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実験美術舎 “jicken5”コミュの花びらの紋章

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ピカソを封印しマチスを盲目にしたあの銀髪の男が現れて以降、すべての芸術は沈黙した。

最早いわゆる世界中の都心部で生まれた現代美術には期待なんかしていない。あの貧弱な美術畑の連中がこぞって探し求めている美術ゲームには何の意味もなく宙ぶらりんの世界しか見えてこない。
もう芸術のための芸術にはうんざりしている。

実験美術舎は、血生臭い動物の糞尿にまみれた生命の匂いと、家族のために闘う汗臭い労働者の魂を探求する。
地球を捨てて宇宙を目指すバカな真似はしない。我々は地球にとどまる。
もう一度人間を動物に近づけることを望む。

明日の食うものに困った者は、芸術なんて必要ない。芸術よりもメシを選ぶだろう。
世界の先住民族が構築してきた芸術と呼ばれている過去の偉大なる遺産は、本来芸術のために作られていたわけではない。
彼等は生活のために限られた時間のなかで装飾を編み、動物のテリトリーに侵入するときの魔除けのためにとアクセサリーを身につけて、肉体に刺青を彫り込んだのだ。それが後世の美術世界でデザインと呼ばれるようになっただけのこと。
その大事な起源を繋げていかなければならない。そこで流れていた風や、生活の空気を見落としてはいけない。
臭いものだって、芸術になることも。


よく気味悪がられるが、毒は本来美しいもの。
それを呑み込む器がない者には命とりになるが、毒を必要としている生物も存在することを忘れてはならない。

自然界にとって毒は必要不可欠で、毒がなくては生態系のバランスも保てなくなる。
時によっては毒は身を守るための武器となる。
しかし、毒そのものには、殺す意思はない。


実験美術舎は、毒を武器とし自然界と調和することを目的とする。

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