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The days of -GUDON-コミュのバンコク市街戦 チェックメイト・キング・ツー こちらホワイト・ロック・・・

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たった3時間で目が覚めた。なんか寝てるのがもったいない。でも社長達は昼過ぎまで起きないだろうから、テレビをつけてドアに差し込まれた新聞を広げる。「中華新報」は漢字の勉強にはなったが、もちろん意味はマッタクわからない。しょうがないので部屋にあった電話帳をパラパラとめくってみる。
広告のデザインセンスが、やはりここがタイであることを匂わせる。それから会社の名前がオモシロイ。「四洋電器」「四菱電器」「立日電器」「松上電気」に「下松電気」・・・そういえばインドでも「ナショナル」とデザインが全く同じ「ナチオナル」ってメーカーがあったな。とにかくパロディだらけ。笑いながら眺めていたら、突然日本語の広告が目に飛び込んできた!

ここタイに住む日本人は4万人だと言われている。日系企業が進出し、駐在員の多さは世界一だ。当然、世界最大の日本人学校があるし、スクンビットって通りのソイ(小道・脇道)33の一角にはスーパー「FUJI」や日本のテレビドラマやマンガ・小説週刊誌のレンタル専門店もある。デパートの多くはやはり華僑系が多いが、それでも中心部のサヤーム・スクエアには、伊勢丹・東急などが巨大なコンプレックスを作り上げている。

俺は興味が無いが、エルメス、シャネル、グッチ、カルチェ、イブ・サン・ローランといった世界のブランドが日本の5〜6割程度だ。ちなみにヴィヴィアン・ウエストウッドもあった・・・。当時の一番人気は「NIKI」のスニーカーだった。チェリーが社長にオネダリしてたのを覚えている。日本だったら2〜3万の人気モデルも、ここなら8000円前後。値切ればもう2000円くらいは落ちる。
社長は、さすがにその辺はキビシイ。「たかがズック(運動靴)だろ?そんなもん、これで上等!」下町の靴屋に飛び込んで、「ココにあるんだったら、どれでもかってやる。ブーメランみたいなマークはワシが書く!」

オレもたかがバスケットシューズになぜそんな大金を?アホか?といいながら、金のない若かりし頃、1枚3800円くらいのロンドンTシャツと、1個200円、5個だと800円のロンドンバッチの選択に30分くらい悩みながら、2万円以上の安全靴履いてましたね。
いや〜、ステッチ糸は黄色じゃないと・・・とか言いながら。「やっぱ履き心地が・・・」全然同じか、むしろ{AOKI}ってメーカーの3800円の日本製の方が軽くていいのに、「やっぱ本場モンは重さから違うね!」って、しばらく足首にタコ作りながら。

話を元に戻そう。日本語の広告ページは10ページにも及んでいたが、そのどれにも「いつでも、どこでも、ご満足いただけるまで、何度でも揺れるハート」いわゆる派遣マッサージの広告。見ればわかるのだが、全て特殊マッサージである。中にはBOYSの写真もチラホラ・・・たらーっ(汗)
そォか、そォ来たかバンコク。イキナリ一発イイのもらった気分である。「そっちがそうくるんなら遠慮せんからの〜」妙なところに闘志を燃やしつつ、勝手にファイティング・モードに突入する。

どうやら今回もトホホな展開になりそうだな、と思いつつも「あ、この娘、いただき!」と、すかさずチェックを入れながら誤植ネタを探す。ありました
・・・あるお土産屋の広告に「全品15%ディスカウントさせてい″たたきます」異国の地で朝も早よからVOWネタを探してる自分がニクイ。

11時になってチェリーから内線。「オハヨゴザイマス。ハッピーさん、起キタカ?ランチ行クカ?」
無制限 ノーカウント・デスマッチの始まりだ!

