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生活保護者の集いコミュの反貧困ネットワーク 事務局長 瀬戸大作さん 日記 4/12

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4月12日(月)
❶今週も福祉事務所での生活保護申請同行からはじまりました。前週の後半に対応したSOS、福祉事務所が閉まる土日の宿泊費と食費を渡して月曜日の生活保護申請に備えます。
今日は湾岸地域で信頼できる相談員さんが揃っている**福祉事務所に向かい30代の男性Tさんの同行です。少年時代から親を知らずに生きてきて、悪い事もいっぱいしてきた。それでも真面目に生きようとしてきたけれどもやり直しができない社会、許されない社会なんだ。コロナで更に追い打ちをかけられ、死のうと考えたけれど死ぬ事ができずに、千葉県から都内まで歩き続けてきて緊急アクションの相談フォームを見つけてメールしたら、すぐ返信が来た。嬉しかったという。今日の生活保護申請同行、犯歴があると東京都が提供するビジネスホテルの宿泊も許可されないルールがあると解っていたので、新しく綺麗な完全個室のドヤが近くにある福祉事務所で生活保護申請同行して無事に今日から泊まれる事になりました。「これから充分やり直す事ができる」
❷福祉事務所をでて近くのターミナル駅の路上でSOSをくれた50代の男性からのSOS、長く勤めていたホテルの清掃業務を雇止めされたという。最近本当に宿泊業関連の雇止め案件が多過ぎる。生活保護申請同行をおこなう場所を打ち合わせ、またホテル清掃の仕事に就きたいという。この世界しか知らないんです。ホテルが多くある地域の福祉事務所で保護申請同行する事とした。色々な世界があって色々な出会いがあるはずと思いながら、、
➌夜は反貧困ネットワークの事務所に戻る。佐々木さんと原さんが膨大な助成金申請の書類をめでたく完成させていた。公的支援を受けれずに困窮する外国人支援には小さな団体の財政を逼迫する経費がかかる。私の事業計画に基づき、細かく予算書と提出書類を短期で完成させてくれた。困窮する外国人の生活費・緊急宿泊費・医療費・シェルター費用・寄り場費用・相談会費用、自助と共助でしか生存できない外国人の支援、公助はどこにいった!
❹事務所では二つの会議が同時並行でおこなわれた。4月22日開催予定の「入管法改悪反対!緊急院内集会」実行委員会と反貧困ネットワーク実務担当者会議、「入管法改悪反対!緊急院内集会」では反貧困ネットワークとして支援してきた外国人の窮状を報告する。
法案では、国外退去の命令に従わない場合、1年間の懲役または20万円以下の罰金となる可能性がある。加えて問題視されているのは、法務省が難民と認めない決定を2回下せば、以降は強制送還が可能になってしまう仕組みだ。つまり、何らかの事情を抱え3回以上難民申請をしている外国人が、迫害の恐れのある国に帰されてしまう可能性があるということだ。私たちが支援してきた多くの外国人が該当してしまう。私たちがそれでも支援し続けたらほう助罪になるのか!来週から衆議院法務委員会で審議されると聞いた。連休明けに採決される可能性がある。極めて危険な状況に対し、連帯行動を起こす。廃案に追い込め!
❺4月から一般社団法人に組織再編された「反貧困ネットワーク」隔週で実務担当者会議を開催している。支援してきた相談者個々人の支援状況を踏まえて今後の計画を共有する。シェルターの住人たちの外国人は全員が公的支援対象外だ。個々人の生活状況、健康状態を共有する。実務担当者会議の特徴は、理事、設立時社員がZOOMでオブザーバー参加できるようにしている。組織の透明性と多くのメンバーが日常運営に参画できるようにしていきたい。

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