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The days of -GUDON-コミュの待ってろよ!チェンマイガール!

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翌朝9時頃、列車は終点チェンマイに着いた。

バンコクの北700km「北方の薔薇」と称される古都・チェンマイ。

ラーンナー(百万の田んぼ)タイ王国の首都として栄え、気候はおだやかで過ごしやすい為、定年後にここへ移り住む日本の熟年カップルも多いそうだ。

この町を訪れた理由はただ一つ。

・・・それはチェンマイといえば「美人の産地」として有名な場所だったからである!


ここを訪ねずして、何のタイ旅行か!

もっとも以前書いたようにタイではオネーチャンよりオニーチャンの方が数段キレイじゃない、スーアイなので気をつけねばならないが。

しかもスーアイなオニーちゃん方は当然のように小さい頃からムエ・タイで鍛えてるから始末に悪い。

バンコクに3年半住んでたあるマイミクさん、オカマの集団にボコられた上に国際免許証までパクられたらしい。
美しきレディーの皮をまとった最強の男達!・・・イヤ過ぎるぞ。
顔面凶器の日本の某3兄弟もイヤだが。

ま、ここはバンコクじゃないんだから、どっちかってっとレディの確率が高い。


フッフッフ、秘かに持ってきていた「ユンケル皇帝液」を飲む日がついにやってきたのだ!


駅で政府認定のツアコンという名札をつけたガイドさんに社長が捕まっている
。相変わらずスグに捕まりやすい人である。悠然と歩いているからか顔がラオス人に似ている所為なのかはわからないが。宿はナイト・バザールに近いチェンマイ・トラベル・ロッジ。
オフシーズン割引で1泊400バーツ。冷蔵庫は1階のフロアに共同のヤツがある。


朝食兼昼食をとったあと、ガイドのすすめで1080メートルの山の頂上にある「ドイ・ステープ寺院」とボー・サーンという名前の割には坊さんが一人もいない番傘作りの「アンブレラ・メーキング・センター」を見学。
明日は象のトレッキングツアーとラン園などで過ごすことに決定。車は貸切、食事付で、1人1200バーツ。2日間でこのお値段。安い!

ドイステープはかなり山道を登っていった。
暑い国で山登りなんかするもんじゃない!

しかもビーサンで。で、ビーサンのままボー・サンへ。

ここでは絵師がイロイロなモノに絵を描いてくれる。

タイ風から日本風まで、いろいろなイラストがあり、その場でささっと書いてくれる「ウオッシュOK?」洗っても落ちないというので、履いていたニッカッポッカに鶴のイラストとなんだかワカランがタイ風の絵をそれぞれ右左に描いてもらった。

書いている間ヒマなので、こっそりはげヅラを取り出して被っていると、隣で社長のバッグに絵を描いていたオヤジが気付いて笑い出す。

なぜこんな細かい事まで憶えているのかといえば、写真があるからだ。うpはしない。旅の恥もかきすぎては人の尊厳まで失いかねないからだ。

さて、昼間たっぷりと恥をかき捨てた俺はもうすっかり環境に慣れてきて、早速夜のチェンマイへ。

三ちゃんも「僕も行ってもいいですか?」というので、2人してカラオケへ。

ここは部屋割りでなく、カウンターボックス形式なので、女の子が入れ替わり立ち代わりやってくる、いわばキャバレー形式だ。

酔いが回ってくるまで、似たような店や俺らが行ってからあわてて店内に灯がつくヤル気−100%のゴーゴーバーや5人くらいしかいないヒナ壇の店などを一巡りして、結局元のカラオケ屋に。しばらく腰を落ち着けてると日本のサラリーマン風の人が歌いだした。

こんなとこまで来て、ネクタイ締めなくてもな〜ってボンヤリ見ながら、薄暗い店内でだんだん女の顔の判別が難しくなってきた。酔いもまわっている。ちょっとマズイ展開だ。このままでは連れて帰っても、気がつきゃ朝まで高イビキ・・・。

今、隣に座ってる娘はケッコウノリもいいし、一緒に行くか?って聞いたらOKだったので、オジサン今夜は寝ないことを決意!話が決まればあとは早い。女の子のペイバー代を払えば、あとは自動的に俺を宿泊先まで連れて行ってくれる。

連れて帰ってびっくりしたが、ケッコウ美人だった。

やはりチェンマイ!ありがとう仏様!
前回の事件で無神論者になったワシは急遽仏教徒に改宗することにした。

女の子の名はゲーン。年は自称25才。仏弟子になったばかりでこんな罰当たりしていいんだろうか?

