確かに、台湾いまの国号はまだ「中華民国」である。かつてその中華民国(Republic of China)は国連の常任理事国の一つであった。国連総会決議2758(註1)が確立された後、「台湾における中華民国」が国連に除名されたのが事実だ。だから直接に中華民国の名義で復帰することが可能だと考えている人(ブルー陣営の支持者)がいる。しかし、国連広報センターにおいては「今までに国連から脱退した国はありません。」としておるので、中華民国が国連から脱退ではなく中華人民共和国(People's of Republic of China)と交代したと見られている。それに、中華人民共和国の代表がいま国連で使っている識別証が「中華民国」と書いている。国連憲章の中にも中華民国は五つの常任理事国と載せられている(註2)。もっと簡単に言えば「中華民国」がまだ国連に存在している。したがって、国連に加盟する名義が重ねることがならない上では「中華民国(Republic of China)」という名義として国連に新規加盟でも、復帰することも出来まい。
註2:国連憲章の中にも中華民国は五つの常任理事国と載せられている 国際連合憲章第五章第23条により: 安全保障理事会は、15の国際連合加盟国で構成する。中華民国、フランス、ソヴィエト社会主義共和国連邦、グレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国及びアメリカ合衆国は、安全保障理事会の常任理事国となる。(The Security Council shall consist of fifteen Members of the United Nations. The Republic of China, France, the Union of Soviet Socialist Republics, the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland, and the United States of America shall be permanent members of the Security Council.)