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好きです『北海道』コミュの★屈斜路湖・摩周湖★

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◎ 屈斜路湖・摩周湖

  このエリアの魅力はなんといっても、JR釧網本線をはさんで東西にたたずむ2つの湖だ。東側には、世界でもトップクラスの透明度を誇り、深い霧に包まれるこの多い神秘的な湖、摩周湖。かたや西側には、湖岸に大小さまざまな温泉を持つ日本最大のカルデラ湖、屈斜路湖。いずれも見所の豊富な観光地である。さらに2つの湖を結ぶルート上の中間には道東の代表的な温泉、川湯温泉がある。ホテルや旅館も多く、観光客で賑わう温泉街ではあるが、針葉樹林に囲まれた静かな雰囲気も併せ持つ。また、摩周湖のふもとには、弟子屈に湧くもう一つの温泉街、摩周温泉がある。ここは温泉が中心で他の見所の薄い場所ではあるが、街のはずれにあるヨーロッパ民芸館かには世界の自動オルガンが集められていて興味深い。また天気がよければ弟子屈町営飛行場からの遊覧飛行もプランに入れてみよう。滅多に乗れない軽飛行機で阿寒・屈斜路湖の複合カルデラ上空は迫力満点だ。飛行機が嫌いという人は弟子屈観光牧場の大草原、900草原でひっくり返って逆に青空を眺めるのもいいだろう。ここは観光ルートからも近く、摩周岳や雄阿寒岳、雌阿寒岳などの山々を眺望できる。

◎ 交 通

  このエリアを効率よく回るなら途中下車可能な阿寒バスパノラマコースを上手に利用しよう。主要な見所を回って、美幌・女満別へ抜けるコースでとても便利。パノラマコースの乗り場は、JR摩周駅から徒歩5分の弟子屈摩周温泉バス停。温泉で一泊してのんびりと回るなら川湯温泉バスターミナルから乗車しよう。川湯温泉バスターミナルへは、JR川湯温泉駅から阿寒バス川湯温泉BT行きで10分だ。ただし、パノラマコースの本数は少ないので要注意。特に冬期は1日一本程度になる。タクシーやレンタカーを上手に組み合わせるといい。タクシーは摩周湖畔に常駐している。川湯温泉の宿でも手配でき、川湯温泉駅から?でも呼べる。またレンタカーは川湯温泉駅前、川湯温泉、摩周駅前にあり、摩周駅前の摩周観光センターでは、レンタバイク、レンタサイクルの営業している。(7〜9月のみ)。

◎ 宿 泊

  川湯温泉と摩周温泉にまとまった旅館がある。一帯には、小さな温泉も点在し、屈斜路湖畔の仁伏温泉や阿寒横断道路沿いの摩周温泉、また弟子屈の南側には●●温泉、それぞれに宿がある。また屈斜路湖の西岸にはホテルやペンション、民宿、和琴と弟子屈にはユースホステルと宿のタイプもバラエティに富んでいる。牧場に泊まり、酪農体験ができるファームインも川湯と弟子屈にある。

● 摩周湖(見えるだけでありがたい神様の湖。冬には樹氷も)

  知名度抜群で毎年多くの観光客が訪れる湖だが、その湖水に手を触れることすら許さない神秘の湖でもある。摩周火山の山頂にできたすり鉢のカルデラ湖で、水深も最大で212mと深く、周囲にはほとんど絶壁。有名な湖水の透明度も昭和5年(1930)8月に41.6mの世界最高値が測定され、その後やや落ちたものの年平均で25mは維持していまだにトップクラスの透明度を誇っている。摩周湖はその地形から雨水を受ける流域がカルデラだけと極めて狭い。また流入する沢もないために土砂が流れ込まず水温も低いので、透明度を下げるプランクトンの繁殖も抑えられているのが水の澄む理由という。このように隔絶した湖だがなぜか水位はほとんど変わらず、多くは伏流水となって周辺に湧き出している。アイヌの人々は古くから摩周湖を神の湖、カムイ・トート呼び、湖に浮かぶ小島を神の姿の老婆、カムイッシュと名づけ、まさに神の住む領域としてきたが、その姿は今も変わってはいない。湖を見下ろす展望台のうち最もポピュラーなのが湖の西側にある標高550mの摩周第1展望台だ。大型駐車場に摩周レストハウスもあり、ここが最もバランスよく摩周湖が見えるポイントとされている。しかし、シーズンともなると観光客が押し寄せ、神秘の湖を堪能するには不釣り合いな混雑ぶりを見せる。そんなときは北に約2km離れた摩周第3展望台がいい。訪れる人も少なく、展望台があるだけの場所だが、正面にカムイッシュと摩周岳が位置する撮影ポイントだ。また、湖の東側には清里峠から入る裏摩周展望台がある。丸太で組まれたビジターセンターでは夏でもストーブがたかれている。ここから摩周岳越しに見る摩周湖は、あまり知られていないが、遠回りしても訪れたい素朴な展望台だ。

