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演劇鑑賞会コミュの例会(観劇)の感想〜♪

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新参者ですが、トピ立てちゃいましたー。
「次例会〜」トピでも例会の感想が出ているので重複するかとも思いましたが、ま、あちらでもこちらでも芝居が語られる場が多いにこしたことありませんよね。

ということで、感想ーです。

あ、トピ立てておきながら、レスできないかと思いますが、ごめんなさい。

コメント(64)

昨日こまつ坐「紙屋町さくらホテル」見てきました。

久々の井上ひさし、堪能しました。
舞台上の人々の運命(原爆で尽きるわけですが)が観客からははっきり見えている・・と言う点で「きらめく星座」と重なるものを感じました。「きらめく・・」の終幕同様、見ていていたたまれない気分になりました。「紙屋・・」はさくら隊の運命がはじめから分っているわけですから、笑いながら(井上ひさしですからね!)悲しかった。
「今すべきことを今全力でなす!」「生きていることの意味を知る時がある!」この美しいセリフを、なんとも虚しく感じてしまいました。
登場人物の1名を除いて全員が「芝居の毒にあてられて・・」生きていることの意味を知ってしまっても、広島にはほどなく新型爆弾が落とされる。そして神風は吹くことなく日本は敗れる。
今の大臣や政治家達に見せてやりたい!です。

「The・座」「ゆめの泪」「ゆめの痂」つい買ってしまいました。これも鑑賞運動の一部ですもの。
ルームサービス、金曜日に観てきました。
アニメなどで耳になじんだ声優さんたちがお芝居を
されるので期待していたのですが、台詞がよく聞き取れ
なくて←私だけかもしれませんが、残念でした…
安原さんの声は好きなんですが、最初の会話のやりとり
が聞き取りにくくてもうやだ〜(悲しい顔)泣き顔
あと、銭形警部でおなじみの納谷悟朗さんが急病の為
代役だったのも残念でしたし、顔写真がやせてらっしゃる
のでなんだか心配です…
最後の最後で熊倉さんが出てきたときは拍手さえおきたのが
なんだか嬉しかったです。さすがの存在感exclamation
そうなんですね…
前振り情報がかなりいいので、期待してるんだけどなぁがく〜(落胆した顔)

でも、納谷さん大丈夫でしょうか?
心配ですね。
役者は舞台に立ってはじめて、収入になるわけだから
稽古中はすべて(交通費・弁当代等)自腹だから
舞台に立てないとなると・・・。
厳しすぎる現実泣き顔
主演でも驚くほどの低さですからね・・・。

そこの所を考慮しているのが、前進座ですね。
彼らは給与制です。
だから、梅之助や梅雀、広也らがTVなどでのギャラも
すべて劇団経由なんだそうです。
そんな彼らの作品を真摯に観る事が出来ない会員・・・
悲しくなります
ふらふら
心配ですねえ。もう結構お年でしょうしね。代役はどなたでしたか?

エコーは交流会などにもよく参加してくださって、ずいぶん前ですが納谷さんと直接お話させてもらったこともあります。本当の年齢は存じ上げませんが、舞台ではだいぶ前から老人役ですよね。どうなんだろう?
熊倉さんだってもう、何十年も前から見た目が変わらないし。若手が熊倉さんの着ぐるみ着てるんじゃないかしらって・・ちょっと思ったことあります。

中学生のころに「11匹のネコ」を見たのが最初で、恵比寿の劇場の杮落とし公演にも行きました。エコーも世代交代が進んでいくんでしょうね。
いせ演劇鑑賞会です。5月11日に「ルームサービス」の例会でした。くーちゃんさんの書き込みにもありましたが、伊勢でも、せりふが聞き取れないと言っていた会員が多数いました。全般的に早口でまくしたてることで、芝居のリズムを作っていくことは理解できますが、聞こえないことは問題だと思います。
制作の白川さんに伝えるつもりです。
納谷さんの代役は川田栄さんでした。問題なくドクター役をこなしていました。
宏鈴さん、稽古中はすべて自腹だということは初めて
知りましたふらふらびっくり!
これから見られる方々には私の感想はリセットして
見てもらいたいと思います、申し訳ありませんねぇ冷や汗

kurosukeさん、代役は落合さんがおっしゃる通り、川田栄
さんです。実はパンフレットにも「稽古代役」として名前が
載ってらっしゃいます。
「熊倉さんの着ぐるみ」には笑ってしまいましたわーい(嬉しい顔)