ホットシャワーを浴びて汗を流したオジサンは「さ、いい汗かくよ〜ん」っとバスタオル1枚でバスルームを出た。

社長に借りた「コトの前に、とある部分にふるスプレー」を存分に降りかけて、いざ、出陣!
彼女は両手を広げて喜んだ瞬間・・・。



今じゃどうなのか知らんけど、当時タイの水商売関係者の間にはある一つの「都市伝説」があった。

海賊版のSMやレイプビデオが広く流通してたんだが、それに出てくる日本の男は、まずまちがいなく洗っても落ちない絵が身体に書いてあるのだ。

彼らは女性に対し、とても普通とは思えない、残虐極まりない行為をしていた。

一昔前くらいに日本人女性を恐怖に陥れた「香港に行って試着室で拉致された上、手足もぎとられて、どっかの地下牢で一生過ごしている人がいる」って伝説、タイランド版だ。


タイの男も刺青入れてる人多いのに、何故か日本人のそれは別格らしい。

「ボリサット(ヤクザ)・・・」ヒトコトそういったまま、壁の方を向いて小さく身体を丸めガタガタ震えている。

そんな女の子をなだめすかしながら、結局どうしようもなくしばらくひとりで「メコン」って安いラム酒を飲んでた。いい加減酔いがまわって来た頃、タクシー代100バーツ渡しながら俺はこう言った



「・・・帰っていいよ、ってか帰って。寝れないから・・・」
3000円した俺のユンケル返せ〜!!!・・・さっそくバチが当たったな。

コメント(14)

写真1:ドイ・ステープ参道
写真2:チェンマイ版ソンテオ
写真3:参道の途中の冷やしイチゴ。旨すぎ!
ちなみにニッカに描いてもらった絵は、2回目の洗濯できれいさっぱり消えてなくなった。セロよりすごいタイ・マジック!
チェンマイ駅からナイトバザールに行く間にさてはサユリとか行ったな(笑)?ナイトバザールからオールドシティに向かうターペー通りに、こんな寺院や店があったでしょ(笑)象さ〜ん、象さ〜ん♪
おにゃのこの写真 みたいっす揺れるハート

あはは  893じゃなかったんですか?!(爆)