● アトサヌプリ(硫黄山)(地上に突き出た溶岩の固まりは1700歳)

  屈斜路カルデラの中央に噴気を上げる標高512mの活火山。アトサヌプリとはアイヌ語で「裸の山」を意味し、その名の通り草木の生えない荒涼とした山腹から、無数の白い蒸気を吹き上げている。阿寒国立公園野中では噴煙を上げる雌阿寒岳とともに活動中の火山らしい山で、その姿は遠くからもはっきりとわかる個性派である。山のすぐ麓に駐車場とレストハウスがあり、遊歩道で噴気地帯まで立ち入ることができるので、硫黄で黄色くなった噴気口からごう音を立てて猛烈な硫黄臭の蒸気がたちのぼる様子を近くで見ることができる。無数の噴気口は山頂まで続き、麓には硫黄ガスで枯れ死したおびただしいハイマツが異様な姿をさらしている。火山といっても固まった溶岩が押し上げられた溶岩円頂丘で、火山としては新しく約1700年前にできたものと考えられている。アトサヌプリと並んで標高500mクラスのマクワンチサブやサワンチサブといったアトサヌプリ火山群が周囲に集まり、これはこれで小さなカルデラを形成している。川湯温泉からツツジ遊歩道はこのアトサヌプリまで2kmにわたって続き、毎年7月初旬にはエゾイソツツジの群落が殺風景な山麓に白い花をつける。川湯温泉では夏の間、毎朝ツツジが原まで朝の散策会を催している。それぞれ名調子のボランティアが案内する1時間の散歩、川湯温泉を訪れたらぜひ参加したい朝のツアーだ。

● 川湯温泉(北海道の草津温泉は恋の病に効くか)

  常に水蒸気を噴出するアトサヌプリ(硫黄山)の北側2kmにある道東屈指の温泉街。川湯の名前の通り温泉街を流れる湯川にはあふれ出た温泉が湯気を上げて流れ、湯だまりには湯ノ花が白く湯畑になっている。一帯には源泉が77カ所もあり、泉質も酸性硫化水素線と酸性硫黄泉でこれは草津温泉とほぼ同じという。旅館やホテルも比較的分散しており、通称クッシー通りという飲食店街はあるが、温泉街全体が気持ちのいい樹林に囲まれていて、余り俗っぽさを感じさせない温泉場である。共同浴場のある湯河原前の森には散策路があり、なんとここは小鳥の鳴き声ならぬクラシック音楽がBGMとして流され音楽の杜と名づけられている。夏になるとモーツアルトが流れる小径を浴衣の温泉客がゾロゾロ歩く。宿は旅館の他にペンションや民宿、ライダーハウスもある。共同浴場は温泉街に1カ所。そのほかに川湯温泉駅近くにも温泉浴場がある。また、川湯温泉から約3km西の屈斜路湖畔に湧く仁伏温泉にはクアハウス屈斜路がある。

※ 三角屋根の洋館形駅舎・川湯温泉駅

  JR川湯温泉駅は、釧網本線が昭和5年(1930)に開通したときからの洋館形駅舎。北海道はローカル線が多いため画一的な駅舎ばかりの中で、イチイやシラカバの材木を縦横に使ったロッジ風のデザインは秀逸だ。建築当時は阿寒横断道路の開削や釧網本線の開通したころで、湖の地域の国立公園化への運動が盛んに行われていた時期。高原の温泉リゾート地として開発中だった川湯温泉の玄関口としての意気込みを感じさせる。現在駅員はいないが、駅舎の事務室を利用したオーチャードグラスというレストランが営業。また、駅前には摩周湖の伏流水という湧水がひかれ、旅人ののどを潤している。ホームには大きな木彫りの熊も出迎え、かつてのにぎわいぶりをしのばせている。川湯を訪れるときにぜひ降り立ってみたい駅だ。

● 川湯エコミュージアムセンター(生きている大自然を知る国立公園の情報センター)

