男！鈴木みのるコミュの「PILEDRIVER」主催興行「PILEDRIVER charity project　カウント２.９～さあ、ここから～」

２５日　新宿フェイスで開催された同大会。

３月１１日に発生した東日本大震災のチャリテー興行となる今大会では「喜怒哀楽」をテーマに全５試合を開催。

この大会で集まった収益金はすべて３．１１の震災の義援金に。

使い道についてみのるは「このお金を持って被災地でプロレスをやって、直接プロレスに変えて届けたい。リングも選手も食事なども全部こっちで用意して向こうでお祭りをしたい。１円残らず現地のために使って、プロレスを見せてちょっとでも楽しいことが起きればいい。オレにできるやり方で何かできれば」と、被災地でのプロレス興行を提案。すでに今回の大震災で甚大な被害を受けた東北地方沿岸部の数カ所と交渉を進めており、「子供が絵日記に描ける」夏休み頃の開催を目標に、被災者にプロレスを通じて直接元気を送りたいと語った。

その考えもみのるらしいけど。それ以上にものるらしかったのは、２月２０日未明にタクシー窃盗の疑いで逮捕されたＮＯＳＡＷＡ論外を約４カ月ぶりにリング復帰させたこと。

　２月２０日未明に仙台市内でタクシーを窃盗した疑いで逮捕され、無期限で謹慎していたＮＯＳＡＷＡ論外。

みのるの呼びかけに応じ、髪をカラフルに染めた姿でリングに上がったＮＯＳＡＷＡは、みのるの「すでに刑事的罰も社会的制裁も受けた。あとはケジメ。責任を取れ」という言葉によって、まずは東京愚連隊のＫＩＫＵＺＡＷＡと一騎打ち。

すでに号泣状態のＮＯＳＡＷＡがえびす落としに３カウントを献上すると、今度はＧＵＲＥＮＴＡＩの高山が現れ２試合目に突入。

ニーリフトからの踏みつけ式体固めにピクリとも動けずに敗北を許すと、最後は「全プロレスファンへのケジメ」を求めるみのるが立ちはだかり、ゴッチ式パイルドライバーで粉砕した。

「一生懸命、重たい思いをして積み上げたのに、全部捨てやがった。カスみたいなどうしもうもない男」とＮＯＳＡＷＡに厳しい言葉を浴びせたみのる。

でもその後に「コイツ、プロレス界に戻ってきていいか」と問いかけると、観客は鳴り止まない拍手で歓迎。

みのるに「お帰り！」とＮＯＳＡＷＡを迎え入れた。

マット界では世界一性格の悪い男といわれ、悪態をつくみのる。

でも、仲間を大事にし、ファンを大事にする。

ＮＯＡＨで杉浦に向かって言った言葉も今回のチャリティ興行もキモチがこもってる。

改めてみのるの魅力に気が付かされました。

さて今週末から新日にレギュラー参戦です。

鈴木軍（仮）の始動です。