落合さん、私と同じように感じた方々がいらっしゃったの
ですねがく〜(落胆した顔)お伝えくださるのは大変有り難いです。
伝える術がなかったので…冷や汗
豊橋の方でもそんな動きはあるのかしら…?運営サークル
の中に入ってないと、なかなか感想を述べ合う事がない
ものですからもうやだ〜(悲しい顔)苦笑
きょうは演劇鑑賞会の例会で「神様が眠っていた12ヶ月」を観てきました。

舞台は昭和44年。戦争の記憶を引きずった人々は、その記憶を忘れよう忘れようとしている。
しかし、戦争を忘れ得ない不器用な生き方の主人公。

長山藍子さんの温かみのある声と雰囲気。
松山政路さんの太く渋い声。
いずれも心にしみました。

あと、印象深かったシーン。
半分壊れかけている家族が、長山さんのために持ち込まれた内職仕事の造花づくりを何故かみんな揃って一心にやり始める場面。
家族の絆って何だっけ、というコトを考えさせられました。
「神様の眠っていた12ヶ月」の感想を書いたブログを見つけました。
目の付けどころが良いと思います。
これから見るヒトには「ネタバレ」になるかも知れませんが。。。

http://kujiraza.blog105.fc2.com/blog-entry-651.html
日曜日、和歌山演劇鑑賞会の例会、劇団青年座の「深川安楽亭」を観てきました!

世間ではまともに生きてゆけない、けもののような男たちの集まるその店に、場違いな男がやってくるところから、このドラマは始まります。

この店でしか生きていけない、世間に背を向けた若者たち。
偶然から、余儀なく引き裂かれた恋人同士を救うため、若者たちは無償で、無謀なトライアルに賭ける・・・。

エネルギッシュな若者たちのぶつかりあうエネルギー。
幕開けから終幕までずっと酔っ払い続けている謎の客。
アウトローたちをまとめて面倒見ている、ハラの据わった店の親父。
父を助けてとんでもない店の切り盛りをする、きっぷの良い娘。

いや〜、迫力があって、凄みのある舞台でした!

登場人物が多く、かなり錯綜しますので、冒頭からよく見ていないと筋を見失う危険があります。
残念ながら途中で筋を見失って寝息をたててたオッサン客が数名、僕の近くにもおりました・・・あ、僕じゃないですよ!

http://www.seinenza.com/performance/public/187.html

山本周五郎さんは、英雄豪傑を描かず、歴史の表舞台には決して登場しない市井のひとびとを描いた小説家です。
大河ドラマにもなった「樅の木は残った」、「さぶ」「赤ひげ診療譚」などが代表作ですが、短編集である「深川安楽亭」に彼の特徴が最も示されている、という方もあります。

パンフレットで興味深かったのは、(芝居とはぜんぜん関係ない話で恐縮なんですが)山本周五郎という筆名の由来。

明治36年(1903)に山梨県で生まれた本名・清水三十六(さとむ)。実に安直なネーミングですよね。
横浜の質屋に住み込んで働きながら小説を投稿。文芸春秋社の懸賞に当選しました。
ところが、当選発表の記事で、住み込んでいた質屋の主の名前を作者と勘違いして発表されてしまったのがキッカケだそうです。「山本周五郎方、清水三十六」だったんですが。

でも山本周五郎のほうがずっと座りが良くてカッコイイですよね!
前橋労演例会「マウストラップ」を鑑賞しました。アガサクリスティー原作の推理劇です。演劇の魅力をたっぷりと見せてくれました。終演後、観客の拍手がしばらく鳴り止まみませんでした。

プロデュース公演でしたが、芳本美代子の演技がすばらしかったです。また淡路恵子の存在感、野沢聡の大胆な役作りにも魅了されました。

「犯人は誰か?」幕間の休憩時間に私の行なった推理は見事にはずれてしまいました。観れば観るほど出演者全員が犯人のような気がしてくるのですよ。最後の大どんでん返しは、かつて観たトマの「罠」を思い出しました。
夕べ「お登勢」を見てきました。何度かテレビドラマにもなっている作品ですが、ジェームス三木さんらしい(脚本・演出)舞台になってました。

