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演劇鑑賞会コミュのイッツフォーリーズ「ミュージカル 野菊の墓 ‐初恋‐」

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松戸演劇鑑賞会第116回例会【20周年記念例会】

『ミュージカル 野菊の墓 -初恋-』(イッツフォーリーズ)

原作/伊藤左千夫

演出/雁坂 彰

作詞・脚本/佐藤万里

音楽/酒井義久

出演/井上一馬、茂木沙月、大塚庸介、角崎慶子、森 隆二、米谷美穂、勝部祐子、堀内俊哉、中村つむぎ、大浴ちひろ、吉田 雄、鈴木彩子


言わずと知れた伊藤左千夫の名作『野菊の墓』、私が住む松戸が舞台の小説です。以前、松田聖子さんで映画化もされています。

この作品を、ミュージカルカンパニー・イッツフォーリーズが、2003年に「リーディングミュージカル」として公演し、2008年には、この作品をヴァージョンアップして、ミュージカルとして俳優座劇場で上演しました。

物語は、大人になり女学生の娘を持つ政夫が、実家に娘を連れて戻り、昔の民子と自分のことを思い
出します…、そこから「野菊の墓」の世界が始まります。

2008年の初演の何倍もいい舞台でした。物語はとてもシンプル、政夫と民子の淡い恋物語を、時代が引き裂いていく…、物語を情感豊かに膨らませている音楽、特にメインテーマ曲の「花一色」は心に響き記憶に残る。

更に、若手俳優たちが成長し、初演以上の演技が、舞台を深く豊かにしてる。特に、民子役の角崎慶子は、初演時は大抜擢の新人のどこかぎこちないけど若さやさわやかさがある演技だったが、今回は初演から見ると、一皮も二皮も剥け若さやさわやかさ清々しさの中に、民子のとまどいや苦悩が見え、演技に深みが増した。また、政夫の娘役も初演の小野文子から中村つむぎに変わり、政夫の父親像や時代の変化がより鮮明になった。

今回の旅公演は、虹(本庄・深谷・熊谷)と新潟、松戸の演劇鑑賞会の例会と小ステージ数の公演だったが、演劇鑑賞会の例会に相応しい作品なので、今後、全国の演劇鑑賞会の例会として、取り上げられることを期待したい。

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