (三浦、こころとことば、2006年、28ページ) 単語というのは、一つの概念を示されていることばです

「美人」は誰がどう考えても、2つの概念を示しています。なぜ2つの概念を示しているのに1語なのでしょうか?「美人」は2語ではないでしょうか?
>>[153]

>>「美人」は2語ではないでしょうか?

いいえ。人という一実体の特殊なあり方で、二つの概念が一体化し熟語化した一語です。■
>>[154]

・美人

>二つの概念が一体化し熟語化した一語です。

まったくの誤りです。熟語とは意味が変わるものです。

> (三浦、こころとことば、30ページ、2006年) 違った単語が結び付いている場合、1つ1つの単語の意味を示すのではなく、それらの意味が結び付いて別の新しい意味が成立しているならば、それを熟語と呼びます。

例えば、「酒菜→魚」とか「心細い」とか「腹立ち」とかです。しかし、「美人」はまったく意味が変わっておらず、熟していませ〜ん。あなたは誤りなことは理解してもらえましたか?
>>[158]

>>「美人」はまったく意味が変わっておらず、熟していませ〜ん。

1つ1つの単語の意味を示すのではなく、それらの意味が結び付いて別の新しい意味が成立していますが?

あなたが誤りなことは理解してもらえましたか?

>>[159]

あなたの言う通り、トピックを変えましたよ。質問に答えてもらえませんか?質問は、

語は辞は意味内容で分けるべきだという私の意見をあなたは否定しましたが、否定する根拠は一体何ですか?

答えはあなたの言葉で短くまとめて答えてください。答えを知っている人間が自分の言葉で短くまとめて説明できないということはありえません。
>>[159]

もしも〜し、もしも〜し、

あなたの言う通り、トピックを変えましたよ。質問に答えてもらえませんか?質問は、

語は辞は意味内容で分けるべきだという私の意見をあなたは否定しましたが、否定する根拠は一体何ですか?

答えはあなたの言葉で短くまとめて答えてください。答えを知っている人間が自分の言葉で短くまとめて説明できないということはありえません。

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