幕末・維新の動乱に翻弄される若者を描いたもので、決して明るい未来を思わせる内容ではありません。しかし、随所に笑いの場面を盛り込ませたものでした。

浜松は、お登勢役の浜名さんの地元です。けなげで元気なお登勢を好演されてました。梅雀さんの津田貢も素敵でした。これでお別れかと思うとやはり残念でした。

今回はパンフが無く、前進座の手ぬぐいと菊之丞さんのハンカチ、梅雀さんの写真集を販売してました。写真集を購入すると梅雀さんが直筆で名入れをしてくだ去るとのことでしたが、価格が5000円で手が出ませんでした涙菊之丞さんのハンカチを買い求めて帰りました。
先先週の話になってしまいますが、「明石原人」を見てきました。
実話に基づいているので堅苦しいかなと思っていましたが、全然そんなことはなく、
関西弁などのおかしさ、テンポのよさで楽しませてもらいました(隣に座ってた
おばさまは途中舟漕いでましたが、苦笑)。
直良夫婦を温かく見守りつづけた下宿先のおばあさん役、箕浦康子さんがとても
良かったので、南風洋子さんはどんな感じだったんだろうと思いました。
来月は「おれたちは天使じゃない」です。
地人会公演「喝采」を観てきました。
もともとはアメリカの舞台劇で、映画化されて、主演のグレース・ケリーがアカデミー賞に輝いています。

舞台で花形スターとして活躍しながら、この15年ほどは酒におぼれ惨めな生活を送っているエルジン。

輝いていた頃の彼を知る演出家のバーニーは、彼を主演にした舞台作品で彼を再び輝かせようと試みます。

どん底のエルジンを支え続けた妻・ジョージー。何とか彼に輝きを取り戻したいという思いにあふれている。

しかし、さまざまなプレッシャーのなかで、エルジンは随所に弱さを見せる。
立ち直らせようとするバーニーとジョージーは、そのやり方を巡って激しく衝突を繰り返します。

エルジン役の篠田三郎さんは、優しい顔立ちですが(失礼ながら)どことなく危うげな頼り無さがあって………(^_^;)
彼がちゃんとやってくれるか、観客もバーニーやジョージーと一緒に心配してしまう、という感じでした。

ジョージー役の倉野章子さん。
※角野卓造さんの奥様です。
エルジンの才能を信じ、彼に再び輝きを取り戻させるために、彼を叱り、彼を激励し、彼を慰める、獅子奮迅の動きを見せます。
観客も彼女と一緒になってハラハラドキドキします。

一緒に観劇していた妻は「舞台でずっと声高く罵りあってたみたいで、観てて疲れた」と言ってました(^_^;)

僕は、数年前に一時期凹み切っていたとき、妻に励まれたことを思い出して、不覚にも涙してしまいました(>_<)

ラストは、ハッピーエンドのようですが、そうコトは単純じゃないぞ、という含みのある終わり方でした。

良いお芝居が観られて、とても豊かな気持ちになれました。
浜松は創立45周年記念例会で
「有馬稲子と五つの楽器による
  語り はなれ瞽女おりん」を上演しました。

今まで使ったことのない音楽専用ホールでの上演でした。

ピアノ・ヴァイオリン・チェロ・クラリネット・マリンバの生演奏が素晴らしく、それに埋没しない有馬さんは更に素晴らしかったです。

例会で2度来ているので、最初におりんを見たのは、もう30年近く前だったと思います。しかし有馬さん、今日も若く美しかった。

語りということで、装置らしい装置はなく、舞台中央にベンチのようなものを一つ置いただけ。そこに掛けたり立ち上がったりで、旅装束のおりんが平太郎との出会いと別れを語っていく・・・というものでした。
有馬さんの語りはさすがで、場面も人もつぎつぎと目に浮かんできました。普通に芝居を見ているようでしたよ。

2度見た舞台では、松山政路さんの演じた平太郎も忘れられない素敵さでした。このキャストでの再演はないと聞いていますが、できることならもう一度見たいですね。(平太郎、かっこよかったんですもの。)
>kurosukeさん
「語り はなれ瞽女おりん」・・・有馬さんの名演(語り)・・・うぅ〜想像しちゃいますあせあせ(飛び散る汗)観たいです!!

