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中年バイブ連合コミュのmini-CD1紹介/

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■mini-CD1/レビュー
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「愛のケダモノ」〜The Beast of Love

<曲目>
1)愛のケダモノ
2)恐怖の大王
3)ミーム
4)タバコの煙のキリスト
5)フ−ルズ・オブ・トゥルー
(2003.autumn)

※掲載のジャケデザインは複数制作した中のメインの2タイプ。ウッディホームでお馴染みのメインビジュバージョンと、ハニーのエロアップバージョン。
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<コメント>
昨年夏から着手した中年バイブの2rd.CD「旅する中年」の制作が遅れに遅れ、2003年10月のライブにも間に合いそうも無いことを受けて、急遽、このミニCD「愛のケダモノ」を付け焼き刃的にリリースすることとなった。

まずは、自画自賛から。このミニCDのタイトルにもなっている楽曲「愛のケダモノ」は画期的な作品である。このように赤裸々でありながら何故か品がよく、たいそうフザケていながら充分な真摯さを内包した唄は余りない。ここでの“アマ噛み”や“メッタ刺し”の描写も、“愛”の解釈も、とても気に入っている。この方向性で、これ以上の唄は誰にも書けないだろう。セカンドヴァースの冒頭部には人類が長い間悩んできた難問、つまり愛とは何かへの答えが、ジョン・レノンよりもシンプルに、しかもさりげなく示唆されているし(?)、曲としてのカッコ良さを度外視すれば、思想的にはあのJ.Bの代表曲「セックスマシーン」を超えたとさえ自負している。しかも1年程前に書かれたこの詩の内容は、現在の僕を予感させるものであった。当時は漠然としていたこの唄のモデルのイメージは、今、現実のものとなって日々僕を蠱惑させている。しかしながら、当作には一つ問題がある。ロックンロールが言葉のエクリチュール(流れ)である以上、流れがつくり切れていない、その歌唱の足りていなさは、自身で重々反省するところである。願わくば吉田拓郎か忌野清志郎に歌って欲しい、とさえ思う。御大ならば見事な流れをつくってくれるだろうに。何せ楽曲自体は最高なんだからさ。…想像してみよう、拓郎が“薄いセーター越しにとんがるお前の乳首が〜”と歌う、その歌い方を。その野生を。少なくとも僕はゾクゾクしてしまう。

「恐怖の大王」は僕の最新のアイドル、とは言え1996年に投身自殺したフランスのポストモダンの哲学者、ジル・ドゥルーズの言説に影響を受けた作品。サビの部分は…話せば少々長くなるが、ある寄生虫で、宿主となるカタツムリの目の中で青虫程の大きさに成長し、それを見た小鳥に、まさにエサの青虫と間違われて啄まれ、小鳥の腹の中で成虫となり、そのフン(糞)に混じってカタツムリのエサとなる葉の上に降り注ぎ、葉と共にカタツムリに食われ、その体内に入り込んで目の中に卵を産み…てな連鎖を延々と繰り返すという種類がいるらしいが、そのことを歌っている(だいたいこんな話だったと思うが、多少違ってるかも)。僕がこの話を気に入っているのはごく単純であると当時に余りに特異であるからだ。ドゥルーズは最も単純で力強い情動のみを搭載した生命体のモデルとしてダニを上げているが(飛び移れ、しがみつけ、噛め)、僕が件の寄生虫に感じるのも似たような感覚かもしれない。

「ミーム」は中年バイブの前身バンド“西京極ブラザーズ”時代、6年程も前の楽曲であり、当時はまだこの唄のサビはどうしようもなく卑猥で、歌うこと自体にかなり抵抗があり、ライブでもシャレにならない失笑を買ったものであるが、この6年の間に世情はこの唄の詩を遙かに凌いで猥褻となり、今ではいくら“肛門用の〜”と歌ったところで柳に風となり果てた感がある。が、なおも良識ある人の顔をしかめさせる可能性はあるだろうと一縷の望みを託し、今回、本編に先駆けて収録した。

「タバコの煙のキリスト」は、一聴してもらえば分かるが1991年の初頭、湾岸戦争勃発の年に作ったもので僕的には毎年クリスマス期に、小うるさくラジオを圧巻するヤマタツの「クリスマス・イヴ」に取って変われるクオリティを有した楽曲であると密かに思っている。もともとの“タバコの煙のキリスト”というイメージはシュールレアリズム的な発想であり、タバコの煙によって自分は天と繋がっている、という僕の妄想を自動書記的に詩作として記したものである。

