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クリスティナ・ロセッティコミュの聖霊の風

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 クリスティナ・ロサッティは1872年に“Sing-Song A Nursery Rhyme Book”という詩集を出している。その中の“Who has seen the wind?”は小学唱歌になっている。西條八十が作詞し、作曲は草川信である。原詩は以下の通り:

Who has seen the wind?
Neither I nor you:
But when the leaves hang trembling
The wind is passing thro'

Who has seen the wind?
Neither you nor I:
But when the trees bow down their heads
The wind is passing by.


最初これを次のように訳してみた:

風のそよとの音に驚くも、
その姿を見る人なし
木の葉はその身を震わせ、
風は静かに通りすぐ。

風のそよとの音に驚くも、
その姿を見る人なし
木の葉は頭を下げ
風は静かに通りすぐ。


さて西條訳はこうだ:
たあれか風を見たでしょう 
僕もあなたも見やしない 
けれど木の葉を震わせて 
風は通りぬけてゆく

たあれか風を見たでしょう
あなたもぼくも見やしない
けれど木立が頭を下げて
風は通りすぎてゆく

この詩での唱歌を聴くには、次のサイトがよい。
http://duarbo.air-nifty.com/songs/2007/06/post_bb42.html

この詩はヨハネ福音書3章8節の文句から来ているという。その聖句を書くと、
「風は思いのままに吹く。あなたはその音を聞いても、それがどこから来て、どこへ行くかを知らない。霊から生まれた者もその通りである」
(The Spirit breatheth where he will; and thou hearest his voice, but thou knowest not whence he cometh, and whither he goeth: so is every one that is born of the Spirit.)

次に聖書の詩句の趣旨を尊重して、別に以下のように訳してみた:

霊の風みる人は未だなく、
人の目に映ろうこともなし
ただ木の葉の震へにも
霊の通るを知る

霊の風みる人は未だなく、
人の目に映ろうこともなし
ただ木の葉そよとの動きに
霊の通るを知る

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