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生活保護者の集いコミュの反貧困ネットワーク 事務局長 瀬戸大作さん 日記5/21

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5月21日(金)
❶午前は**福祉事務所で反貧困ネットワークのシェルターに先週から住んでいる20代のHさんと一緒にケースワーカー面談、コロナの影響で仕事を失い住まいも失い自殺未遂を図った後での生活保護申請にいった。福祉事務所は申請受理後に精神科病院に入院させて回復を図る対応をおこなった。Hさんは自主退院してしまい、私たちに「助けて」と23時過ぎにSOS、シェルターで一時的に預かった。先週のCW面談で福祉事務所が提案する「更生施設」ではなく、シェルターでの生活を経てのアパート自立を希望するHさんと平行線で時間切れ、1週間後の今日に結論を持ち越した。シェルターでのHさんは住人たちとの協同にも積極的に関わり元気を回復している。元々アニキ肌だったのでシェルター全体の引っ越し作業や清掃なども率先して動いている。1週間の経緯を説明して、反貧困ネットワークとしての「支援計画表」をケースワーカーと共有しながらアパート自立までの伴走をシェルター生活しながらおこなう事になりました。Hさんとの伴走が続きます。
❷午後から**福祉事務所に移動、30代のAさんの生保申請同行です。間借りしている知人が5月で引っ越してしまい住まいがなくなりコロナ禍で仕事が全くなくなった。聞いてみると都内の一流高校出身なのに住所不定歴が長い。悪い仲間と出会ったから人生おかしくなったと言うんだ。ヤクザや反社勢力じゃないという。バックパッカー系か売れないアーティスト系か、様々な出会いと運で幸も不幸も変わってくる。Aさんとの伴走も暫く続く。
➌今日も定番の新宿駅西口前に自家用車を停車させる。毎日のように路上からのSOSが続く。今日の新宿方面の駆けつけ支援は20代の男性が二人、5月以降は20代の比率が八割を占める。元不動産営業マンは月曜日に生保同行、お父さんお母さんの顔を知らない気弱そうな青年は、明日まで生保利用するか考えて連絡くる
❹最後は55キロ離れた道の駅からののSOSだった。40代の女性で所持金1000円、とりあえず寝る場所は車の中があってもガソリンが切れたらヤバい状態になる事を知っている。とりあえず向かう事にした。道の駅について呆然した。駐車場の右奥は明らかに車上ホームレスと解る車が10代以上停車している。猫を飼っている若い女性の車も見えた。
置き逃げと思われる車も数台、住まいを失い移動しながら求めた地は「道の駅」、誰にも知られず車の中で孤独死する場合もある。かなりショックだった。今日出会った女性は、病気を抱える弟と一緒だった。弟を守るため自らもアパートを引き払ったという。週末に寮付き住宅の仕事の採用可否が決まる。駄目な場合の生活についても提案した。都内での暮らしを希望している。都内では車の維持費がかかる。車の当面の置き場とその後の処分方法も一緒に考え生保申請する事も検討する事も約束した。病弱の弟を守るために頑張ってきたお姉さんの人生、明るく振る舞う姿に胸が詰まってしまった。

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