  川湯温泉街のはずれにある木立に囲まれた川湯エコミュージアムセンター。一般の観光客は素通りしてしまうような地味な施設だが、湖のエリアの大自然に興味があるならぜひ寄りたいところだ。「火山の国立公園」とも呼ばれている阿寒国立公園の屈斜路湖の成り立ちをハイビジョン映像「大地の記憶」で紹介。足下に作られた2m50cm四方の大スクリーンには、摩周ブルーの神秘的な水を湛えた湖、周囲にはアカエゾマツの林が浮かび上がり、島の声が聞こえる。そんな中で突然地響きとともに噴火が始まる。屈斜路湖の成り立ちと四季折々の自然派約8分にわたって展開され、迫力満点だ。また、コンピュターを使っての散歩道で見かける花の勉強ができるほか、川湯周辺で見られるツツジが原のイソツツジの開花状況や熊の出没状況などを随時ボードに掲示して、一目でわかるようにしている。また、弟子屈、川湯に住む鳥の姿や鳴き声を、バードカービングと共に紹介しているので、ここで仕入れた知識を元に歩くとただの風景が興味溢れる世界になる。館内には、案内カウンターもあるので、霧のでやすい摩周湖の情報や川湯周辺のパンフレットを集めるとよい。ところで、昭和50年代に屈斜路湖にいると騒がれた恐竜「クッシー」だが、最近は話題にすらならないという。

● 川湯相撲記念館(川湯の英雄、横綱大鵬の記念館)

  ”巨人・大鵬・卵焼き”で一世を風靡した第48代横綱大鵬の記念館。湖の川湯はサハリン生まれの大鵬幸喜が少年時代を過ごした地で、記念館には少年時代から引退するまでの数々の資料が展示されている。特に、32回の優勝額すべてが展示されており、他にも瓶の形のコカコーラ賞や「ヒョーショージョー」の日本語で授与されたパンアメリカン航空賞の翼付トロフィーが異彩を放っている。館内にはライバル柏戸との名勝負の実況放送も流されており、40代以上の相撲ファンにはたまらない相撲ーワールドとなっている。ちなみに大鵬は昭和35年(1960)に入幕し、6連覇2回、全勝優勝8回、45連勝の成績を残して昭和46年(1971)の5月場所5日目で引退した。その最後に屈した相手が現双子山親方だった。湖の川湯温泉には今も大鵬の実家がある。

※ 寄り道

  屈斜路湖の展望地の中でも、ソラマメ形の湖のすべてを見渡せるのが藻琴峠。快適な舗装道路を登っていくと展望レストハウスのハイランド小清水725があり、そこからクマザサの木道を歩くと屈斜路湖から雄阿寒・雌阿寒までの眺望が開ける。特に夕景は見事で、峠からは斜里岳や知床連山も意外なほど近くに見える。

● 砂湯(地熱地帯の砂浜を掘ると即、温泉が湧く)

  屈斜路湖畔の中で最も賑やかな観光地が湖の砂湯。その名の通り湖畔の砂浜の下から約50度の単純温泉が湧いて、木のワクで浴槽が掘られ、お湯が満たされている。ただしすぐ隣はボート乗り場で、至近距離に茶店まである始末。観光客がつめかける昼間はかなりの豪傑でなければ入浴できない。一般に屈斜路湖畔の露天風呂はどこでも”開放度”が高いので朝晩の利用が普通だ。砂湯はどこを掘っても温泉だけに、夏などは湖水浴もかねて水着で利用するのも手である。ここで必要なものは手ぬぐいとスコップ。もちろん砂蒸しも可能。かなりの熱水が湧いているので、湖水を使って温度調節をする。死波に、砂湯隣の貸しボートで借りるカナディアンカヌーも人気を集めている。また、砂湯から3km程南には池の湯がある。これも湖畔の露天風呂で数十人は入れそうな広い円形のお風呂が設けられている。湖の付近が屈斜路湖に浮かぶ中島に一番近いところで、冬は白鳥が近くまでやってくる温めなので実際には夏場専用になってしまうのが残念。

● 屈斜路コタン アイヌ民俗資料館(アイヌの生活に触れる民俗資料館)

