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介護&看護コミュの新型インフルエンザ対策 10月4日の情報

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10月4日の京都府の新型インフルエンザ対策感染症対策研修会で聴いてきたことをまとめました。べたうちで聴いて理解したメモをまとめています。
下記の情報をなるべく広くに知ってもらったほうがよいので、参加コミュニティに貼り付けています。勘違いや訂正しなければならないところは、コメントしてください。 またシーズンが過ぎたら削除させていただきます。


新型インフルエンザ対策研修会10月4日(日)
於:京都府医師会館大ホール
シンポジウム形式
1.新型インフルエンザ対策にかかわる京都府の取り組みについて
発生状況
クラスターサーベイランス(集団感染監視体制)の状況
7月24日までは全数把握→25日以降は集団感染の発生を把握
感染症発生動向調査→1.0を超えると流行期と判断する→8月10日以降が流行期に突入
これまでの取組→平成17年12月 強毒性の鳥インフルエンザを想定したガイドライン
平成21年4月に豚インフルエンザ発生時も強毒性を想定
以後、発熱外来→発熱外来縮小→入院措置から自宅療養に変更
7月24日 全数把握から集団発生の探知へ
8月25日〜集団感染のPCRも中止
     
基本的な考え方は重症者を少なくすることに重点
集団感染の封じ込め
タミフルの在庫確保(京都府で308000人分確保、医療機関で在庫する必要はなし)

新型インフルエンザ患者発生時の医療体制
強毒性→ピラミッド型
弱毒性→逆ピラミッド型

新型インフルエンザワクチンと季節性インフルエンザワクチンの接種時期は重なってもよい
肺炎球菌ワクチンは1週間ずらす程度でよい

2.新型インフルエンザ(パンデミックA型Fluウィルス2009)
特徴:肺で増殖しやすい→肺炎になることもある
弱毒ではない、日本においては衛生環境、医療環境が整い早期の治療が可能で軽微(日本での致死率が低いわけ)
5歳〜19歳が60%以上を占める 
60歳以上は罹患率で言うと1〜2%
基礎疾患があると致死率↑
下痢・嘔吐の症状があることも
タミフル48時間以内のルールが日本では比較的守られているので致死率低い

主な症状は発熱と咳
死者が出る確率は0.002%(10月2日現在)
タミフルが効果あり、京都府は30万人分備蓄
日本では備蓄が禁止されている
発熱が治まって2日間で職場・学校復帰可能
濃厚接触者の予防
タミフル1T×5日分(7〜10日と書いてあるが京都府の基準は5日)
マスク類の備蓄も京都府がしている→業者に放出して業者を通じて購入
トリアージ診療(優先順位をつけて治療すること)を行う

感染者
個室が原則
個室がない時は1.5m以上離す。
入室前のマスク、手洗い、ガウン
出室後の手洗い
各勤務シフトのアルコールクロスでの清拭

新型インフルエンザワクチンの副反応について
治験が十分ではない→副反応が出れば直接国に連絡
新型インフルエンザワクチンは2回接種
季節性インフルエンザワクチン接種は同時期に行っても問題はない
→10月18日または25日に医師会館で情報が流せるように調整中

3.インフルエンザワクチンの医療従事者の対象者
訪問看護・介護も対象に入る
各医療機関が医療従事者の対象者を定める
インフルエンザワクチンは感染防止のワクチンではなく重症化を防ぐためのもの
ワクチンをうったからかからないというものではない。

4.質問
1.肺炎球菌ワクチンの同時接種は?
  1週間あけて接種が望ましい。
2.医療従事者の優先順位は?
 コメディカルも含む、各医療機関の判断に任せる
3.タミフル投与は全身に効果的
  リレンザは吸入薬で咳が出ているときは効果的ではない
4.ウィルスの感染力
  無菌・ツルツルしたところで実験すれば24〜48時間
  布についたものは8時間〜12時間
  手などについたものは15時間ほど
  手洗いで十分防止効果あり
5.面会制限
  手洗い・マスク・発熱の有無のチェックで面会の制限はしなくてもよい
6.デイケアなどでの水際作戦
  新型インフルエンザワクチンを打っても予防効果はなく、集団予防はできない。
  重症化を防止するだけ。
  発熱者はお帰りいただくか、自宅での発熱の有無を事前にチェックする。

コメント(2)

お疲れ様でした。私も参加していました。

補足的なことですが、医療従事者に対するワクチン接種について何度も強調されていたのは、「医療体制維持の観点から必要とされる者が対象」ということだったように思います。したがって、医師・看護師以外に、コメディカルも含まれると解釈できるということでした。
但し、国から京都府に供給されるワクチンのうち医療従事者向けのものは3万人分程度で、対象医療機関が約1400と考えると、単純に平均して1医療機関あたり20人分程。とても足りる数ではないのでは?という話も出ていました。




>ひもTさん情報ありがとうございました

<おくさん>
という方からの情報では「海外の新薬の治験は既に始まって3グループ目まで来てます」とのことです。

治験は3グループで行うんでしたっけ。
インフルエンザワクチンは重症化を抑えるし、タミフルでも重症化を抑えることになるし…新薬はウィルスを徹底的にたたくような薬なのでしょうか?
いずれにせよ、人間の自己免疫力に勝る薬はないと考えて、十分な休養と栄養と清潔、これが予防にせよ治療にせよ一番の薬なのかもしれません。
うがいと手洗いの習慣化は、自己免疫力の強化につながるのかもしれません。

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