私の中で松山政路さんといえば「平太郎」です。ほんとに「平太郎」かっこよかったー。「男やー」って感じ。

「はなれ瞽女おりん」から話はそれますが、松山政路さんといえば「やまびこものがたり」も心に残っています。とても芸達者で楽しませてくれたのを思い出します。でも、随分前のことになって、記憶が薄れていく自分が歯がゆいです。
地人会公演「喝采」
私は8日に観てきました
私はラストが自分に重なりました
あんなダンナとやっぱりこれからもまたやっていくのねーって
「共依存」という言葉を思い出しました

私もuedaさんの奥さんと同じような感想をもちました
あれだけ「ひしりっぱなし」やとかなり体力消費するやろなあって
あのわめきあいは、ちょっとしんどかった

でも、うちのサークルの人たちにはこの芝居、結構好評でした
わかりやすかったって
(前例会の「深川安楽亭」はもう一つの評価だったんですが)

倉野章子さんの演技もさることながら、スタイルのよさにほれぼれしちゃいましたぴかぴか(新しい)
amiさん。

「やまびこものがたり」残念ながら見ておりません。
例会企画に入っていたことはありましたが、決まりませんでしたねえ。

見たかったです!!

「喝采」は地人会の最後の作品になるのでしょか?
木村光一と水上勉、そして素敵な俳優さんたち、地人会の一つの方向でした。浜松は今年の幕開け例会で「飢餓海峡」を見ましたが、それが最後になってしまいました。来年例会に決まっていたものは取りやめになってしまい、本当に残念です。
映画「喝采」。ジョージー役のグレース・ケリーの他には誰が出てたンだろうか、と調べたら、フランク・エルジンはビング・クロスビー、バーニーはウィリアム・ホールデンが演じていました。
凄い配役だったのですね。ビデオ借りに行かないと(^o^)

amiさん

倉野章子さんの健気な奮闘ぶり、観客席も一緒になって振り回されました(^_^;)
カッコ良かったなぁー(^o^)

地人会の活動休止のニュース、本当に残念なコトです。
先日、名演11月例会ミュージカルカンパニー・イッツフォーリーズ《おれたちは天使じゃない》みてきました

↓【ミュージカルカンパニー・イッツフォーリーズ】に 関するサイト
http://schedule.follies.sub.jp/?month=200710

とても明るく陽気な舞台で、勇気と感動を沢山貰いましたっ
《今、今、今》凄く心に響く、何故だかヤル気が沸いてくる素敵な1曲でした

↓『おれたちは天使じゃない』に関するサイト
http://homepage3.nifty.com/mitaikai/oretachihatenshijyanai.html
私も昨日見てきました!「おれたちは天使じゃない(略しておれ天)」
今回は運営サークルになってて、退会数がいつもより多かった為
前例会をクリアすることが出来なかったのは残念でしたが、個人的
には花束の係をさせてもらえたし(ねじ釘の哲さんに渡させてもら
いました)、ロビー交流会にも参加させてもらったし、役者さんを
間近で見られて良かったです。
4人(姉妹役の女性2人と、囚人の三太と助六役の2人)、交流会に出て
下さいましたが、会員の1人が「どの歌が好きですか?」と質問したら
ほとんどの方が「今、今、今」が好きだとおっしゃいました。
三太役の一馬さんは、以前助六を演じた時に歌ったボクサーの歌が
かっこよくて、今ならまた違う思い入れで歌えるんじゃないか、と
おっしゃっていました。

あ、まだ未見の方、もしネタバレと思われたらごめんなさいあせあせ

CDが2曲だけなのは、事情がわかるにしても、やはり残念ですね(^^;
やはり役者さんの思い入れや熱意がこもった作品というのは、観ている私たちにも物凄く伝わってくるものなのですねわーい(嬉しい顔)

観ている私まで、ついつい気合が入ってしまいましたあせあせ(飛び散る汗)
「天国までの100マイル」(劇団文化座公演)
4月例会で観たのですが、最近マイミクさんの日記に感想をコメントしたのでそのまま貼り付けます。

マリの「大丈夫。きっとうまくいくよ」という太鼓判。
外科医ソガ先生の「大丈夫。(お母さんの命)私が受け取った」。
劇中、何人かの「大丈夫」というセリフに涙があふれてきた。