チェリーが呼んだのだろう。キャンディとレックもやってきた。レックはトヨタのカローラを持っていた。中古とはいえ、ハッキリ言って相当な金持ちだ。タイにはタイ・TOYOTAを初め、全ての自動車メーカーの工場が郊外にあるが、それでも価格はとても88万8000円では買えない。ゼロが1つ足りない。なにしろ国民の5%しか大卒のいない国なのに、そのエリート大学新卒者の初任給は平均1万バーツ(当時)日本円で3万円だ。我々はこのアト、列車で北にあるチェンマイまで移動するのだが、東京〜岡山間くらいが1等寝台(食事つき)で3300円である。3等寝台なら720円だ。もちろん食事はついている。

だからといって経済や文化が遅れているのか言うと、そうでもない。世界一のサービスと人気を誇るのは、オリエンタル・ホテル・バンコクだし、94階建てのバイヨーク・スカイやペニンシェラといったワールドワイドな豪華ホテルも多い。南部のビーチや島に行けばさらにノボテル、ヒルトンといった「姉さん、大変です!」と今にも高嶋君が言いだしそうなリゾートパラダイスだ。
社長とチェリーはタクシーで、ワシと三ちゃんとキャンディはレックの車で、サヤーム・スクエアという市内の中心部へ。道路はむちゃくちゃ込んでいる。しかもたった4km移動するのに、高速使って2時間!歩いたほうがよほど早い。

さて、いよいよ「タイスキ」である。
なんでも日本のスキヤキに感動したタイ人が、タイ風にアレンジして全国に広まったそうだ。今ではチェーン店が日本にもあって、この前博多で久々に食ってみた。
味ですか?
「テメーら!スキヤキなめとったら、どついたんぞ!」と一瞬にして町田町蔵になれること、是非も無し!

コメント(16)

写真1:高速道路
写真2:慢性的な交通渋滞。なにしろ物事を計画的に行えない民族性のため、道路はメチャクチャに通っているし行き止まりも多い。なんでもマイペンライ!
写真3:ノッポなヤツがバイヨーク・スカイ
〜暴れる 社長〜  小倉名代はァ〜無法松!度胸千両の乱れ打ち!
社長は実はこの後、度々タイを訪れて、中古農機具の販売をやったり、闇で宝くじ販売したりしたりして結局、蛇頭だか青幇だか、とにかく現地のヤクザと揉めてインターポールやマレーシアのビッグボスや日本の元公安の実力者まで巻き込む騒ぎを起こすんだが、あまり詳しく書くと我が身が危うくなるな、ともかくそういう人だ。もちろん背中には、洗っても消えない鯉が滝を登っていらっしゃる。そんな社長はアルコールの飲みすぎで常に腹が下り気味らしい。出発前、奥サンが「ウチのはいつでもドコでも、やれ便所、そら便所ってウルサイよ〜」っていっていた。それが出発以来「行ってない」との事「不思議と出んのよ。日本じゃ毎日4,5回は行くけど」

レストランに移動の際、2手に別れたことは書いたと思うが、その移動途中のタクシーの中で暴れ始めたらしい。腹が!レックの携帯が鳴り「社長カラネ」といって俺に手渡す。「もしもし、ワシじゃいね。モレそうなんじゃがどうしたらイイ?」「どっかガソリンスタンド入ってトイレ借りりゃええじゃないっすか?」「チェリー、ガソリンスタンドじゃ。それとティッシュ!早ゥせい!早ゥ」・・・電話が切れた。バンコクの空の下、ティッシュ片手に走る社長の姿を想像した。とてもイケイケで慣らしたとは思えない「カワイイあせり方」に思わず「ガンバレ、社長!でもまだフンバルナ、社長!」とワケのわからないエールを送る。30秒後、再びレックの携帯に着信。何故かまた社長だ「ハッピ−さん、クソの仕方はわかるが、便所の使い方、わからな〜い!」語尾が上がり気味。すでにアクセントがタイ人化している。「チェリーに聞いた方が早いですよ」「もう、タクシまで、戻れな〜い。1歩でも歩いたら・・・。ワタシ、困った。前・後ろ、わからな〜い!」「入り口向いてしゃがんだらOKです!」「よっしゃ、わかった!」
・・・どうやら炎天下のスカトロ絵巻〜炎熱地獄編〜だけは避けれたらしい。