生水で一発で下痢するらしいですなぁ〜
今の昔もかたぎで〜す!(笑

生水は現地の人でも飲まないからね〜。田舎行けばしょうがなく飲んでたけど。ジュースやビールに入ってる氷が危ないんだわ。
ミネラル水かどうかわかんないからね〜。
最近更新しておりませんが・・・。
2000文字制限があるそうなので、いつも気をつけてますが、いつも朝からこの制限が赤字で、きやがりまくってます。
シバくよ、ホンマ。おかげでしばらく更新できません。スンマセン!
「ハッピーさん、夕べはどうじゃった?」顛末を知らない社長は能天気に質問してくる。「はァ、バチが当たったようです」何もしてない、というか出来なかったと言っても、どうせ信用してもらえまい。「なかなか別嬪さんじゃったから、これからもずっと連れて行きさんね」・・・多分もう会うことも無いでしょう。ヘタすりゃお店も辞めてます。
気を取り直して、本日は象のトレッキングである。三ちゃんは昨夜の彼女とカップルで参加。ここまで来てシングルは俺だけである。タクシーを降り、象のトレーニングセンターまで牛車で移動。途中牛車ドライバーと運転を交代。昨夜、史上稀に見るほどの劇的な振られ方をしたワシは自然と「あ〜る、晴れた、ひ〜る下がり・・・ドナドナドナド〜ナ〜」と力なく口ずさんでいた・・・。
仏道に反する行為をしようとした者には、当然その報いが与えられる。因果応報、世の習いだ。俺は1人身なので当然1人で象の背中でユラ〜としてた。前後を社長&チェリー、三ちゃん&オーイのラブラブカップルに挟まれて。ま、いいさ。女は星の数。幸いここは美人の産地。「今夜、決めてやるぜ!」←まったく反省のカケラさえみせず、ドナドナから急遽横浜方面へ路線転向したワシは「横須賀ベイビーハート達(複数ハート)」の1番だけをリフレインしながら、行った事のないディスコティック・サンタナやドブ板通りに思いを馳せながら、ユッタラユッタラ。
すると突然何故かボキが乗ってるチェンマイ3号(仮称:推定年齢3歳半メス)が突如、あらぬ方向へ進撃を開始した。しかもカナリなスピードで。彼女ちょっとテンションが高いアナーキーな性格なのは分ったが、太い木の枝とかが眼前に迫るたび、姿勢を低くしたり、飛んでかわしたりあせあせ
あのォ〜、オジサンはできればタイのジャングルまで来て、筋肉番付したくはないんです。それにさっきまでのマッタリ感は何だったの?この国じゃ象までスピード狂ですか?それともやっぱり横浜銀蝿がマズかったんでしょうか?
様々な思考を展開しつつ、象使いのオジサンを見ていると、カギ手みたいなものをチェンマイ3号の耳の後ろあたりに打ち込むんでる!そのたびに血しぶき飛んびまくり!ナマ暖か〜い!飛び降りようと決意固まった頃にどうにか収まったけど、あとで社長が「ありゃハタから見てもやばかった。よう生きとったね」
・・・人間、必死になったらケッコウいけますよ。約3時間のトレッキングと、最後はイカダで川下りを2時間ばかり楽しんだ後、再び宿で休憩。
夕食をどうしようかと思っていたら「タマには日本食食べよう」と社長。「そうですね、ここならあると思うので調べてみます」運がイイコトに日本人がやっている有名な日本食の店が2軒あった。しかも1軒は我々の泊まってる宿からわずか50メートル!さっそく行ってみる。今では場所も経営者も変わったらしいが、当時はまだ日本人が経営していた。名前は「宇宙堂」久しぶりの日本の米。やはりネットリと甘い。社長はマスターとビジネス話をしている。マスターは「またか」というような顔をして「できればしないほうが・・・」とやんわりとやめといたほうがええでっせ方向でアドバイス。社「ま、最初からはうまくいかんのは覚悟しとるから、仮にやったとするなら、注意するのはどの辺かね?」幸いこのマスター、広島出身だったので方言がかなり通じた。マ「タイ人を“絶対に”信用しない事です!」社「しかし、ビジネスちゅうのはお互いある程度の信頼がないと・・・」マ「そんな日本のビジネスマナー通用しませんよ。タイですから、ここは!」社「・・・・」こりゃ長くなりそうだな、暴れださなきゃいいが、ヤレヤレ・・・と思っていた頃合にチェリーの携帯がなった。しばらくタイ語でなにやら話していたが、電話を切るなり一同に向って「チェリーの弟、チンだ!」「!?」イスから転げ落ちるかと思った。チンだ=死んだ、ね。
詳しく聞いてみると、弟ではなく、チェリーの兄貴の子供。小学5年生だったのだが、学校帰りに車にはねられて即死だったそうだ。「チェリー、葬式帰る!アナタ(社長)一緒来ルネ!」
どこまで予測できない状況を次々に提案してくるんだ今回の旅は!
そうですか、チェンマイ3号はアナーキーでしたか・・・。
それにしても生きててよかったですw


私も象に乗る予定にしていますが、チェンマイ3号には気をつけます。
チェンマイ3号は君の自転車だろうが!
その前にやたら長ったらしい名前もあった気が・・・。何だっけ?
う〜ん、アル中ハイマ〜!まっしぐら。

