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演劇鑑賞会コミュの井上ひさしさん、ありがとうございました

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小説・演劇・エッセイ・評論と幅広いジャンルで活動された井上ひさしさんが亡くなられました。


小説家としてメジャーデビューした1974年の「手鎖心中」。
当時僕は中学三年生でしたが、
「ひょっこりひょうたん島」の脚本を書いた人が小説も書いたんだ、
と買い求め、あまりの面白さに一気に読んでしまいました。


誘われて1992年に夫婦で入会した和歌山演劇鑑賞会の例会。
初めて観たのが「こまつ座」の「人間合格」でした。


地主のボンボンでありながら、
「跡取り」を嫌がり左翼にかぶれ自堕落な振舞いを繰り返す、
そんな若き太宰治を風間杜夫さんが好演しました。
商家の若旦那でありながら戯作者に憧れドジを繰り返す
「手鎖心中」の主人公にオーバーラップしますね。


「分相応に」とか、「世間体が」とかいうシバリに違和感を感じる、
素直な人間の心に寄り添う姿勢は一貫しておられたのだと思います。


その後も、鑑賞会の例会では、
「化粧」(渡辺美佐子さんの一人芝居)
「父と暮せば」
「頭痛肩こり樋口一葉」
などを鑑賞させていただきました。


改めて氏の業績をしのび、ご冥福をお祈りしたいと思います。
ありがとうございました。

コメント(5)

私は20数年前両親を亡くし傷心の時偶然に「頭痛肩こり樋口一葉」を拝見して気持が落ち着いた事思い出しました。
演劇鑑賞会にも1年間入会していましたが思わぬ主人の病気で一時休息をしています。
井上さん有難う御座いました。
ご冥福を祈ります。
今、すぐ作品名は出ませんが、演劇はもちろん、その生き方でも影響力があった方。惜しい方でした。冥福をお祈りします。
> トコさん


「頭痛肩こり樋口一葉」は、一葉の周りの人びとが、揃いも揃って頼りない連中ばかりで、
一葉はそういう連中のために身を粉にして働く毎日。


井上ひさしさんのお芝居には、そういうダメダメな人びとが必ずたくさん登場します。


トコさんは、お芝居を通じてそうした樋口一葉の立場に同情することで、ご自身の辛さを客観視することが出来たのかも知れませんね!
> シュクレさん


「個人情報保護法」の問題点を追及したり、「反核・護憲」の活動、とりわけ「九条の会」の取り組みなど、
社会的な活動に身体を張ってこられましたね。

心から尊敬いたします☆
まだまだ書いて欲しかったですね。

エコー「11匹のネコ」を中学生の頃見て以来、鑑賞会の例会では沢山の井上作品と出会いました。子供の私にも大切なこと大事なことを優しく易しく教えてくれました。
二十歳頃には鑑賞会の講演会に来てお話ししてくれたこともありました。やっぱり優しく易しくお話しして下さったですねえ。

「頭痛肩凝り樋口一葉」わたしも大好きな芝居の一つです。
初めて見た時(一葉は俳優座の香野百合子さんでした)、終幕で妹のくにちゃん(あめくみちこさんでした)が仏壇を背負って立ち上がり明日に向かって出掛けようとするのを見て、恥ずかしいほど泣いた記憶があります。

戯曲は残るけど、新作が見られなくなるのは悲しいことです。
ご冥福をお祈りします。

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