道路は混んでいる。その上、無法地帯である。4車線の車の間を縫うように4人乗りしたカブがすり抜けてゆく。当時はまだノーヘルでOK。少しでも間があると、トゥクトゥクが容赦なく突っ込んでゆく。その中を歩行者はダンスを踊っているような華麗なステップで通り抜けてゆく。インドほど狂暴では無いが(インドはこれにさらに野良ヤギ、野良ウシ、野良ブタ、野良ゾウ、小さな花輪や新聞を売る子供達、バクシーシの群れが加わる)交通量の多さから言えば、より危険かも。トロイ奴は死ぬ。そういえばタイ人は異常なまでに「死体」に興味があるらしい。グロい死体週刊誌はたくさんあるし、中・高校生の修学旅行のメインは「死体博物館」だ。若い女性が本を見てキャーキャー言ってるので、タレント本でも読んでいるのかと思ったら、そういった類のグロ雑誌だった。その中のいくつかの記事には、交通事故の写真もあるだろう。

この国の交通ルールは至極カンタンだ。ヒトコトでいえば「ルール無用!」全員タイガーマスクだ。毎日路上で男の根性見せているのだ!ルンピニ公園の周りやヤワラー(中華街)の路上には、夜な夜な女の根性を見せている人も多いが。レックももちろん自分のルールのみに従って運転している。右折禁止で平気で曲がったり、反対車線に車が少なければ平気で飛び出してゆく!「大丈夫?」と聞くと「ノー・ポリス!マイペンライ!」と涼しい顔。
日本だとフツー、向側が空くまで踏切内には入らないが、その場で法律の自主製作を得意技とするレック。踏切りど真ん中で停車。それに実際、後ろからのホーンや野次も物凄い。皆1ミリでも前へ進みたがる。気温40度超えりゃ、誰もがバトルモード。
バースト・シティはインドにあったが、サンダ―ロードはバンコクにあったのだ!向こう側で交通整理をしていたポリスマンがホイッスルを鳴らして、早く出ろ!と合図している。「出ろ?ドコに!」言い返すレック。・・・ある意味正しい。
写真1:これが噂のタイスキ君
写真2:このアト、ゼロヨンが始まります!
写真3:巨大ショッピングセンター。入り口には国王陛下の肖像画。
写真1:バンコク昼の顔
写真2:やっぱり昼の顔
写真3:どこまで邪悪なんだ、この街は?邪悪といえばチェッカーズを思い出してしまう。筑豊、ヤバス!
さすがnaotin!
おみそれ、ソラシド〜♪
〜踏切り内に車を停めてはイケマセン!〜 無断駐車は罰金1万円をいただきます。アト、死ぬかもよ、マジで

5分くらい踏切内で立ち往生していただろうか?彼女達が「マー・マー・マー」と言って騒ぎ出した。俺は出発以前に、カンタンなタイ語を覚えていたのでこの言葉の意味はすぐに解った。
日本語に直すと「来た!来た!キターーーー!」「キター!じゃねェっての!ねらーかオメーらは!」
まるで映画のような展開だ。どこかのスパイな主人公はすっかり敵の車に取り囲まれ、絶対絶命の大ピンチ!
さらに警笛を鳴らしながら迫り来る列車!すると突然タクシードライバーが「OK!旦那、しっかり掴まってなよ!」と言うが早いかギヤをバックにブチ込み、アクセル全開で白煙をあげながらバックスピンして、敵の車をクラッシュさせつつ!間一髪セーフってトコだが、あいにくこっちのドライバーはちょっと壊れ気味のレック。そんな芸当するどころか、「キターーー!」って騒ぐぐらいしか能がない。俺は慌てて車から降りかける。するとレックとキャンディが口を揃えて「マイペンライ!」「マイペンライじゃね〜っ!もう列車はすぐソコ・・・」
で止まっていた。しかもその時点でやっとキンコンカン、と警報機・・・。
俺、今、間違いなく日本の常識の範囲外にいることを再認識した。アンタら、スゲーよ。
ポリースメンまで巻き込んでの、国をあげての体当たり一発ギャグ、ベリー・サンクスな。ちょっとちびったかもしんない・・・。やっぱりこの国でも、心のドコカに、小休止中にマルボロ吸ってるくらいの小さなサンダース軍曹、用意しといた方が良さそうだ。あと志々雄様と10本刀も。
でもアミバはやっぱり、ここでもいらない。そんなアミバ哀愁歌。
http://www1.ocn.ne.jp/~slot777/DJ4.2.swf

