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シネマカレンダーコミュのゼア・ウィル・ビー・ブラッド

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石油採掘でアメリカン・ドリームをかなえた男の利権争いと血塗られた歴史を描いた社会派ドラマです。

長いね(笑)158分。
ポール・トーマス・アンダーソン(PTA)の最新作ということで、世間でも高評価。
私は映画好きといいながら、PTA作品はこれが初めてです。もともと宗教世界が好きなんですよね??

この映画はヒトの執着の恐さ、が上手く描かれていると思います。
石油への執着、子育てへの執着、宗教への執着。
そして、何に執着するかはそれぞれ違えど、【何かに執着できる(している)】という共通点が、自分を見ているようで、気分が悪い。
なんで、あんなことでムキになるの?と周りは思う。自分の中ではそれはこだわりであり、譲れない執念。

う〜、上手く伝えられない。けど、主人公ダニエルにとってはイーライはもう一人の自分。似たもの同士で、彼を見ていると、自分の中の悪い部分が見えてしまう。気付いてしまう。そんな感じがしました。

そしてイーライはヤバイ(笑)
儀式の時のパフォーマンスには失笑してしまう、迫力。
ダニエルのやられたらやり返す執念も少し恐い。けど、もう迫力があり過ぎてかえって失笑。この笑いは「シャイニング」とか「ゴールデンボーイ」を見た時の、恐すぎて笑えるパターンと似てます。

長いわりにはちょいちょい説明不足な気もしますが、ヒトたらしい男の人生を見るのもいいものですね。

前田評 未

2008.5.6



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