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BLACK COLUMNコミュの映画から思考する 〜 「最後の庭の息子たち」

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これは、ボリビア映画。
前回のジャマイカを去った外資系企業はどこへ?
もっと安価な労働力を求めこの、ボリビアなどへ移ってきたのだ。
つまり、ボリビアは次の標的となった国なのだ。

この国は他の南米諸国と同じく、インディアン(先住民)が住む地域であった。
しかし、インカ帝国のスペインによる征服により始まった植民地時代を経て、独立を果たした今も、国を管理する政治家など国のトップは皆、白人なのだ。

彼らも職がなく、国のさらなる負債、貧富の差の拡大、増税、年金の削減により、さらに苦しい生活を強いられる。

汚職政治家から金を奪い、貧しい人々に分け与えるため先住民たちの住む村落に行った都会の若者たち。
彼らが、目の当たりにしたのは民族の力、団結力だ。
村落では、皆同等の扱いを受け、誰の意見も尊重され、誰一人として意見しない者はいない。
誰にも発現権があるのだ。
村長は、ただその意見をまとめ、最終的判断を選ぶに過ぎない。

今現在、世界のどこの国、市町村をとってもこの団結力はないだろう。
世界は、大統領、知事、県長、市長と分担化し、国民は彼らを選び、任せる。
町から市、市から県、県から国、国から世界とつながりが広がることによる個々の希薄化。
ましてや、その選考にも参加しない人が増えている現状。

先住民たちは、さらに金を受け取ることを断った。
それは、盗んだ金をまたさらに盗んだ金であって、それを受け取ることは盗みを子孫に教えることになる、と。

MARKASAM CHAMAPA (人民の力)
彼らは、主都ラパスに戻り、差し押さえられてしまった自分の家にこう書いたのだった。
いつの間にか忘れ去られてしまったとても大切な部分だ。

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