さて、ヤキソバ(塩味)作ろ!昔、藤井君に「ハッピーさん、ヤキソバ作ったげようか?」「マジ?」「ワシのヤキソバ、メチャクチャ旨いよ」・・・メチャクチャ旨かった。
彼は天才だな。
さすがに空気が重苦しい。気がつけば黙々と冷奴を一丁たいらげていた。社「チェリー、ワシャ行けんよ〜。友達もおるし」C「ハッピーさんもサンちゃんサンモ来ルガイイ!」説得30分。とうとう社長、ワシに話を振る。H「チェリー、ワシらサヌックなバカ。だからお葬式、出来ない。葬式は身内、親戚で静かにするがイイ、ワカル?」C「ワカルヨ」H「だから、チェリー急いで田舎帰る。ワシら必ず、行く。1週間くらいしてから」C「1週間、ナニスルカ?」H「何もしないよ。ずっとココにいる。だから安心して、葬式行って」C「ワカッタ。1週間、ナコーン・パノム(チェリーの田舎)3人、クルナ?」「イク、イク、イク!」
3人揃って首を振る。C「絶対ナ!」3人「絶対!絶対!絶対!」・・・まるでよく飼い馴らされたアシカである。
チェリーはその夜、無事機上の人となった。
H「びっくりですね〜」社「ホンマいの〜。たまげたけ〜(驚いたから)」夜空を眺めながらタバコをふかす3人。社「これからどうするかね?」H「ま、ボチボチゆっくり移動すればいいんじゃないですか?」社「ワシャ、こういうふうな(のんびり)トコは性に合わんけェ、どっか近場でオモシロそうなトコを探しとってね。で、あんたァ今夜どうするん?」H「いや、もう寝ますが・・・」
社「ウソ〜言いんさい!今から飲みに行くんじゃろう?ワシも行くけんね!」頼ンます。昼間のSASUKEで疲れが・・・。
部屋で静かにビール飲みながら、ガイドブックを眺めていたワシは珍しい物を発見。その名もステキな −オピウム・ミュージアム−。翌朝、早速2人に報告。社「何かね?そりゃ」H「日本語に直せば、アヘン博物館です」社「何〜?何でそんなモンがある?」H「この奥地はゴールデン・トライアングルらしいですから」社「おおー!聞いた事があるある!ありゃこの辺かね?」H「この辺ゆうても車で8時間くらいかかるらしいですよ」社「どうせヒマなんじゃから、2〜3日行って、やりあげちゃろうや!」それはすでに30年前以上の話・・・をする前に、社長ぶっ飛び状態!社「スグにタクシー呼んでもろうて!」
ホテルのカウンターにH「コール・ミー・タクシー!・・・プリーズ!(どうぞ・・・私の事をタクシーって呼んで下さい!)」
なにしろ最大の頼みの綱、チェリーはもういない。最悪の状況下でオペレーション・バルバロッサは発動された!いつの時代でも総統閣下はワガママだ!ジーク・ハイル!カンプ・グルッペ・ハッピーに栄光あれ!むかっ(怒り)
「タクシーを呼べ!」という総統指令にもかかわらず、ホテルの従業員は「親切にも」俺にこういった。「タクシーは高い。VIPバスで行け!バス停まではこの乗り合いで行け!」さらにご丁寧な事に、このソンテウのドライバーに「この日本人たちをバスストップへ連れてゆけ」とチップまで渡してくれている。
あからさまに不機嫌な社長。「ハッピーさん、アンタ、ちゃんとタクシーって言った?」H[「言いましたよ。聞いてたでしょう?」「これがタクシーなんかね?」「そうみたいですね!」険悪な空気がみなぎる。「ちゃんと伝えた?」「思いっきり!ですよ」「ホンマかいの〜?」ハッピー、ちょっとイラッ!不快な気分を晴らそうとバッグの中から、以前バンコクのどこぞのカラオケで買ったオールドパーを一気にあおる。その瞬間、俺は天才になった。「アッ!」「どうしたんかね?」メンドイので社長の問いに答えず、ガイドブックの巻末にあった「タイ語会話集」のある単語をドライバー君に見せながらこう言った。「パイ(行け)」
そのコトバとは何か?「空港」である。といってもハナから「飛行機」乗るつもりはない。だいいちこれから向う目的地は小さな町で空港などあるはずもない。では、なぜ?このチェンマイの空港は一応国際空港だった。ということは・・・タクシーくらいいるでしょ?フツー。案の定、10台くらいのタクシーがたむろっていた。「社長、ハッピー旅行センター、なかなかエ〜仕事するでしょ?」「ほんまじゃ。さすがじゃの〜」関係やや修復。お互い気が短い分、単純なのだ。物事を深く考えないのではない。考えられないのだ。メンドイから。だからいつも建前抜き。こういうことをしたら、こうなるっていう学習能力も余りない。「子供じゃあるまいし、エエ大人がまだ分らんのか?」何度聞いただろう、そのセリフ。でも学習能力が低いお陰で、未だに人生この調子だ。
写真1:チェンマイの高級ホテル。テレサ・テンはこのホテルで急死した。
    WIND IS BLOWING FROM ASIA!
写真2:バーミー・ナム。タイのラーメン。
写真3:味は自分で調える。トッピングも自由。自由すぎていつもその場限りの幻の味になってしまうのが難点。