車が動き出してしばらくすると、突然壊れかけのレディオ(レックのことね)が叫ぶ「HAPPYちゃん!アレ見ル!ハチ、スゴイネ〜!」「蜂?」ここは南国だ。さぞやデカイキラー・ビーでもいるのかと辺りをみわたす。が、それらしきものは見当たらないし、人々も平然と歩いている。「ネ〜、ハチ、スゴイネ〜!バンコク、イイネ〜?」何がイイんだかさっぱりわからない。それでも暑さボケしている脳細胞をフル回転で、推理する。「蜂じゃないとすると・・・鉢?」
確かに俺は園芸部出身だが、到着早々植木鉢を買うほどの素適なファッション・センスは持ち合わせていない。ファション=植木鉢の謎は45才になる今でも解けていない。そりゃ確かに一時期チトセには憧れていたが・・・。その後キャ→がデビューしたらパンクグッズを買うのを原宿から上野に変更しましたが、何か?一部の古き良きハードコアな人にしか解り得ないネタフリはここらヘンにして、話を進めよう。

その指差すあたりで目に付いたのは、腰の辺りまでスリットの入ったチャイナドレスっぽい女性の艶かしい白い脚だけだった。この時は結局「???」だったのだが、2度目に訪タイした折、じっちゃんの名に懸ける前に、謎は全て解けた!
タイ人は「タ・チ・ツ・テ・ト」が上手く発音できないのだ。しかもサ行も弱い。つまりこの時レックは「ハチ」ではなく「脚」と言っていたのだ。
つまりあの時のオレ、大正解!最も、男より女に反応する男性だったら誰でも正解しただろうが・・・。

写真1:鉄道マニアな家
写真2:鉄道マニアなマーケット
写真3:ハードコアな鉄道上マーケット
レストラン帰りの車中での会話。
「ハッピーちゃん。明日、仕事アルカ?」「いいや、何も無いよ」「動物のショー、イクカ?チョット、遠イヨ!」「社長にも聞いてみないとワカランから、あとで決めよう」
「ソウカ・・・、明日イクカ?」・・・あのね、人の話はちゃんと聞こうね。
「レッちゃん、今、海、キレイ?」「ハッピーちゃん、海、好キカ?」「ウン」「明日、行クカ?」いや、だからね・・・。
「パタヤ(ビーチ)、海、キレイ。バンコク、ワタシ、キレイ!」一人でウケている・・・。山田君、座布団ゼンブ取りなさい!
「お寺も見たいのォ〜。ワット・ポーとワット・アルン。大丈夫?」「マイペンライ!明日、行クカ?OKカ?」「・・・」
「ヤワラー(中華街)、魚ノ耳ノスープ、オイシイヨ」「・・・?タイの魚には耳があるの?」
「背中ニ大キイ耳、シャーク」「わかった!フカヒレのスープ!」「ソウ・・・」
このアトのセリフは解っていたので、先に言ってやった!「明日は(行くかどうか)ワカランよ!」