「フ−ルズ・オブ・トゥルー(真実のバカ)」は、中年バイブの1rd.CD「ティッシュ」に収録されたもの。淡々としたスノッブな雰囲気が好評な佳作。

(ウッディー)

コメント(2)

<歌詞カード>

愛のケダモノ

薄いセーター越しにトンガるお前の乳首が
早くくわえて欲しいのとまたもやオレをそそのかす
ブラジャーはいつもの黒か豹柄だろうか?
でもオレはいちいち背中のホックを外したりはしない

薄いセーターごとブラジャーを一気にたくし上げ
ケロリとしたこのツラで、ソレを乱暴に吸い上げる
いっそ食いちぎってしまいたい、そんな気持ちを抑えて
それを乱暴に、しかし優しく、甘噛みする時

その時、愛が音もなく忍び寄る
その時、愛が音もなく忍び寄る
甘噛みする時、愛はやってくる
甘噛みする時、愛はやってくる

その時、愛が音もなく忍び寄る
その時、愛が音もなく忍び寄る
甘噛みする時、愛はやってくる
甘噛みする時、愛はやってくる

なぜって、オレは愛のケダモノだから、お前を骨まで、骨までシャブリ尽くす…
なぜって、オレは愛のケダモノだから、お前を骨まで、骨までシャブリ尽くす…

パラッパッパッ!!

なぜって、オレは愛のケダモノだから、お前を骨まで、骨までシャブリ尽くす…
なぜって、オレは愛のケダモノだから、お前を骨まで、骨までシャブリ尽くす…

パラッパッパッ!!

その時、愛が音もなく忍び寄る
その時、愛が音もなく忍び寄る
甘噛みする時、愛はやってくる
甘噛みする時、愛はやってくる

その時、愛が音もなく忍び寄る
その時、愛が音もなく忍び寄る
甘噛みする時、愛はやってくる

オレはむしろ、お前を滅ぼすためにここにいる
お前はむしろ、オレを滅ぼすためにここにいる
愛とは、むしろ、世界を滅ぼすものとしてある
それでも愛しかないと言ったディランは、たぶん正しいのだ

パンストごとパンティーをまとめて一気にズリ下げ
ケロリとしたこのツラで、ソコを何度も突き刺す
いっそ刺し殺してしまいたい、そんな気持ちを抑えて
ソコを何度も、何度も、メッタ刺しにする時

その時、愛が音もなく忍び寄る
その時、愛が音もなく忍び寄る
メッタ刺しにする時、愛はやってくる
メッタ刺しにする時、愛はやってくる

その時、愛が音もなく忍び寄る
その時、愛が音もなく忍び寄る
メッタ刺しにする時、愛はやってくる
メッタ刺しにする時、愛はやってくる

なぜって、オレは愛のケダモノだから、お前を骨まで、骨までシャブリ尽くす…
なぜって、オレは愛のケダモノだから、お前を骨まで、骨までシャブリ尽くす…

パラッパッパッ!!

なぜって、オレは愛のケダモノだから、お前を骨まで、骨までシャブリ尽くす…
なぜって、オレは愛のケダモノだから、お前を骨まで、骨までシャブリ尽くす…

パラッパッパッ!!

その時、愛が音もなく忍び寄る
その時、愛が音もなく忍び寄る
メッタ刺しにする時、愛はやってくる
メッタ刺しにする時、愛はやってくる

その時、愛が音もなく忍び寄る
その時、愛が音もなく忍び寄る
メッタ刺しにする時、愛はやってくる
メッタ刺しにする時、愛はやってくる

その時、愛が音もなく忍び寄る…

甘噛みする時、愛はやってくる…

メッタ刺しにする時、愛はやってくる…

甘噛みする時、メッタ刺しにする時…

愛のケダモノよ、お前の本能はブッ壊れてる…
愛のケダモノよ、お前の本能はブッ壊れてる…
愛のケダモノよ、お前の本能はブッ壊れてる…
愛のケダモノよ、お前の本能はブッ壊れてる…
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恐怖の大王

やる気のない足取りでアビーロード歩いていこう
ゴーギャンとは別の方法で自分自身を使い果たそう
カタツムリに寄生し、小鳥によって運ばれ
クソと共に降り注ぐ、クソと共に降り注ぐ

旅に出ず爪を伸ばし砂漠に蠢く群れを育てよう
列車の窓の外を流れるすべての問題を愉しもうぜ
始まりも終わりもないホテルの窓から飛び降りよう
器官なき身体をまさぐりせめぎ合う権力を感じよう
カタツムリに寄生し、小鳥によって運ばれ
クソと共に降り注ぐ、クソと共に降り注ぐ

