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生活保護者の集いコミュの反貧困ネットワーク 事務局長 瀬戸大作さん 日記 9/8

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9月8日(水)
❶台東区にあるシェルターにK君を迎えにいって、メンタルクリニックの7回目の定期受診同行をおこなう。1月に自殺を試みようと向かった現場から怖くなってSOSをくれた。「生きていく自信がない」孤独でたまらないビジネスホテルから、反貧困ネットワークのシェルターで暮らし始めて6か月が経過した。夜の世界から抜け出し、優しき隣人との関わりのなかで、シェルター管理人の内山さんが「美味しいお米の炊き方と料理」を教え、コンビニ中心の食事でなくてスーパーマーケットでの買い物で家計管理、社会生活訓練をつづけてきた。今日のクリニックでのオープンダイアログ形式での対話は本当に嬉しかった。今までは「これからどうする」このような対話に移ると黙って、私の顔ばかり向いていたK君が自分の言葉で力強く語り始めたんだ。「アパート暮らしを始めたい」東京都の多くの福祉事務所は期限が来ると「更生施設」「自立支援施設」」に移してしまう。出会った日のK君の状況を今でも鮮明に覚えている。一歩間違えれば取り返しがつかない事になる。私たちのシェルターは単なる宿泊所のハコではない。ひとりひとりの困難状況に応じて生活支援をおこなっている。時間はかかってしまう事も多いが、優しき隣人との関わりのなかで一歩歩ずつだけれど前を向いていければいい。
★残念な事はシェルターが常に満室である事と部屋数を増やす事は管理運営力の更なる強化と人員体制、福祉事務所に多くがビジネスホテル提供を拒否して、無低を強要してくる。
ビジネスホテルを提供しても「30日経過したから」との理由で無低や自立支援施設に放り込む。私たちは、無低の多くが自立を阻害するどころか失踪の要因をつくりだす施設集団生活と搾取しまくりの貧困ビジネスの温床である事から、無低を拒否する。無低を回避する為にシェルターを開設してハウジングファーストの理念に基づき、アパート転宅を進める。
シェルターが常に満室である事で、ゆっくり伴走する事ができない相談者が増えてしまっている。「福祉事務所は無低に頼るな!」「公設支援付きアパートの設置に方針転換せよ!」
❷今日も2か所でSOS、連携団体からのSOS支援と昨日に対応できなかった池袋からのSOS、単純に生保申請同行とはいかない。困難事例だからだ。再度の面談をおこない支援方針を決めていく。

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