バンコク住みの友人のオフィスを訪ね、久々の再会。例のお土産を渡す。しばらく話し込んでると「でも、さすがっすね。もうオネーチャン連れとは・・・いきなりアレキ(3P)っすか?」「いや、ちょっと事情が違うんじゃけど・・・。しかも片ッポ、壊れてるし」2人とも元気そうで安心した。
「また、帰る前には連絡する。飲みあげようや!」「ええ、楽しみにしてます。じゃイイ旅を!」

レックが出勤の時間らしい。「仕事は何?」「カラオケ」「ウエイトレス?」「No」「???」あとで解ったのだが、日本のカラオケボックスとタイのカラオケボックスのシステムは「ある一点」において大きく異なっている。
「ワタシのお店、行クカ?」思わず「明日カ?」ってボケたくなった。

フト気がつくと、やたら日本語の看板が多いのに気がついた「ここ、タニヤ?」「ソウ、知ッテルカ?」通称:ソイ・ジープン(日本人通り)「明菜」とか「キャッツアイ」とか「クラブ姫」とかの飲み屋の他にも、築地、まとい寿司、ラーメンたにや亭、れんが屋なんて焼肉屋もある。現地の社用族が、本社のお偉いさんを接待する為にあるような街だ。
今では当時ほどではないらしいが、働いている女の子は日本語が話せる娘が多いので、大企業のスケベ親父達で賑わっている。そりゃそうだ、日本語で口説けるんだから、こんな楽なことは無い。しかも費用は会社もち。値段は、知らずに行くと即死する!タニヤ銀座の異名を取るほどだ。
レックは「有加」って、とてもカラオケボックスとは思えない名前の店で働いていた。一緒にご同伴させてもらって中に入る。開店前なので、女の娘たちが何かをテーブルの上に積んで、ダベリながら作業をしていた。その光景は、どうみても「パケ詰め」にしか見えなかったので「アレ、何?クスリか?」って聞いたら大笑いされた。
「違ウネ!アレ、テーキャブリー」「定期炙り?」テーキャブリー=灰皿ふいてるだけだった。で拭いた灰皿に白い小さな石みたいな物を入れてただけなのだ。
「タイデハ、ソウイウ事ハ、ヤクザ、隠レテスルネ!」
イイ事を教えてあげよう、レックちゃん。日本でもそうです!きっと世界中ドコでもそうです!
写真1:銀座とまちがえそうなタニヤ
写真2:どこをどうみても日本!
写真3:ものすごいマ〇コってイルミが全てを物語るパッポン
多分、定期券炙ったモノ・・・って、そのままやん!
部屋に通されたのでさっそくビール注文。さって、何歌おっかな〜って歌本みてたら、なんと女の子達がゾロゾロと。「?」「ハッピーちゃん、ドレガ好キカ?」「ハァ?」「選ブイイネ!」俺はブルースリーの「燃えよ!ドラゴン」の1シーンを思い出した。
悪のボスの要塞島で開かれる武術トーナメント出場者が、夜、部屋でくつろいでいると、ドアがノックされて美女達がゾロゾロ・・・
あの夢のようなシーンとマッタク同じだ!・・・タイ式カラオケ、万歳!
チョーっていう娘を選ぶ。残念ながらこの娘は日本語ダメらしい。「でも、チョーはタイ語上手いよ」とレック。タイ語が上手いんじゃなくて「タイ語しか喋れない人」でしょうが!う〜ん、ここにきてますますタイ人は、その大陸文化の奥深さを徐々にひけらかしつつある。しかしそんな大陸文化をモノともしない島国根性丸出しの、行け!大和魂、ここにあり!

HAPPY選手、KARAOKE、フル・スロットルゥゥゥゥゥ!

