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歌舞伎座「幕見」の会コミュの5月歌舞伎座幕見時間の変更

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幕見のみなさま
どうぞご参照くださいまし。

昼 の 部 上演時間 一幕見席
料金 発売開始
江戸の夕映
(えどのゆうばえ)
序 幕
11:00-11:35 800円 10:30〜
                       幕間 5分
江戸の夕映
(えどのゆうばえ)
第二幕、第三幕 11:40-12:42
                       幕間 30分
雷船頭
(かみなりせんどう)
13:12-13:31 800円 12:50〜
                       幕間 10分
外郎売
(ういろううり)
13:41-14:20
                       幕間 20分
権三と助十
(ごんざとすけじゅう)
14:40-15:58 900円 14:30〜

夜 の 部 上演時間 一幕見席
料金 発売開始
傾城反魂香
(けいせいはんごんこう)
16:30-17:50 900円 16:05〜
                       幕間 30分
上、保名
(やすな)
下、藤娘
(ふじむすめ)
18:20-19:10 700円 18:00〜
                       幕間 20分
黒手組曲輪達引
(くろてぐみくるわのたてひき)
19:30-21:05 900円 19:20〜


昼の部(午前11時開演)
一、 江戸の夕映(えどのゆうばえ)


本田小六 海老蔵
おりき 菊之助
おきん 萬次郎
吉田逸平太 亀 蔵
お登勢 松 也
信濃屋亭主 幸右衛門
黒岩伝内 亀三郎
徳松 男女蔵
松平妻おむら 家 橘
松平掃部 團 蔵
堂前大吉 松 緑
話題とみどころ
 慶応から明治となった年の夏。直参旗本の本田小六(海老蔵)は、幕府を見捨てる気になれず、許嫁のお登勢(松也)をおいて、函館戦争へと旅立ちます。同じ旗本でも、おおらかで現実を肯定する堂前大吉(松緑)は、芸者のおりき(菊之助)とともに、ひたむきな小六の身を案じるのですが……。激動する幕末の人間模様を描いた、大佛次郎の代表作。初演では当時海老蔵だった十一代目團十郎(小六)、梅幸(おりき)、二代目松緑(大吉)がつとめた各役に、その孫の三人が初役で挑戦します。

二、 雷船頭(かみなりせんどう)


船頭 松 緑
雷 右 近 (尾上右近)
話題とみどころ
 隅田川に漕ぎ出した、いなせな船頭(松緑)。急に雲行きが怪しくなり、夕立とともに雷鳴が轟くと、天から太鼓を背負った雷が落ちてきます。船頭とユーモラスな雷のやりとりが楽しい、洒脱な舞踊です。

三、 歌舞伎十八番の内

外郎売(ういろううり)

外郎売
実は曽我五郎 團十郎
曽我十郎  梅 玉
小林朝比奈 三津五郎
梶原景時 團 蔵
梶原景高 権十郎
茶道珍斎 市 蔵
遊君亀菊 亀 寿
遊君喜瀬川 右之助
化粧坂少将 家 橘
大磯の虎 萬次郎
小林妹舞鶴 時 蔵
工藤祐経 菊五郎
話題とみどころ
 工藤祐経(菊五郎)が、小林朝比奈(三津五郎)やその妹の舞鶴(時蔵)らを従え、大磯の廓で休息していると、外郎売に身をやつした曽我五郎(團十郎)が乗り込んできます。工藤に早口の言い立てを所望された五郎は、痰切り薬である外郎の故事来歴や効能を、立て板に水のごとく披露しながら、工藤への敵討ちの機を狙いますが、兄十郎(梅玉)に「時節を待て」とたしなめられます。コミカルな外郎売の早口の言い立てが見どころ・聴きどころの歌舞伎十八番。病気回復した團十郎が、元気に家の芸をつとめます。

四、 権三と助十(ごんざとすけじゅう)