写真1:日本人以外の経営だと出てくる微妙なカツ丼。もちろんメニューは「カシ丼」です。
写真2:タイで最も有名な調味料の会社。社名は「アジノモト」
写真3:バンコクで最も有名な温泉。2〜500バーツで、卓越したプロレス必殺技を体感させてくれる、一種のアトラクション・センター。時々死人が出る割には温泉は1滴も出ない。謎の秘密基地。
「ハ〜イ!サワディカ!」突然の珍客にざわめくドライバー諸氏。ザワザワと質問攻めがあったので、まるきりやる気のなくなった俺は再び闘志に火をつけるため、オールドパーをバッグから取り出す。「オオッ〜」ドライバー達はいっせいにどよめく。「ん、何?これか?これはあの社長のオゴリじゃから、アンタラーも飲みんさい!」オールドパーはラムネ球みたいな仕掛けがしてあって逆さにしても出ないのだが、あいにくワシは朝から酔っ払い。グラスがないので、小さな蓋になんとかそれをついで目の前のドライバー氏に手渡す。それを受け取ったドライバー、香りを2,3回嗅ぐと飲みもせず次のヤツに手渡す。「飲んでもいいよ」と言っても「香りだけで十分」といってグルリ1周して戻ってきたので、しょうがなくワシがいただく。
「イエ〜」と盛り上がるドライバー諸氏。なんで?なんであんたらシラフでここまで盛り上がれるの?そんなキミ達が、別のモノでキマッてる時の盛り上がりには絶対参加したくないな・・・という意思を急速に固めつつ、「ゴールデン・トライアングル!」と行き先を指示(したつもり)・・・しばらくして一人のドライバーが選らばれた。推挙された理由は「彼の車にはエアコンが付いている」・・・おみそれしました。ぜひ、お願いいたしますです。かくして、とりあえずメーサイというタイ最北の町を目指す事になった。
「そのゴールデントライアングルはドコとドコの国境かね」急いでガイドブックを取り出すワシH「タイとミャンマーとラオスみたいです」社「ミャンマーっちゃ、どんな国かね?」H「昔のビルマの竪琴の舞台ですよ。なんとか・スーチーさんが軟禁されてる軍事国家らしいです」社「軍事国家?大丈夫なんかね?スーチーといえば、大韓航空のスーチーは別嬪ばっかりじゃったのォ」H「・・・そうっすね」そりゃスッチーでしょ!ってツッコミいれる間もなく、社「もうヒトツのラオスちゅうのは?」H「さ〜、多分ラオス人がいっぱいいる国です」答えもだんだんいい加減になる。だって、知らんモンね、実際。不思議と1度行ってしまえば位置関係や風土なんかも自然とわかるのだが、なにしろゴチャゴチャ入り組んでいるインドシナ半島である。行く前は知識なんてゼロに等しい。ゴールデントライアングルだって、行くまではただの「麻薬の大生産地」くらいの知識しかなかったくらいだし。
ほんじゃ簡単にご説明。ミャンマーはこの前のデモで「坊さん」や日本のジャーナリストの長井さんが殺されて話題になった国。話題になりかけたと思ったら、あっという間に親バカじゃなくて「バカ親と三狂弟」の試合に話題を持っていかれてしまった。民主運動家のアウンサン・スー・チーさんが軟禁されている軍事国家。
で、ラオスは・・・あとで書くからわかってもらえると思う。で、ゴールデン・トライアングルなんだが、今でこそこうやって観光客がブラリ気ままな一人旅でもOKだけど、当時は麻薬王「クン・サ」率いる世界最大の麻薬生産地。なんでそうなっちゃったかというと、中国に毛沢東っていうやたらに人に「修正と自己批判」をさせるのが好きなオジサンが、ある時、蒋介石っていう石頭っぽい人と喧嘩したのね。それも中国全土を舞台に暴れまくったっていうんだから半端ナイ。まるで1人の女を取り合って世界を暴力と破壊の渦に巻き込んだラオウとケンシロウの兄弟ゲンカみたいなもんだ。ハタ迷惑ったらありゃしない。
で、負けた蒋介石は台湾に逃げて「中華民国」おっ建てちゃうワケやけども、南西部に展開してた国民軍(98軍:後のアヘンアーミー)は逃げ場を失って、タイ国境を侵犯。あの辺は当時国境線未確定地域だったから、どさくさにまぎれて資金源としてアヘン、大麻などをアチコチで栽培し始めたってこった。クン・サはその国民軍残党から少数民族の自治独立を掲げてモン・タイ軍を組織。辺りをゴールデントライアングルに作り上げたが、それまで味方だったアメリカが手のひら返したように「麻薬撲滅キャンペーン」でクン・サを指名手配したり、兵士の大量脱走により、1995年モン・タイ軍はミャンマー軍事政府に投降。
で、今?財閥ですよ。アメリカとミャンマーは犯人引渡し協定結んでないからね。・・・ってWikiに書いてあった。便利だな〜ネットって。
しかし麻薬王を保護しながら、民主運動家を監禁して、坊さんを抑圧してる仏教国って、軍は一体何がしたいんだろ?

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