夜9時、店を出る。するとレックとキャンディも着いてくる。なんだよ、もう上がりか?・・・このとき実はこの2人のペイバー(連れ出し料)を払わされていたのだ。それを帰国後に気付くマヌケなワシ。というより、チェリーの友人ってことで安心していたし、タニヤは高いって聞いていたからね。しかもまだ、着いたばかりで相場観をつかんでいなかったので。
タニヤを出てスリウォン通りへ。いきなり屋台の群れ。というよりリッパなナイト・バザールだ。タニヤの1本筋違いにはゴーゴーバーやショーパブがひしめく、パッポンという通りが2つある。それぞれどんなところかは、ここのサイトで教えてくれる。「外道の花道」→http://hage.momo-club.com/
有名な「キングス・キャッスル1」に入ってみる、女連れで。が、3分で退散。三ちゃんが「ハッピーさん、ワシ、こういう騒がしいの苦手なんで、出ますワ」「じゃ、そろそろホテル、戻りますか。あ、換えのパンツ買わなきゃ」雨期でシーズンオフの為、観光客が少ないといえども東洋一の歓楽街。その狭苦しい屋台の間を、人混みを避けながら50メートルも進むと、もうどうでも良くなってくる。パンツ見つけた!「ハウマッチ?」「150バーツ」高い!いくらなんでも高すぎる!それなら昨日のパンツはいた方がまだマシだ。立ち去ろうとするとイキナリ「90バーツ!」いらんと手を横に振る「80バーツ」たった10秒で50%ディスカウント・・・。本来ならここからが勝負なのだが、あまりの暑さのため、闘志がみるみる萎えてくる・・・。1枚買った。一応シルクだった。車までの帰り道、マッタク同じパンツがあったので、今度は「ニー・タウライ?」と習いたてのタイ語で聞いてみる。いかにも、俺は結構こっちの事情に詳しいんだぜ、コッチの事情っていっても、タイの下着業界の現状と今後のトレンドに詳しいってワケじゃないからね、そこんトコよろしく!って風を装いながら。
店員はだまって段ボールに大きく書かれた値札を指差した「B35」・・・レックとキャンディ大笑い!
しかもそのあと別の市場で同じもの見たら18バーツ
・・・いつか、借りは返すぜタイランド!それからソコで笑ってる二人。笑ってねぇで教えろ!
やられっぱなしのオジさんを、バンコクの夜の騒音が祝福してる様だった。
それにしても、やる気のカケラも無い店員。正月前の上野のアメ横並みの賑わいなのに、イスに座って頬杖ついて「ハロー」しか言わない。これが日本だったら、ヤタラ威勢のいいオヤジがダミ声張り上げて「ハイ、3000円!3000円!北海道直送の新巻き鮭、ハイ、オネ〜サン、まいどありー」ってねじり鉢巻の間に千円札はさみこんで、40年間鍛えに鍛えたそのノドをご披露しているところなのだがナァ。結局コレも暑さのせいね。確かに生まれてこの方、30度以下の気温を体験した事がなければ、僕もアタシも君だって、例えカナディアン・エスキモーであろうと、こうなるに違いない。
写真1:パンツを240円で買ったトコ
写真2:とにかくやたらとゾウがいる。これは仔象
写真3:7不思議の駐車方法。大丈夫?答えはもちろんマイペンライ!
そんな暑苦しい人ごみの中、寝転がって「お恵み」してる若き乞食を発見。内戦続きだったカンボジアの難民らしい。見るとアチコチに血糊がついている。すかさずレックとキャンディは10バーツずつ渡していた。恭しそうに合掌(ワイ)しながら受け取る若き乞食。インドで「お恵み」の虚しさを体験済みの俺は「どうして、あげたの?」と訊ねてみる。「ダッテ、カワイソ、思ワナイカ?」あのォ、知らないうちにあなた達にコッソリぼられているオマヌケ日本人が、目の前に2人つっ立ってるんですが、カワイソ、思ワナイカ?
しかもさっきの乞食君、アソコでさっそくジュース飲んでるんですが、元気に立ち上がって。しかも血糊、近づいてよく見たら赤チン塗ってるだけなんですが・・・。10年前なら、ケリ入れてるな。ま、お達者で。

