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歳時記〜季節と言葉を楽しんでコミュの雨水の初候、土脉潤起  (2/18-22)初春 第4候

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どみゃくうるおいおこる、つちのしょううるおいおこる

脉=脈。土の中が潤い温まってくる季節。
春のぬかるみは、雪解けや、春の雨、または氷が解ける凍解(いてどき)で起こりやすい。

春泥(しゅんでい)に歩きなやめる遠会釈 (立子)


この時季、中国の72候では
「獺祭魚 (たつ うおを まつる)」とあります。
獺が捕らえた魚を並べて食べるころ、という意ですね。
また転じて書物をよく好み、引用する人のこと。
獺(たつ)=カワウソのこと。
元来は春になってカワウソが漁をはじめ魚を捕らえるのが季節のうつりかわりを示していることを言ったものですが
カワウソは捕らえた魚をすぐには食べず、
岸や岩などの上に並べて置いて、暫くのあいだ眺めている習性があり、
その様子が、正月(陰暦)に供え物を前に先祖への祭礼を行っているようにみえて…。
『礼記』月令孟春の条に「東風凍を解き、蟄虫は始めて振く。魚冰に上り、獺魚を祭り、鴻雁来る」とあるのが出典。
『呂氏春秋』にもみられますね。

魚祭獺の顔見よ草の雨 (篤老)

正岡子規の別号「獺祭書屋主人(だっさいしょおくしゅじん)」はこれに因んでつけられたそうです。
そういえば私の好きなお酒にも獺祭(だっさい)が…。

茶器どもを獺の祭りの並べ方 (子規)


カワウソは水掻きを持ち、魚、蛙、蟹を主食とし、人をだますという伝説があります。
おもに九州以北の水辺に棲むとか。
水辺にいったらご注意を。騙されないようにね。

コメント(8)

今年は すでに春一番はやってきてしまいましたが、例年でしたらこの頃に。
日本海を発達しながら通過する低気圧に、南からの強風が吹き込みます。
この暖かい南風が、氷を解かし、雪を解かし、木々の芽に囁きかけます。
足が速く、すぐ去って行き、また寒い冬の寒気が。

冬と春の押し合いは、三寒四温となって次第に暖かくなっていきますね。
風果さん

今年は都心部 雪が降らないのかなぁ。
積もったら、会社休んで 朝一番に公園いって
足跡つけようと思っているんだけどな。
さ、この時期には

とっくり(おちょこ付き)獺祭をいただきたくなります。

実際には
動物園でしかみたことはないのですが

情景を想像してにんまりしながら一杯。
いい口実ができました。

さ、今夜も一杯飲んじゃおうかしらね。
風果さん

 獺(かわうそ)の祭りで、獺祭(だっさい)
 好きなお酒のひとつで〜す。

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