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生活保護者の集いコミュの反貧困ネットワーク 事務局長 瀬戸大作さん 日記 3/12

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3月12日(金)
一昨日夜に新宿駅西口でSOS対応した30代のKさんの生活保護申請同行、以前から困難度合いが高い相談者に丁寧な寄り添う対応をしてきたのに、今日は冒頭から前泊地はどこか?と執拗に迫られる。最近、「前泊地主義」を主張して譲らない福祉事務所が増えている。東京都から福祉事務所に、「前泊地主義」の徹底が通知されているのではないかと危惧している矢印(右)住所のないホームレス状態にあっても,申請に訪れた役所を「現在地」として申請することができます。. 住民票のおいてある場所と違う場所に居る場合でも,現在生活している所を住所として申請することができます。 これを,生活保護運用における「現在地主義」といいます。 現在地主義の根拠は生活保護法19条にあります。
●Kさんは幼少時代から凄まじい虐待経験があり、養護施設で暮らす。身体にも暴行を受けた傷跡が残っている。以前から他の福祉事務所にて生活保護を利用したが、全て無料低額宿泊所か自立支援と更生施設に入所させられた。本人の手元に残るお金は、1.5万円、保護費の90%を超える。施設費が貧困ビジネスに吸い取られる。Kさんは脱出して路上へ、。福島県南相馬市の除染作業員として仕事があると聞き、原町にいったら仕事はないと言われた、仙台を経由して東京に戻った。
●Kさんは居所がない。たまたま新宿駅西口で待ち合わせた。SOSを受けての面談、生活保護申請同行の意向確認ができたら。申請場所の選定に入る。居所がない方の生保申請相談を受けた場合、今後住みたい地域を聞く事が鉄則だ。しかし、殆どの場合が「どこでもいいです。**は嫌な思い出があります。」このような場合は自治体毎の住宅事情や個々人の困難事情に応じて申請場所を複数提案する事にしている。申請しても悪質な無料低額宿泊所に送りこむ福祉事務所なんてとんでもない。Kさんの場合は身分証明がない為にネットカフェにも泊まれない。旅館業法の問題もあり、ビジネスホテルも断る場合が殆どだ。止む無く私がお世話になっているビジネスホテルか自ら運営するシェルターに案内する。問題は「現在地保護」を嫌がり「前泊地主義」を主張する福祉事務所が増えてきている事だ。居所がない相談者に「前泊地主義」を徹底した場合、新宿や池袋や上野に集中する。これでは、ネットカフェが集中する地域に生活保護申請が集中するのは当然だ。相談者本人の今後の暮らしと居住地の希望を最大限に尊重した選択を福祉事務所は尊重してほしい。福祉事務所毎の対応格差を是正してほしい。対応が良い福祉事務所に相談者が集中して現場が疲弊して、対応が酷い福祉事務所は水際作戦もおこなうので、楽をする。
Kさんは無事に申請が受理されて、今日からビジネスホテルに宿泊する事ができた。ケースワーカーとも連携して早期のアパート入居を目指して動く。

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