逃走の線を引きロックンロールと名付けよう
逃げて逃げて逃げまくり尻にでっかい帆を掛けよう
雀蜂、欄の花、ピンクパンサーの如くあろう
仲良く殺し合いながら地下水脈へと筏をこぎ出そう
カタツムリに寄生し、小鳥によって運ばれ
クソと共に降り注ぐ、クソと共に降り注ぐ

カタツムリに寄生し、小鳥によって運ばれ
カタツムリに寄生し、小鳥によって運ばれ
クソと共に降り注ぐ、クソと共に降り注ぐ
クソと共に降り注ぐ、クソと共に降り注ぐ
…恐怖の大王

欲望する機械の熱で死後の世界を蒸発させよう
裏庭に吹く風の中で触手を伸ばしどもりまくろうぜ
カタツムリに寄生し、小鳥によって運ばれ
クソと共に降り注ぐ、クソと共に降り注ぐ

カタツムリに寄生し、小鳥によって運ばれ
カタツムリに寄生し、小鳥によって運ばれ
クソと共に降り注ぐ、クソと共に降り注ぐ
クソと共に降り注ぐ、クソと共に降り注ぐ
…恐怖の大王
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ミーム

オレの自己複製子をズラリと並べて
単純な分裂運動を繰り返させる
街中じゃアホウドリが巨大な翼をバタつかせ
絶滅寸前のアソレナリンを分泌させている
電話回線の中にザーメン流し込め
適当に受精させて後はシランプリ
緑の犬が吠える、ケツの赤い女に向かって
そいつはアンタのオフクロ
イッパツやりたかったんだろ?
“肛門用のバイブ、口にはドライアイス
ガス切れの百円ライター、寂しく暗い火花”

インスタントコーヒーを頭から振りかけて
出グシでかき回して、体裁を整える
眠気醒まし用のガムを目でクチャクチャやりながら
刺し歯とコンタクトレンズで人生をやり過ごせ
マッキントッシュにアンタの神経を入力し
長い目で観た場合の退化をプログラミングする
オレは生理中の女のフェロモンの臭いに敏感
脱脂綿でも貼り付けて香水ふって誤魔化しな
“肛門用のバイブ、口にはドライアイス
ガス切れの百円ライター、寂しく暗い火花”

道端のティッシュ配りは人々に分け与える
クソキリストのクソパンやクソワインみたいだぜ
ポケットの中で繁殖する新種のハツカネズミ
携帯電話の女子高生がそいつをモテ遊ぶ
演歌と少女マンガはとっくに淘汰された
アンゴルモアの大王が二の足を踏んでいる
ビキニブリーフから金玉ハミ出させて
この夜を駆け抜けろ、ご用堤灯ブラ下げて
“肛門用のバイブ、口にはドライアイス
ガス切れの百円ライター、寂しく暗い火花”

“肛門用のバイブ、口にはドライアイス
ガス切れの百円ライター、寂しく暗い火花”
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タバコの煙のキリスト

緑と赤に彩られた街を歩く
オレのコートは黒い、だが心臓は金色だ
この寒さがオレを優しく包む
タバコの煙のキリストがそっと話し掛ける
「私の姿は見えず、声も聴こえないだろう、だがいつも、あなたと共にある」

1991年は戦争で始まった
お互いにブッ放し、周りもはやし立てた
アメリカのパイロットがバグダッドで見たものは
人間の痛みと叫びの巨大なクリスマスツリー
「私の姿は見えず、声も聴こえないだろう、だがいつも、あなたと共にある」

映画は記憶を失った男の話
みんなが彼を笑うが誰の人生だったんだろう?
過去を失うことは、未来を失うこと
そして後に残るのは、たった今、この瞬間だけさ
「私の姿は見えず、声も聴こえないだろう、だがいつも、あなたと共にある」

ああ、もう今年も終わろうとしている
小鳥達は着飾ってる、ペチャクチャさえずってる
いつものビルに大きなリボンが架けられて
それだけで、この胸が締めつけられるのは何故だ?
「私の姿は見えず、声も聴こえないだろう、だがいつも、あなたと共にある」

オレはひとり喫茶店で窓の外を眺めてる
コーヒーは血のように熱く、そして香ばしく
ふと気付くと街は、やっぱり凍りついていた
タバコの煙のキリストがそっと話し掛ける
「私の姿は見えず、声も聴こえないだろう、だがいつも、あなたと共にある」

「私の姿は見えず、声も聴こえないだろう、だがいつも、あなたと共にある」

「私の姿は見えず、声も聴こえないだろう、だがいつも、あなたと共にある」

「私の姿は見えず、声も聴こえないだろう、だがいつも、あなた方と共にある」

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