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生活保護者の集いコミュの反貧困ネットワーク 事務局長 瀬戸大作さん 日記 3/3 

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3月3日(水)
緊急アクションをつくり、SOS駆けつけ対応を始めた昨年の春から夏頃までは、「死にたくなくないのに死んでしまう」このような叫びが多かった。1月以降からSOSだけでなく、あちこちから電話やメールで届く相談SOSの内容が明らかに深刻化している。「死のうと思ったが死ねなかった。」「もう死なせてください。」などコロナウイルス感染症の雇用影響が更に犠牲になったひとりひとりに経済的貧困だけでなく、悩みの長期化によって精神を壊し尽くし始めている。最近は、SOSを受けての駆けつけ支援や生保申請同行実務以上に相談者ひとりひとりの悩みや孤立に関するフォローに大半の時間を費やす。地域に繋ぐ作業も治療に繋げる事すら大変なケースが多い。でも「生きてほしい、」「助けて欲しいと言っていいんだよ。」「独りじゃないよ!」と言い続ける。励まし続ける。
❶今日は午前に生活保護申請同行予定が直前にキャンセル、精神的に不安定な状態に陥る。「印鑑も個人証明もない。僕なんか生活保護なんて受ける権利なんかない。」と直前のキャンセルメール、メールのやり取りをおこない明日に、生保申請に再チャレンジする事になった。「人生 何度でもやり直せる」彼はまだ20代なんだ。
❷上野からのSOSで出会った青年も30代の青年、コロナ禍で仕事を失い、寮から追い出され、半年の間、ネットカフェで寝泊まりするか、どうしても所持金が底をついた際には野宿をしながら過ごしていた。やっと日給制の仕事から月給制の仕事に変わったため、継続的かつ安定的な収入が今後は見込めるが、27日が給料日で、その日まで生きていけない。所持金は3円、彼のような事例も増えている。少額の生活給付金とチャレンジネットのビジネスホテル提供を組み合わせる事で、生き続ける体制を整える。
➌次に向かったのは神田駅で出会った20代の男性、地方でレストランのコックとして働いて来たが、コロナの影響で人員が減らされ、少人数で働かされ、経営の悪化に伴い、パワハラも横行、精神的に追い詰められたという。東京に希望を繋ぐが、緊急事態の東京は更に厳しく所持金も尽きた。泣きながら話す青年と協議のうえ、いったん故郷に帰る事にした。今頃、深夜バスの中で眠っているだろう。故郷に帰る交通費を支援した。
❹自宅に戻る車中に携帯電話がなる。生活保護申請に同行してアパート暮らしを実現している男性からだった。「もう無理です。死にたいです。」生活保護制度を利用してアパートに入居できても、コロナの影響は深刻で仕事が見つからない。孤独になり自暴自棄になる。彼の家に駆けつけ、ラーメン屋に入り、久し振りに二人でお腹を膨らませる。「生きていなければ駄目だ、」反貧困ネットワークでは3月6日にワーカーズコープと一緒に「仕事づくり交流会」を開催し、支援してきた10名が参加する。彼も参加予定だ。働くだけでなく仲間であり続ける事、協働する事、生きている事は悪い事ばかりじゃない。

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