日本国際パフォーマンスアートフェスティバルのコミュニティです。
出演者・お客・通りすがり・パフォーマンスアート好き・詩人・現代アートに物申したい人や、やりたい人、などが自由に投稿してください。
ニパフは名古屋・東京・長野とありますが、各地域の方、それぞれ地域の予定を投稿してください。また、NIPAFのスタッフでない方の感想なども歓迎です。過去のNIPAFについての感想などもお願いします。自由にトピックをお立て下さい。
現在、名古屋以外の情報が不足しています。みなさん、トピック形成よろしくお願いします。トップページに貼りつけてほしい情報がありましたら、お送り下さい。
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【NIPAF について】
◆NIPAFとは、Nippon International Performance Art Festival(日本国際パフォーマンス・アート・フェスティバル)の略称です。
◆NIPAFは、ボランティア・スタッフとアーティストの協働による非営利の芸術文化活動です。日本芸術文化振興基金などの公的助成を受け1993年に開始し、現在は春と夏に年2回の開催を続けています。これまでの13年間の活動で、世界40ヶ国、計250名の海外芸術家を日本に招待し、国内外で高い評価を得ています。
◆同時にNIPAFは、現在までに15カ国の海外に出向いての交流公演も活発におこなっており、まさしく国際的な活動を展開しています。
【パフォーマンス・アート】について
◆パフォーマンス・アートとは、1970年代から80年代にかけて現代美術の領域で生まれた表現形態です。従来の絵画・彫刻などといった作品概念を逸脱したところから誕生した表現領域で、他者と共有する空間・時間・場の現場性などをとりわけ重視します。現在、この表現領域は広く認知され、現代美術の一翼を担うものとなっています。また、パフォーマンス・アートは、美術のみならず、演劇・舞踊・文学・音楽・映像などの各芸術領域を横断し、またその境界領域として現代芸術の各領域のインターフェイス的な様相をも呈しています。
◆パフォーマンス・アートは、記録(写真・ビデオ・文章)などによって、想像力を働かせれば、その概要を知ることは可能ですが、現場のリアリティは現場でしか遭遇できないものです。極めてナマな現場が重要となる表現領域であり、作品は(絵画や彫刻とは違って)アーティスト本人が不在では成立しません。したがって、アーティストの現場に立ち会うことは、稀有で貴重な刹那を共有することになります。近年、世界では多数の国際フェスティバルが盛んになり、アーティスト自らが、直接各国を横断し、ナマな現場を創造しています。
【パフォーマンス・アートの現場】
◆まずは、パフォーマンス・アートの現場に立ち会ってください。そして、日本国際パフォーマンス・アート・フェスティバル(NIPAF)は優れてよい機会ですのでお見逃しのないように。
以下93・第1回の実行委員長のメッセージ
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芸術って、何だ!?
人間って、何だ!?
私たちは、それを考え始めるチャンスとして、今回のフェスティバルを用意した。
それ自体が大きな実験で良いのだと理解した。
歴史は急速なカーブを切った。
更に困難な時代を迎えることになるだろう。
可能性は、ないのか。
次のアイディアは、ないのか。
私たちは、今、新しい事を始めた。
新しく事を起こした人間だけが、更なる困難をも乗り切ることを、既に知っているから。
芸術も人間も、新しい物ではない。豊富な歴史がある物だから、更なる困難にぶち当たったら、過去と現在と未来の友人たちに連絡を取り合おう。
そして自由な論議をして、自分の態度を決定しよう。そして、やるべき事を開始する。
芸術って、何だ!?
人間って、何だ!?
それは、わけのわからない物だ。だが、それを考える事は人間を勇気づける。
パフォーマンス.アートって何だ!?
それは、わけのわからない物だ。だが、それが素材とする身体と意味と時間と空間は、何かの素材に似ている。
それは、人生だ。
一人一人が自分の人生を持っている。当たり前の事だ。だが地域は荒廃した。地球は荒廃した。精神は荒廃した。
だが、
芸術には、次のアイディアがある。
人間には、次のアイディアがある。
彼らの作品を注意深く観察して、楽しもう。
それは、人生を楽しむ事でもあるのだから。
こんなぜいたくな事は、めったにない。
遠路はるばるこの長野の地まで来て下さった、アーティストのみなさん。本当にありがとう。
私たちのこの始まりが、決して遅すぎた始まりではないと信じています。
ニパフ実行委員会 実行委員長 霜田誠二
第一回ニパフ’93 プロローグより