  かつて、湖の地にあったというアイヌコタン(集落)の文化を伝える資料館。ここでは狩猟、採集生活をしていたアイヌ民族の暮らしを中心に紹介している。特に食生活のコーナーで、愛にたちがチュブ(サケ)をルイベにして食べていたということや、野草のうちアザミやハナウド、ゼンマイなどは生か、おかゆにして食用にし、ササ、カヤ、アシは住居用に、センダイハギは魔よけに利用していたことなどが興味深い。また、オオバコやゲンノショウコなどおびただしい数の薬用植物のほとんどが漢方薬と重複しており、彼らの自然への知識が相当に高度なものだったことがわかる。建築物は魔除室と展示室がタテに連続したコンクリートの現代建築。館内の展示は標本とパネルが中心だが、ドーム上の天井に映し出されるマルチスライドが目新しい。資料館の近くには浴槽が屈斜路湖と岩で隔てただけの野趣溢れる露天風呂と共同浴場コタン温泉がある。

● 和琴半島(ここだけ温かい天然暖房の半島を歩く)

  屈斜路湖南部にある小半島。全体が森に覆われ、その一部が湖岸とつながった古い時代の火山島だという。全域が車の進入が禁止で、一週2.5km、歩いて1時間ほどの自然探勝路があり、この奇妙な半島を徒歩でめぐることができる。探勝路はしばらく屈斜路湖の湖畔を歩く。湖水は昭和31年(1938)の湖底噴火で酸性に変化し、ほとんど魚のいない湖になっている。湖面がどこかコバルトブルーに見えるのもせのせい。波打ち際を見ると茶色のマリゴケが沈んでいることがある。これはマリモの遺体ではなく枯れたコケが波で丸められたものだとか。和琴半島の先端には火山の名残で、湖面近くに噴気が立ち上るオワッコツ地獄がある。周囲にはかつての噴気口の跡という草地が点在し、ここを歩くとコオロギの鳴き声に気が付く。これはマダラスズというコオロギで、冬でも雪の溶ける湖の地熱地帯で泣き続けるという。また湖の半島にはミンミンゼミが生息し、一帯が地熱で温かいことを証明している。安政5年(1858)ここに到達した松浦武四郎も噴煙を上げる火口があることを報告している。半島の基部には脱衣所なしの露天風呂があり、そこから向かって右手の探勝路を5分ほどいったところにも小屋がけの温泉がある。いずれも混浴で入浴自在、近くにはキャンプ場があり、和琴キャンパーたちの間で重宝がられている温泉である。

● 屈斜路版画工芸館(絵のような風景の中で版画の世界を除く)

  屈斜路湖畔の草原に建つ一軒家の美術館。北海道出身の版画制作者、赤川勲の記念美術館で「赤川版画工房」で制作された東郷青児や植村松●などの日本画団の巨匠たちのリトグラフなど300点余りを展示している。美術館といっても外国の大きな邸宅といった感じの建物で、館内には音楽が流れ芸術一色の世界。2回は●●した版画家、有元利夫のコーナーや版画の制作過程を紹介するビデオシアターもある。特に家庭用印刷機プリントごっこの技術を応用した新孔版画の作品群が面白い。また、入館者には館内の喫茶室でコーヒーのサービスがあり、これはなかなか美味。ミュージアムショップでは版画の作品のレプリカを購入することができる。

● 美幌峠(屈斜路湖を眺める大展望地、記念撮影の名所)

  弟子屈と美幌を結ぶ国道243号線にある峠。屈斜路カルデラを超えるところにある標高523mの峠で、ここからの屈斜路湖の眺めは北海道を代表する風景の一つとして絵はがきの定番にもなっている。特に美幌方面からだと延々と走ってきた山の向こうにドカンと大展望が開ける印象的な峠だ。道路沿いにはレストハウスもあり駐車場から岩場に上がると草原のかなたに中島を浮かべた屈斜路湖が格好良く広がっている。ここからは摩周岳から噴気を上げるアトサヌプリを始め遠く斜里岳も望め、夏場は大変なにぎわいを見せている。湖の美幌峠の南側にある津別峠も屈斜路湖の展望では負けていない。標高も高く、和琴半島から湖畔の温泉地をはじめ、振り返ると雄阿寒。雌阿寒まで一望の下に見渡せる。いままでダートの林道しかなくライダーたちの穴場の展望台だったが、舗装道路の工事も行われ、登りやすくなった。

コメント(1)

初めましてほっとした顔


両親が ついこの間 道東三日間ツアーに行ってきまして、屈斜路プリンスホテルに泊まって、満足して帰ってきましたわーい(嬉しい顔)


お土産に、木彫りのコロポックルを買ってきてたんですが、ムーミンの話に出てきそうで、めっちゃかわいくって、一目ボレしましたハート達(複数ハート)
全然知らなかったんですが、コロポックルってアイヌのたくさんいる神様のうちの1人なんですねexclamation & question


他にどんな神様がいるのか興味津々なこの頃でするんるん

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