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旧約聖書と福音コミュの列王記?と福音

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本
1.列王記のユニークな特徴
列王記?に述べたように、列王記は基本的にはイスラエルの王の歴史であり、歴代誌と類似している。しかし、単なる歴史的な叙述に終わることなく、それは同時に預言的な文書でもある。そのため、キリスト教の旧約聖書では「セプチュアギンタ」(=70人訳のギリシャ語訳・旧約聖書)にしたがって歴史書の中に分類されているが、ユダヤ教のヘブル語聖書では「(前の)預言書」に分類されている。(「(後の)預言書」には大・小預言書が分類されている。)
2.列王記?の歴史的な背景
列王記?は南北王国の諸王について記されているが、人間の歴史の背後にあって諸国を支配される神は罪深く反逆的なイスラエルの民を、なおも愛と正義をもって取り扱われる。イスラエルの歴史において留意すべき3つの画期的な事件は次の3つである。
?ソロモンの死後、王国が分裂したこと(約930BC)
?サマリアのアッシリア陥落(721BC)・・・・列王記?17:18
?エルサレムのバビロニア陥落(587BC)・・・列王記?24:3
3.南北王朝の特徴と預言的な教訓
北王国・イスラエルの諸王は悪い王たちであった。北王国が早々と滅亡したのは主としてそのためである。南王国・ユダにはヒゼキヤ(716〜687BC)のような良い王もいたし、ヨシア王(640〜609BC)の下では宗教改革も行われた。しかし、エルサレム陥落前の4人の王はすべて悪を行い、主の裁きを免れ得るはずがなかった(列王記?23:31〜25:30)。
歴史を通して学ばなければならない預言的教訓とは、不従順には裁きが伴い、従順には祝福が伴うことである。申命記で再確認された神の律法に対する違反(イスラエルの民の契約違反)は、それに続くイスラエルの歴史の中で、南北両王国の滅亡という形で、あまりにも厳粛に、成就されていったのである。
神の律法が完全に成就されるのは天国においてであり、人間が堕落した以上、律法が成就されるのはキリストの福音を通して以外にはあり得ない。
私たちも例外なく罪人であり、悔改めて福音を信じなければ、滅びなければならない(ルカ13:3、5)。私たちが救われ得るのは、福音を聴き、恵みのゆえに、信仰によってである(エペソ2:8)。アーメン。
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