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生活保護者の集いコミュの反貧困ネットワーク 事務局長 瀬戸大作さん 日記 3/18

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3月18日(木)
❶昨日、体調不良で今日に生活保護申請同行する予定だった女性相談者、朝の出発前に電話連絡を続けたが繋がらない。心配しながらも待ち合わせの時間である10時に福祉事務所に到着、彼女は来ていない。10時20分頃に携帯電話が鳴った。今日も引き続きの体調不良、
心配だったので彼女が宿泊しているネットカフェに移動して直接体調確認と食費を追加給付、3度目の正直の生活保護申請同行は明日に延期、体調回復する事を願っています。
❷午後は横浜市**区の福祉事務所に向かう。横浜市といえば3月9日神奈川区における生活保護「水際作戦」についての抗議・要請行動をおこない、二日後の3月11日、市として不適切な対応の改善を認めたうえで、改善の取り組みを開始していると聞いている。今日の相談者の生保利用中の夫婦も以前から福祉事務所の理不尽さに怒り、私に同行を依頼してきた。私自身の今日の方針は、「時系列で経緯を確認する事を基本に、対立の根本原因と責任の所在を明らかにして、事態を正常化し、適切な保護を受ける。」この事に徹した。
時系列で確認してみると、**区の違法性は見当たらない。確実に言える事は、丁寧な説明ができていたのかに尽きる。複合的、複雑化してしまった問題をひとつずつ整理する。崩れた信頼関係を作りなおす時間、支援者の重要な役割のひとつなのです・
➌夜は連合会館でのシンポジウム「コロナ経済危機下における雇用と生存権〜再び労働と貧困を問う」に参加して、緊急アクションの活動報告とパネルディスカッションでの討論、年末年始のコロナ村相談会、先週の女性相談会、派遣ユニオンや移住連のこの間のコロナ禍の活動を踏まえた政府・地方自治体等に対する要求と政策提言をどのように提起していくのかがポイントであった。非正規労働者を正社員より先に人員削減やシフト減の対象としてよい事などコロナ禍で当たり前になっている。正社員と平等に非正規労働者にも整理解雇法理を適用して保護する政策、休業補償の充実支援など労働分野の政策提起、緊急アクションでは労働分野との連携が弱いので、今後は連携を強めていきたい。介護の資格訓練だけではダメで、仕事の創出・提供・調達と失業対策事業、伊丹ワーカーズコープの就職斡旋例や、労働組合の労働者供給事業の活用も、法人反貧困ネットワークの重点課題として調査をすすめていこう。エープラスの吉祥さんも強調していたけれど、困窮状態にある方に「現金給付」住まいのない方に「住宅支援」もっともっとシンプルでタイムリーな支援を!
❹パネルディスカッションでの討論中にもパソコンでメールチェックと返信作業、緊急アクションで共に活動している田川さんからメールが飛んでくる。これから新宿でSOS対応にいけないか。20時30分になり、終わらない討論を抜け出して新宿駅西口で待つ20代の青年、30代の男性に会いに行く。2人ともに東北出身だった。今日から野宿生活を強いられる寸前だった。Aさんは来週に生活保護同行、Bさんはアルバイトが決まっているのでTOKYOチャレンジネットでの一時住宅制度を活用してもらう。終わりのないSOS対応、いつまで続くのか、、
❺嬉しいメールが届いた。5月に成田空港周辺のホテルを雇止めされて対応したMさんからだった。「3月で生活保護廃止決定となりました。仕事のほうは、ビジネスホテルの清掃責任者をしています。瀬戸さんには御礼をいくら言っても足りないくらいお世話になりました。反貧困ネットワークのHPの瀬戸さんのサポート日誌はちょくちょく目を通してます。自分にも何かやれる事、手伝える事があればなあと思っています。お忙しいでしょうが、またお会い出来ればと思っています。」初めて会った時の不安な状況を今でも思い出します。これからは友人ですね。本当に嬉しかったのです。

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