日々、うまくいくだろうか、これでいいんだろうかと自信のない暮らしの中で、誰かの「大丈夫」という言葉があれば、きっと安心して前に進めるんだろうな。こんなふうにたった一言「大丈夫」って言ってほしかったのかなあ、私は。

そして、ソガ先生の職人魂というか、プロ魂に心揺さぶられた。
いせ演劇鑑賞会です。
「天国までの百マイル」30日に観ました。

安男のせりふ「俺はろくでなしだけど、ひとでなしじゃないんだ」に心を揺さぶられました。
佐々木愛さん演じるマリのやさしさに胸をうたれました。
房総半島の医龍ことソガ先生の人間としての大きさ、素晴らしかった。
多くの人に観ていただきたい芝居です。
浜松です。

3月9日「アルジャーノンに花束を」観てきました。
初演時(もうかなり昔ですが)評価の高かった芝居でしたが、昴と観賞会の縁がなく観られず残念に思っていました。

キャストも一新して、再演。とても楽しみでしたが、期待通りのいい舞台でした。

ダニエル・キイスの原作も有名で、私も読んでいます。(こっちも初演当時で昔の話です)原作の方の中身もあまり覚えていなかったですが、チャーリーの日記(報告)という形式だったことだけ印象にありました。

舞台らしい作り方で、文章とはまた一味違った想像力をかきたてる作品でした。
人間のシンプルな幸福、複雑な欲望、考えさせられる舞台でした。

知性を失ってしまうチャーリーの行く末が、実験のスポンサーの用意した障害者施設だと思うと、切ない気持になりました。しかし終幕は、知性を得たことで彼をはじき出したかつての職場パン屋でした。お馬鹿さんだけどいい奴のチャーリーをパン屋の同僚たちは何事もなかったかのように再び受け入れました。よかった!と声が出そうになりました。

人間の幸せのカタチ、簡単であるはずなのになぜか複雑化してしまうなあ、とため息のでる例会となりました。
掛川は13日でした。
 
 kurosukeさん同様 「アルジャーノンに花束を」を観てきました。
 
 原作はこれまた同様、出版後間もない頃に読んだのですが・・・。
 「障害は個性だ!」っとよく耳にしますが、果たしてどうなんでしょうか?
 個人的には皆が「障害者」で健常者なんて存在しないようにも思います。
 だって、完璧なヒトなんて存在しないのだから・・・。

 そんなことはさておき、とてもいい作品に仕上がっていました。
 原作でももちろん、チャーリーの結末として用意されていた施設の行はあったのですが、(そうなんだな〜)程度で流してしまいました。
 でも、今回は(チャーリーの心の中はどんなだろうな〜)と思いました。
 賢くなり知能は手に入れたものの、精神的な部分は未発達(未熟)なまま。
 そんな彼が、あれ程冷静に受け容れている事に少し違和感を憶えました。
 が、手術前の環境(パン屋)に復帰できた事で、(これでよかっ)と
 素直に悦んでいるわたしが居ました。
 
 人の持つ、エゴ・優越感・醜さ(障害)・・・そんな感情も、賢くなりたい! 
 そのまっすぐなピュア(健常)な想いには勝てないのだと感じました。
 ピュアな想いは 賢くなりたい! ばかりではありません。
 何事もピュア(=健常)な想いは、それ以上でもそれ以下でもありません。
 あるがままを受け入れ、一所懸命 命を輝かせたい!
 そう想わせてくれる作品でした。
今回は翻訳劇の「出番を待ちながら」。

舞台はイギリス。引退した女優ばかりが暮らす老人ホームのお話です。

それぞれに輝いた舞台経歴を持つ女優たちが暮らすホーム。
仲良く暮らすホームの女優たちと距離を置いている、かたくなな性格のメイ。
自分から夫を奪った仇敵である女優ロッタが、こともあろうにこのホームにやってくると聞いて、心を乱す。

そのパートナーはその後ロッタと離婚し既に他界しているのですが、ロッタとの握手を拒むメイの心は閉ざされたまま。

ちょっと重苦しい幕開けですが、ホームの職員が入居者のためにと劇評記者の覆面取材を受け入れるあたりから、物語は一気に動き出します。

メイの誤解が解けて二人が和解するシーンも見せ場です。

また、現実世界とかつてのお芝居の世界が見分けつかなくなった大女優が、別の施設に移るのを皆がさりげなく見送る場面も良かったです。
大女優はかつてのお姫様役になりきったまま、みんなに「ごきげんよう」の挨拶をして誇り高く去って行きます。

