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あなたの詩(ウタ)コミュの*初めての食事*3

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会話の無い空間が やさしく広がる

心地よく、時が止まっているかのよう

言葉にならない幸福感に 体が歓喜していた。

私たちは 五感で食事を続ける

甘いデザートと、甘い彼の香りが混ざり

その瞳を見つめずにはいられなかった。

赤く染まる空 生ぬるく肌に触れる風
その全てが私を幸せにし、高揚させる

'もっと彼を知りたい 
もっと知って欲しい'


二口目のデザートを食べた瞬間
彼と目が合った。

「おいしい?」

悪戯な微笑みだ。

私は静かに頷き、ゆっくりと飲み込む

彼はとても楽しそうに、手元のグラスに手を伸ばした。

「楽しそうだね」

私も悪戯に微笑み返してみせる

当たり前でしょ?と言わんばかりに
私の目の前で豪快にワインを飲み干す

彼の飲みっぷりは素晴らしく、
食事を始め30分でボトル一本を空けてしまった。

「酔っ払っても知らないからね」

彼は私の忠告を聴かず、ウェイターに手を上げた

「お勧めのワインをお願い。あ、赤ね」

思わず笑ってしまった。
あまりにも彼が子供っぽく、大きく両手を上げる仕草に
とても幸せを感じてしまったから。

その満足気な笑顔に、私は釘付けになっていた。











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