最初のホテルが高すぎたので、その近くにあるホテルに移動。それでも1泊1200バーツ。俺は300バーツ程度の安ゲストハウスで十分なのだが、どうやらチェリーがダメ出しをしているらしい。バンコクには探せば1泊80バーツでも泊まれる安宿はいっぱいあるのに。
マイミクさんの中にバンコクで2,3年暮らしたことのある人がいるので、ちょっと詳しく書くと、場所はラチャダーピセーク通りのサヤーム・ジャスコやロビンソンデパートのチョット上。そう、ホテルの隣が、ナタリー・エマニエル・ポセイドンといった、巨大特殊浴場が立ち並ぶ界隈だ。その事実も帰国後に気がついた。ひょっとしたらチェリーが俺たちチョンガー族に気を使ってくれてたのかもしれない。でもその割には社長がチェリーに「ハッピーさん変態!コンドーム1人で3箱!」「アナタ、何カンガエテルカ〜!」またまた大爆笑!
そこは中華系のホテルらしく、俺たち以外の客は皆、中華系だった。ナゼ解ったかといえば、翌朝、1階のレストランでパンとコーヒーのモーニングなのはワシらだけ。あとは皆、おかゆにザーサイ、のチャイニーズ・ビュッフェに列を作っていたからだ。

3日目。今日も今日とて別に予定は無い。行き当たりばったりを至上とする3人は、毎朝、今日は何をするか?という最大にして最低なテーマを語り合いながら、朝飯を食うのだ。
「お〜い、お姉さん!」チェリーはまだ部屋で寝ていたので、仕方なく自分で注文をする社長。もちろん完璧な日本語で。しかも磨き上げられた山口弁で。「もう1杯、コーヒーくれさん」「?」「わからんのか〜。しようがないの〜。コーヒー!コーヒー!コーヒー!」笑って眺めていた俺は、ふとある事実を思い出した・・・。
タイで絶対に、特に女性に対して発してはいけない単語、その王者こそ「コーヒー」であることを。
「社長!マズイです」「ん?何が?どしたんかね?」案の定、ウエイトレスは憮然として、怒りをあらわにしている。「俺もよく知らんのですが、タイ語でコーヒーっていうと、そのォ〜、オ〇ンコ下さいって意味らしいので禁句だそうです」「じゃ、どういえばエエんかね」「カフィ・プリーズ、です」「めんどくさいの〜。ワシャ、別にソッチでも構わんが。ハッピーさんちょっと代わりに言ってくれる?両方持って来いって」
朝っぱらから連続3回も「女性自身」の提供を求められた、多分田舎から出稼ぎで出てきてただろう純朴そうな娘さん、ここで改めて失礼をお詫びしたい!「こらえてつかいや、のォ!」

朝っぱらから素適な要求を大声で連続3回もしたナイスミドルな社長が突然「アロワナはおらんかね?」と言い出した。「
そりゃ、ジャングルの奥地かどっかならおるかもしれませんが・・・」「いや、そうじゃなくて、熱帯魚屋さんはないかね?」持っていた「地球の歩き方」をめくっても、そんなものは載ってなかった。そのかわり・・・
「今日、何曜日ですか?」と俺。「多分、土曜か日曜のはずじゃが・・・、どしたんかね、急に?」
「なんてらかんてら(何とかかんとか・・・の山口Ver.)公園ってトコで週末にウィークエンドマーケットってのがあって、ペットコーナーがあるそうですよ」「その公園は近いかね?」
社長・・・ワシ、バンコク初めてです。そんなこと、知ってる筈ありません!
写真1:やる気の無さが売り物です!
    熱帯ふくや SOUTH ROAD!
    やすい あつい はたらかない!(獏
写真2:危険です!
写真3:さらに危険です!!!
「ちょっと、あのボーイさんにきいてみようか?お〜い、お兄ちゃん!」手招きすれば、ボヂィランゲージはこれぞまさしくバンコク共通! ←オオッ!オヤジギャグ!
「ハイ、じゃあとはまかせたよ、ハッピーさん♪」オ、俺なんですか?結局。本をオニーちゃんに見せながら「This park, near or not?」か、完璧だ!俺の中では。