原題の「Waiting at the Wings」の「Wings」は、このホームの名前ですが、「舞台の袖」を示す言葉でもあります。

もはや劇の舞台では出番を失っている彼女たちですが、人生の舞台では出番に備え、輝きを失わずに誇り高く生きている。

ホームのスタッフたちが、年老いたかつての名優たちに暖かな愛情と、何よりも高い敬意を払っていることがよく分かり、感動を深めてくれます。

ラストは、ホームに新しい仲間を迎える場面。
新入りの彼女が最も輝いていた「当たり役」の舞台で流れていたメロディーを奏でながら彼女を迎えるホームの先輩女優たち。
最高の歓迎です。暖かな笑顔の広がる中でのエンディングでした。

なお、この作品の初演で主役を務められた南風洋子さんは、この作品が遺作となりました。昨年亡くなられています。

また、初演で相手役を演じた松下砂稚子さんも、体調不良のために降板されています。

代わって出演されている川口敦子さん、新井純さん、いずれも年輪の輝きを感じさせる素晴らしい演技でした。
和歌山演劇鑑賞会の10月例会は、
加藤健一事務所の二人芝居「詩人の恋」。

http://homepage2.nifty.com/katoken/64-index.htm


加藤健一さんは、「つかこうへい事務所」から独立し劇団を立ち上げてから、かれこれ30年近くになるベテランです。

この日のお芝居は、スランプに陥ってしまったピアニストに、シューマンの連作歌曲「詩人の恋」を歌わせることで再生を図る声楽教授の役。

最初は「僕はピアニストです。なんで歌を歌わないといけないんだ?」と強く反発していたピアニストが、歌の歌詞とメロディに全身全霊で向き合う教授の姿に、次第に感化を受けてゆく……という筋です。イヤー、素晴らしかった!

パンフレットに加藤健一さん、畠中洋さんのサインをもらって帰りました。
サインをしていただいている間に、直接加藤さんに感想を伝えることが出来ました。
こちらも感激。

5年前に亡くなった僕の父親は、大学で合唱部でした。

酔って帰ってくると、大きな声で歌曲を歌うので、家族は迷惑していました♪

父は昭和ヒトケタ世代だったんですが、歌謡曲は大嫌いでした。

僕は逆に小さい頃から歌謡曲が大好きで、小学校に上がる前から西郷輝彦さんの歌真似をしていました。
当然ながら、クラシックを熱唱する父親に反発して育ちました。

この日のお芝居で、歌と真正面に向き合い、作曲者や作詞者の想いと四つに組んで全身で理解しようと闘う教授の姿が、ちょっと父に重なって見えました。

父と一緒に見てたら、帰り際にどんな感想を語りあえたかなあ、などと、かなわぬ事を考えてしまいました。
UEDAさんグッド(上向き矢印)は、ご自身の日記に「歌のチカラ感じて」とタイトルをつけて感想を書いておられましたが、ほんとに、このお芝居では、歌のチカラを感じました。
また、その歌に伝えるチカラがないと成立しないお芝居だとも思いました。
加藤健一さん、畠中洋さんに拍手♪

「感情」を込める(歌や演奏に)、そのためにはまず自分自身の感情を感じることができてこそ。そのことをマシュカン教授(加藤健一)は懸命にスティーブン(畠中洋)に伝えようとするわけですが、芝居を観ながら、私も一緒にうれしいこと、楽しいこと、悲しいこと、悔しいこと、辛いこと、そういう感情を思い起こしてました。そして、役者さんとともに、自分の感情を味わい、愛おしんでいました。

今回、私は年に1回の運営当番で、会の機関誌に掲載用のカトケンさんへのインタビューを担当。その中でカトケンさんは、「人はみなそれぞれに辛い過去や苦しみを背負っていたりするが、人との交わりによって、共感され、受容され、癒されて、やがてその過去の苦しみを昇華することができる、そういうことを表現しているお芝居だ」というようなことをおっしゃったと思います。

見終わったあとは、まさにカウンセリングを受けたような感じでした。

キャスト二人の掛け合いも絶妙で楽しかった。重いテーマも入っていましたが、とにかく歌とピアノの音楽が効いていて、あっという間の2時間半でした。
はじめましてわーい(嬉しい顔)
名古屋演劇鑑賞会の KOTO です