権三 菊五郎
助十 三津五郎
権三女房おかん 時 蔵
助八 権十郎
小間物屋彦三郎 松 也
願人坊主願哲 亀 蔵
願人坊主雲哲 市 蔵
猿廻し与助 秀 調
左官屋勘太郎 團 蔵
石子伴作 彦三郎
家主六郎兵衛 左團次
小間物屋彦兵衛 田之助
話題とみどころ
 神田橋本町の裏長屋では、年に一度の井戸替えの最中。ここに住む駕籠かきの権三(菊五郎)は女房のおかん(時蔵)と、相棒の助十(三津五郎)は弟の助八(権十郎)と、それぞれ喧嘩が絶えない賑やかさです。この長屋の家主六郎兵衛(左團次)の元に、牢死した小間物屋彦兵衛の息子彦三郎が訪ねてきます。彦兵衛は去年までここに住み、人殺しと大金を奪った罪で捕らえられていたのです。大岡越前の名裁きを背景にした岡本綺堂の名作で、江戸の風物や市井の人々が、実にいきいきと描かれています。




夜の部(午後4時30分開演)
一、 傾城反魂香(けいせいはんごんこう)

将監閑居の場

浮世又平 三津五郎
又平女房おとく 時 蔵
狩野雅楽之助 松 緑
土佐修理之助 梅 枝
将監北の方 秀 調
土佐将監 彦三郎
話題とみどころ
 絵師の又平(三津五郎)は、生まれついての吃音のため、師匠の土佐将監(彦三郎)から、土佐の苗字を許してもらえません。女房のおとく(時蔵)が夫に代わって願い出ますが、ますます師匠の怒りを買うばかり。悲嘆に暮れた夫婦は、ついに死を決意します。おとくの勧めで、今生の名残りに手水鉢に自画像を描く又平。するとその絵は一尺あまりもある石を貫き、手水鉢の裏側に抜けるという奇跡が起こります。生真面目で世渡り下手の又平と、かいがいしく夫を世話する女房のおとく。夫婦の情愛と、絵に対して一途な又平の想いが胸を打ちます。

二、 上、保名(やすな)

下、藤娘(ふじむすめ)

『保名』 保名 菊之助
話題とみどころ
 恋人の榊の前を失ってから、保名(菊之助)は正気を失ってしまいました。桜と菜の花に彩られた美しい春の野辺で、恋人の形見の小袖を手に、その幻を追う保名。ひととき二人で過ごした日々に想いを馳せますが、また現実に引き戻され、涙にむせびます。清元の名曲にのせて、恋に身を灼く若者の姿を、変化に富む振付で表現した人気舞踊。初役で保名を踊る菊之助に期待が集まります。
『藤娘』 藤の精 海老蔵
話題とみどころ
 松の古木にからみついた藤の花の間から、黒い塗り笠をかぶり、藤の枝を手にした美しい藤の精(海老蔵)が現れます。可憐な少女と見えた藤の精は、不実な男への想いを胸に、つらい気持ちを踊りに託したり、次第に酔ってゆく様子を艶やかに見せたりした後、再び大津絵から抜け出たような藤の精の姿に戻ってゆきます。立役の海老蔵が、生粋の女方舞踊に挑みます。

三、 黒手組曲輪達引(くろてぐみくるわのたてひき)


番頭権九郎
花川戸助六 菊五郎
紀伊国屋文左衛門 梅 玉
鳥居新左衛門 左團次
新造白玉 菊之助
牛若伝次 海老蔵
遣手お辰 鐵之助
朝顔仙平 亀 蔵
俳諧師東栄 友右衛門
三浦屋女房お仲 田之助
三浦屋揚巻 雀右衛門
話題とみどころ
 三浦屋の新造白玉(菊之助)は、自分に入れあげている番頭の権九郎(菊五郎)に、廓から連れ出してもらいます。そこへ白玉の間夫の牛若伝次(海老蔵)が現れ、権九郎は池に突き落とされてしまいます。一方、新吉原仲之町では、白酒売りの親父新兵衛をなぶる男たちを、黒手組の頭分、花川戸の助六(菊五郎)が助けます。『助六』の登場人物を使って世話物に仕上げた、河竹黙阿弥のパロディ狂言。道化の権九郎と助六の二役を替わる菊五郎に揚巻の雀右衛門も出演。趣向に富んだ三幕をお楽しみください。






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