大体、タイでは英語は日本以上に通じない。バンコクから600キロ離れると、タイ語でさえ通じない。ホテル関係や商売人、タクシードライバーならカタコト英語、話せる人も多いが、ココは中華系ホテル。通じる場合もあるだろうが、彼は「?」だった。
「社長、コイツ、知りません」←めんどいのでテキトーにゴマカシモード。だってワシ、アロワナとイグアナの区別つかんし。最近になってようやくTOKIOとV6の区別が出来る程度だし。時々ウコンとウンコ読み違えて「エッ!」とか思うし。大体メンドクサイ事、大嫌いだし。山口弁で言うと「せんない」こと、こんな暑ッ苦しい国まで来てしたくない。
意外にも社長は「そうかね。ま、することもないし、行ってみようや!」←ワリとゴマカシやすい。そゆことなら「ラジャ!」←思い切りノリやすい。
かくして、ナントカカントカ公園目指して「第486回 アロワナ求めて 三千里!in Thailand」の幕が切っておとされた。今日もまた、例の3人娘の登場だ。昨夜、ぼられてる(てか詐欺だな、あれは。今思うと)とも知らず、次第に親近感さえ覚え始めてる、単純なワシ。

市街中心部から車で20分くらいのトコに、それはあった。マーケットというより・・・ホームレスによる青空交換会場ってカンジだ。しかし規模は半端じゃない!なにしろ場内には無料の巡回バスがあるほどだ。一度通り過ぎたら二度と同じ店には戻ってこれない。アメ横や神戸の高架下を横に×5っていった雰囲気。中は巨大迷路。物凄い人混みと暑さで、30分しないうちにナチュラル・ハイになれること請け合いだ。
汗だくになるからきっと物凄い体臭を皆、放ってるに違いないが、不思議な事にマッタク気にならない。ホワ〜イ?答えは簡単!街の匂いの方が、もっとキツイから。ねっとりとした湿度120%の空気に濃厚な屋台の香り。特にパクチーの強烈な香りがドコでも漂っている。場所によってはこれにさらにドリアンが加わる。パクチーだけで手一杯なのに、そこへどう匂っても「甘いウンコ」のかほりがトッピング・・・。まさに生き地獄だ。慣れっていうのは恐ろしいモンで、そのうち鼻がバカになってホトンド気にならなくなる。事実1週間もした頃にはマッタク平気だった。
あまりの暑さに耐え切れず、屋台でカオ・マンガイとバーミー・ナムとビア・シンを注文。鳥メシにラーメンにビールって、やってること日本と同じですね、社長!
ビールのお陰で余計に茹でダコになったので、そそくさと退散。社長はチェリーのアパートへ、俺と三ちゃんはレック達のアパートへ。それにしてもタイ人は実に良く食べる。1日5食は平気で食べた上、さらに果物を間食がわりにムシャムシャ食べ続ける。でも、皆ほっそりとしている。ギャル曽根が集団で生息してるようなモンだ。

ここで初めてマンゴスティンという果物を食べた。南方の果物は概して匂いや味にクセがあるが、コイツは大ヒット!口へ入れた瞬間、「ウ・マ・イ・ゾ〜〜〜〜」見る間に全身の細胞が味将軍になってゆく。
美味いのは認める。さすが果物の女王と呼ばれるだけの事はある。しかしだからといって「はい、次、食べなさい!」「まだアルヨ!コレ、食べなさい!」食休みするヒマを与えてくれず、次々とマンゴスティンの皮をむくキャンディ・・・。
「ハイ、食べなさい!」なんか母親に叱咤されながら「わんこ蕎麦」の早食い特訓を受けてるような気分になってるんですが。

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