《詩人の恋》 11月例会で鑑賞しました
パワフル&コミカルでスタートし・・・・・場面が進むにつれて自然に核心に迫っていくあたりは、静かな中にも凄い迫力があって良かったです

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1002459535&owner_id=13233650
昨年12月の例会です。mixiの日記をコピーしただけなので文章が長くなってしまいました。お許しください。

前橋労演第349回例会 『ゆれる車の音・・九州テキ屋旅日記』
文学座公演 
作 :中島淳彦
演出:鵜山 仁
CAST:角野卓造 たかお鷹 鵜澤秀行 田村勝彦 塩田朋子

《感想》ドタバタ調の「人情喜劇」なのだが、元親分・子分を演ずる4人の俳優の演技のスピード感とコンビネーションが非常に良く、演劇の魅力をたっぷり発揮させていた。特に気弱なテキヤを演ずる角野卓造と、たかお鷹の掛け合いは秀逸で笑わせる。大声で自己主張をする部分としんみり引いて演技する部分のバランスや、二人の会話の間の取り方が実に巧みであった。

この劇の時代設定は1960年代後半であり、グループサウンズの音楽好きの若者が登場する。そして彼らのオヤジ達は20年前の戦後の混乱期を生き抜いた人々である。オヤジ達は20年前の「因縁」を無理やり油津に持ち込んで来るのだが、若者達は彼らのノスタルジーにとまどい、反発し、時には「テキ屋の真髄」に共感する。終戦後の混乱のオヤジの物語と高度経済成長に取り残された地方都市の若者の物語が時代の激しい変化の中で交差している。そして若者達も現在に至るまでに、また新たな物語を作り続ける。親分の息子はショバの稼ぎではなくスーパー経営者になり生計を営むだろう。この演劇は単なるノスタルジーに終わるのでなく、時代の変化を喜劇的に描くという点で成功している。

私は少年時代を農村部ですごしたので、露店以外に、このようなテキ屋(“大ジメ師”とよばれる)が登場する縁日などは記憶がない。テキ屋はその派手な口上で客を引き付けるが、その巧みな弁舌は見事なものであるという。この舞台では金丸重蔵が茶碗を売る口上が出てくる。街から街へ移動して歩くこのような人々は地域の共同体の崩壊とともに居なくなるのであろう。

舞台で角野氏がギターで弾き語りをする。これが実に上手い。台詞の中で「流し」もテキ屋の仕事なのだということを知った。

舞台に持ち込まれた本物のホンダの軽自動車がこの舞台のテーマそのものとなり、物語を見守る役割を演じている。持ち込むのに大変であっただろう。また舞台の後方に坂道が作られ、自転車がスピードをつけて下る場面がある。舞台製作者の苦労がしのばれる。
【劇団スイセイ・ミュージカル】さんの『サウンド・オブ・ミュージック』を観劇してきましたっ

元気をイッパイ貰ってきましたよぉ〜〜っわーい(嬉しい顔)るんるん

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1060729072&owner_id=13233650

芽芽芽
俳優座劇場プロデュース「サマーハウスの夢」が市民劇場の例会にやってきたので、しっかり観劇しました。ラストシーンは泣けます。
昨日「化粧―二幕」キャパ550?のUホールでの例会を見てきました。

むかーし昔、まだ一幕ものだった『化粧』も見ています。そして二幕になったものもだいぶ前ですが見ました。

ですから今回で3度目の「化粧」でしたが、美佐子さん、凄い。驚くほど元気でしたねえ。

内容は覚えていたのですが、細かいところはまるで忘れてしまっていたので、とっても面白く見られました。

鬼子母神が入谷ともう一つがどこのだったか忘れていたので、雑司ヶ谷とわかってスッキリ!な私でしたハート

カーテンコールで木村光一さんがいらしているのがわかりビックリexclamation ×2
お元気そうでした。誰か地人会の跡を継いで〜!そんなこと思い出しました。

地人会作品で浜松初日だった時は、ゲネプロも浜松でやったりして木村さんももちろんおみえになりました。それ以外にもいろいろご縁がある浜松です。それと私が見たところですが、事務局長が木村さんのお気に入りではないかしら。

中3の娘は「面白かったけど、さいご怖いなあ。」と言っておりました。
今見られてよかったねえ。もう見るチャンスは無いかもしれないからね。
金曜日に「冬のライオン(幹の会+リリック)」を観て来ました。

いやー、すごいですね。平さんあせあせやはり舞台の人ですね。
エレノア役の麻実れいさんもすばらしかった!ささやく感じの声でも
良く通るし、かっこいい!笑
狐と狸の化かし合いの如くに打々発止の台詞の応酬、客席からは
最初笑い声は聞こえませんでしたが、休憩後は笑えるところはちゃんと
笑い声が聞こえて、なんか嬉しかったです。えらそうですが。
息子役も豪華キャストなのに、カーテンコールで出てきたときは
目立たないようにストイックな感じで、お辞儀をしたらそのまま
引き下がっていってしまってびっくりしましたあせあせ(飛び散る汗)
王、王妃の衣装も面白いなぁと思いました。

満腹、堪能致しましたうれしい顔
先週の土曜日、大阪府貝塚市の「岸貝」鑑賞会例会「グレイクリスマス」。
実は見るのは二回目。前回観たのは17年前のことなので、ほとんど筋は忘れていて……(-.-)
でもおかげで?新鮮な気持ちで楽しませていただきました。

劇の中身については、作家の夢枕漠さんのブログに、かなり詳しく書かれていますので、ご紹介します☆

http://www.yumemakurabaku.com/archives/1054917.html

舞台は伯爵の邸の離れの間。舞台転換はありません。戦後の混乱期のわずか五年間、五回訪れたクリスマスの一日の、目まぐるしい変化を描いています。
運命に翻弄される伯爵の後妻を三田和代さんが演じています。凛とした気品が素晴らしいです。
※前回観たときには奈良岡朋子さんが演じておられました。

話をグイグイと動かしてゆく魅力的な悪役・権堂の役を清水明彦さんという俳優さんが演じています。
サッカー選手の闘莉王(トゥーリオ)に顔立ちの似た、カッコイイ俳優さんです。
※声優として数多くの海外映画・ドラマやアニメのお仕事をされています。韓国ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」で、済州島の役人・クマンの声をされていたそうです。

演劇観賞会の例会で「運営サークル」にあたっていたので、母と妻は入場される会員さんの受付。
私は駐車場の誘導をさせていただきました。風もなくあまり寒くなくてラッキー。

運営サークルの特典で、舞台正面中央の良い席で観賞。
途中、舞台でロウソクを吹き消すシーンでは、ロウの煙の香りがほのかに客席まで届いていました。

終演後の舞台搬出をお手伝いしましたが、若手の俳優さんが裏方さんと一緒にてきぱきと舞台装置のバラシをやっていました。
手際の良さに感心するばかりで、あまり役立たってなかったかも(汗)

ほぼ撤収が終わり、俳優座の山崎さんが我々ボランティアに若手俳優さんたちを紹介してくださいました。
今度「いのちの山河」という映画に出演される俳優座の若井なおみさん。
劇中では、アクティブな「権堂」に惹かれながら遂に一歩を踏み出せない伯爵令嬢(前妻の娘)を演じていました。
はかなげな美しさを持ちながら、芯の強さを感じさせる魅力的な女優さんでした。
撤収の際のジャージ姿も魅力的でしたよ♪(^O^)v 応援してゆきたいです。
↑のコメント、別トピを立てます。ツッコミ大歓迎です。
53で「木の付くUEDAです。」さんも観劇されてますが、
私も昨日「出番を待ちながら」を観てきましたわーい(嬉しい顔)

先月、今月と出費が多く、会費を払うのも締め切り過ぎてから
という体たらくで、サークルも3人を割ってから肩身が狭く、
もう会員辞めようか…とも思ってましたが、今回の例会は
それを吹き飛ばしてくれるような、気持ちを明るくして帰れる
舞台でしたうれしい顔

休憩に入る前に「もしかしたら…」と思わせる終わり方で、
休憩後に幕が開いたときの惨事(あわや)はやはり声を出して
笑ってしまいました。
メイとロッタが握手をした時会場から拍手が出たのも良かった
ですねー。もちろん私も拍手しました!


自分のこと棚上げですがあせあせ、始まる前に「前例会クリア
しました」がなかったのは残念でした。
もったいないと思いましたがく〜(落胆した顔)

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